18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 慶應義塾大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの学生生活(大学時代・大学院時代に限定)において、もっとも注力したことを 具体的事例を挙げてご説明ください。
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A.
私は大学4年間行った個別指導塾の塾講師のアルバイトにて、担当した中学受験生を志望校合格へと導きました。そのアルバイトの中で、以下の2点に注力しました。 1.宿題の分量の調整 1人の生徒に対し科目ごとに担当講師がつき、約3人の講師が分担して授業を行いました。私の担当小学生の1人が宿題の答えを丸々写して提出しました。その原因は、他の科目と合わせると1週間分の宿題の量が多すぎたため、生徒が解く気力を失くしたことにありました。そこで、状況を室長に報告し、打開策として私は宿題記録表の作成を提案しました。これは各教科担当講師が宿題に出した内容と分量を毎回記録し、生徒がつまずいた内容も明記することで、情報の共有化を目的としたものです。室長の了承を得た後、他の講師にも協力を仰ぎ、実行に移しました。その結果、今週は国語の授業内容に生徒がつまずいているから算数の宿題を少なめにする、など臨機応変に講師間で対応できるようになりました。また、他教科の進み具合も共有できるため、苦手分野を補おうと講師間での連携も強まりました。 2.担当科目の成績向上 私は主に中学受験生の算数を担当しておりました。算数が苦手な生徒の多くは、基礎が不十分なうちから応用問題に手を出してしまっているために、問題を解く糸口が掴めず途中で手が止まってしまいます。そこで、私は生徒に基本問題を再び解いてもらい、本人が解けると思っていた問題でも最後に解いてから時間が経つと解き方を忘れてしまっていることを認識してもらいました。そして、基本問題を完全に理解するまで繰り返し解くことの重要性を説明し、基礎力の向上に徹底しました。すると、多くの問題が基本的な問題の組合せから成ることに生徒が気付けるようになり、最大で算数の偏差値が41から57まで伸びた生徒もおりました。 この2点を特に注意し生徒を指導した結果、担当した生徒5人全員が第1または第2志望校に合格しました。また、積極的に授業体制を改善する姿勢と生徒への対応が評価され、私は室長からアルバイト主任に任命されました。 続きを読む