【人生を具体的にイメージ】【17卒】ＳＢＩ新生銀行の冬インターン体験記（リテールバンキングコース）No.734（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

金融業界に2月ごろ興味を持ち始めたが、ほとんどの企業は締め切りを終えていた。新生銀行だけはまだ申し込みできたのでここにした。

グループディスカッション

「タケコプター」と「どこでもドア」を販売する場合、どちらを販売するほうが経済効果は大きいか。

経済効果という漠然とした言葉からどのような主体に影響があるのか具体的に検討しているかということも評価されていると感じた。最初に議論の流れをしっかりつくることは大事だと思う。

金融の特にリテール業務に関する理解を深める

1日目にやったこと

金融業界に関するレクチャーと、新生銀行や銀行の歴史に関する講義。そのあとにワークの説明があって、今後の流れを確認した。

2日目にやったこと

前日の話し合いの続きでより具体的に検討した。ある顧客のモデルケースを与えられ、その人にどのような資産運用の提案を行うかというワークだった。リスクに対する姿勢や今後のライフイベント等を踏まえながら進めた。

3日目にやったこと

午前中にワークを完成させ、発表できる形にした。午後に社員の前で発表したが、私たちの班は他の班よりリスクをとった提案をした。社員の意見としてはリスクをとった提案は今回の顧客に対しては合理的だという評価を頂いた。

人事部長　人事部社員

なし

提案を検討している段階で、整理の仕方がフローチャートや場合分けをうまく使っていてわかりやすかったが、もっとその人の人生を具体的にイメージすると提案も変わるといわれた。

リスクをとるべきかリスクをとらず安全な運用をとるべきか決めるときが大変だった。どちらをとるか決める際に、顧客の人物像に関してなかなか結論が出なかった。顧客の人物への評価以上に、その参加者のリスクに対する考え方が影響していると感じる場面もあった。

顧客データの分析は一つではないということを知った。数字をどのように評価するかという場面において、相手がどのような人物かをどれだけ正確に理解するかが提案の良しあしにかなり影響してくる。これを意識したほうがいいと思った。

金融業界のどのような部門に興味があるかを考えてインターンに応募するといいよかった。なんとくリテール部門に参加したが、この部門に行きたいとは感じず別の部門にすればよかったと思ってしまった

実際に職場でワークをするわけでもなく、また社員との関わり合いが多いわけでもない。インターン期間中の大部分は学生との議論で終始し、実際の仕事がどのような感じなのかはよくわからなかった。

人柄としては自分と似ている人が多いと思った。これから就活を始めようという人が大多数で、そんなに自分と変わりないような人が大多数だったので、応募すれば内定をもらえなくもないのではないかという感じがした。

その会社に関する理解が深まると、その会社が抱える問題も知ってしまうから。特に新生銀行の場合、公的資金の返済のめどが立っていないなど経営的にほかの銀行と比べて危険に感じたし、かなり時間がかかるように思ったから。

インターン後に、フィードバックセミナーに参加すると、本選考のグループワークを免除するといわれたので、多少は有利になった。

実際に支店に行って、支店見学が行われた。職場に実際に行ったり、職員の方に質問できる時間も1時間以上あったと思う。

金融を中心にかんがえていた状況だった。特に都市銀や地銀をメインに考え、すこし政府系も考えていた。金融は専門的な職種であこがれもあり、また幅広い業務、高い給与水準等が魅力だった。

銀行は国からの規制を強く受ける業界ということに気づいてその点も志望先を考える際に考えるようになった。特に地銀は再編の中で金融庁からの目が厳しいような銀行は志望先から外して、地域でトップのシェアを握っている地銀に絞るようにした。