(最終面接の5分間スピーチにまとめた内容)
スカウトサイトを通してISIDからオファーを頂き、参加したオンラインイベントをきっかけに、それまでメーカー志望だった私がSIerを志望するようになった。まず、SIerを志望する理由を説明する。
一つ目が、ITを用いて企業を支援するという点に魅力を感じたことである。私には「指導してもらう先輩によって、後輩の研究結果に差が生じ、教授から怒られた経験」がある。これは、研究室という形態上起こる問題であり、言うなれば”情報の伝達”が上手く行われなかった結果である。当時は、自分から後輩全員に対して講義を開き、体系的かつ統一された研究手法を教えた。この情報の伝達によって研究室で不便な経験をしたというのは、企業でも起こりうることだと、ISIDのイベントでSIerを知った時に考えた。設計から開発にプロジェクトの段階が移行するときや、単に設計図を分担して書く場合でも、人が関わることによって起こる情報伝達の問題というのは多くあり、大きなロスを生み出す。自分の経験から、研究におけるデータ解析・考察というった本質に時間を割くためにも、こういったロスを削減することが必要だと強く感じた。自分が経験した不便を、仕事として解決することができれば、やりがいを感じられると思いSIerが魅力的だと感じた。また、多くの製造業を支援することによって、間接的に技術の進歩に貢献できると考えた。
次に、自分自身が「相手の考えを引き出すことが得意」だという点がある。研究室では、担当教員が外国人であるため、論文の要旨や、研究紹介ビデオの翻訳を任される機会があった。先生の言いたいことはなんなのか、ということを話を通して聞き出し、それを正確に翻訳することが楽しく、やりがいを感じられた。同時に先生からも評価していただき、自分の得意なことだと気づいた。SIerのようなコンサルティングを行う職業において、相手の要望をより深く引き出し、「相手自身が気づいていないようなこと」を引き出すことができる自分の力というのは、きっと役立つに違いないと思った。やりがいを感じられ、得意なことでもあるこの能力を活かして仕事がしたいと思った。以上がSIerを志望する理由である。
ISIDには「本質を掴む」という強みがあり、自分の得意なことと共通する部分があると思った。相手に寄り添い、サービスをただ提供するだけでなく「なぜこのサービスを顧客は必要としているのか」を考える姿勢は、ISIDの大きな強みであり、同業他社よりも秀でている点だと感じた。実際にHPの実例を見てもそれは明らかであり、魅力を感じるとともに共感できる強みであった。
また、このような強みを生み出す根本的な強みが「人間魅力」であると感じた。人間魅力あふれる社員が、自分らしく、長所を存分に発揮できる環境で働いているからこそ、ISIDの企業としての強みが生まれていると感じた。自分自身がもつ色々な強みを存分に発揮するためにも、人間魅力あふれる環境で自分らしく働きたいと思い、ISIDを志望した。
続きを読む