17卒 本選考ES
研究職
17卒 | 岐阜大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
ガングリオシドSJG-2の合成を目的に研究を行っています。昨今、神経疾患は治療が困難な病であり、神経細胞同士の相互作用が失われることで引き起こされます。近年、神経細胞の突起伸展を促す作用が示されたガングリオシドという化合物が発見されました。中でもマナマコから単離されたSJG-2は最も強力な活性を示し、注目を集めています。しかし、詳しい作用機序は明らかになっておらず、解明に向けて、化学的な合成が望まれますが、構造が複雑であることから合成を 達成した人はいません。現在、私は合成にあと一歩の段階まで到達しています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は計画性を持って行動できます。学部生時代に行っていた流通工場でのアルバイトでは、製品を仕分ける際にこれまでの手順にとらわれることなく、最も効率的な手順を模索した結果、他のパートの方々の2倍以上作業を行う事ができました。 また、流通工場でのアルバイトをしていた時と同時期に塾講師のアルバイトも行っており、どちらのアルバイトに対しても支障をきたすことなく行う事ができました。その際の大学での講義についてもアルバイトを言い訳にせず、良い成績を取ることができました。研究室においては限られた時間の中、自分の実験だけではなく、授業、研究室の仕事、後輩の指導、アルバイトをするため、前日に翌日の予定を立てる、手が空いた時には計画を前倒しで行うといったことで、一つも疎かにすることなくできています。社会でもこの力を活かし、効率よく多くの仕事をこなし、貢献していきたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
大学院での研究、実験に多くの力を注ぎました。未だかつて合成が達成されていない化合 物の合成という目的の元、平日、休日問わず、週7日研究室で朝から晩まで実験に没頭し ています。各段階の反応において、合成するだけで満足せず、条件検討によって収率の改 善にも取り組みました。自分が考えた反応条件で思い通りの結果に繋がった時の快感は素 晴らしいものでした。当然ながら、思い通りに進まないこともありましたが、決して諦め ることはせず、自分なりの考えをしっかりまとめ、時として研究室のメンバーと問題点の 改善策について議論を重ねることで、高収率で目的物を得ることに成功しています。この 経験から一人で抱え込まず、周りの人達と協力する必要性を感じました。このような研究 過程で身につけた粘り強さ、周りと協力する力を仕事においても発揮し、何事にも挑戦し ます。 続きを読む