18卒 本選考ES
総合職(技術系)
18卒 | 東北大学大学院 | 女性
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Q.
あなたがこれまで挑戦してきたことの成果と、その経緯を教えてください。(600文字以内)
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A.
高校生の頃、百人一首競技かるた部に所属していました。私の高校は毎年全国大会には出場するものの、他県から弱小と噂されるほど弱いチームでした。それがとても悔しく、勝てるチームになりたい!と強く思うようになりました。二年生の時点で部長となった私は、練習日を増やし、かつ一年生の勧誘に力を入れました。強いチームになるにはそれが最善だと考えたためです。勧誘では競技かるたについて、分かりやすくユーモラスに紹介をしました。その結果、一年生は十四人も入部。部全体が活気づきました。人数が増え、今度は部をまとめることの大変さを実感しました。意見を主張することが苦手であった私は、練習中に私語が多いことも指摘できず、部長失格だと悩んだことがあります。そこで同期に相談したところ「あなたは人の気持ちを敏感に察することができる。威厳はなくても親しみやすさがある。そういう部長がいたっていい。」と助言をもらいました。そこで初めて、自分は人の上に立つよりも、相手と一緒に考えるほうが向いていると気づきました。それ以降考え方を改め、親しみやすい部長であろうと心掛けました。相手と真摯に向き合う姿勢を大切にするうちに、自分の考えも伝えられるようになり、後輩から相談される機会も増えました。活発なコミュニケーションをとりながら練習に励んだ結果、これまで一勝もしたことのなかった私達が全国大会でベスト16まで勝ち進むことができました。 続きを読む
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Q.
あなたが社会人になって仕事をするにあたって、一番の原動力となるものはなんですか。(400文字以内)
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A.
「自分の力でお客様を笑顔にしたという達成感」が一番の原動力であると考えます。私にはたくさんの人々に食を通じて幸せを届けたいという大きな夢があります。ここで重要なのは「私が」開発した製品によって幸せを届けたいということです。この夢を抱くようになったきっかけは、飲食店におけるアルバイト経験を通して、学生ながらに人々に「おいしさ」を届けることの喜びを実感した経験があるためです。また、私は料理が趣味であり、よく友人に手料理を振る舞います。盛りつけや栄養バランスを考え、その人のために作った食事をおいしそうに食べてもらうことにとても喜びを感じます。そのため、「おいしさ」を届け、人々を笑顔にすることが、自分にとってのやりがいに繋がると考えました。「自分の力でお客様を笑顔にしたという達成感」が、また次の開発へのモチベーションとなり、持続的にやりがいと感じながら仕事に取り組めると確信しております。 続きを読む
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Q.
現在の食品メーカーに求められているものはなんだと思いますか。あなたの考えを自由に記述してください。(400文字以内)
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A.
現在の食品メーカーに求められているものは「調理の楽しさを見直すこと」だと考えます。近年では、いわゆる調理の手間がかからない食品が多く市場に出ています。冷凍食品やレンジ調理食品など、そのまますぐに食べることができ、これらの製品は味のクオリティも高いです。もちろん、そういった食品は人々に調理の簡便性や時間の余裕を与えているという点で、とても魅力的な食品だと思います。一方で、私は「調理をする楽しさ」も忘れてほしくないという想いがあります。誰かのためを想って用意する食事には、出来合いのものと比べて「おいしいものを届けたい」という調理者の想いが詰まっています。この想いをプラスする過程がある食品も見直されるべきだと考えております。調理の簡便さが魅力としてうたわれる今、対照的に「何かを自分の手で作りたい」という想いを抱いている消費者に向けて、調理をする楽しさを伝える食品が必要であると考えます。 続きを読む