【未来を航海せよ】【21卒】内海造船の技術職(設計)の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8603（高知大学/女性）（2020/6/26公開）

工場見学時の面談

用紙が配布され、就活の状況、自己PR、アルバイト経験、サークルなどについて記入する。その後、記入した内容について質問されるため、答える。

SPIと言われていたため(実際は違ったが)、SPIの対策。また、小論文で業界について問われるため、業界研究。

筆記試験に関しては、国語(漢字の読み書きや四字熟語)、一般常識(造船に関連した内容もある)、数学(中学、高校レベル)、物理(設計職志望だったからかもしれない、物理基礎のレベル)、英語(英作文もあるが難しくはない)が小論文のほかに出題される。ただ、筆記よりも面接重視という風に言われていた。また、SPIと言われていたが、SPIではなかった。

全ての質問に正直に答えることを心掛けました。また、対面での面接はあまり経験がなかったのですが、普段よりもゆっくり目に、相手の目を見て話すことを心掛けました。面接では業界について深堀されることは無いため、それよりも自己分析の方が重要だと思いました。聞かれたことに対して、どうしてその行動をとったのか、なぜ、ということを伝えられるように考えて話したことが評価されたと感じています。

穏やかな雰囲気。志望動機も聞かれるが、それよりもその人がどう育ってきたのかということを深堀される。履歴書の内容重視。

学生時代頑張ったこと

私が最も頑張ったことは学業です。特に、苦手意識のあった化学を得意にすることを目標に取り組みました。そのために以下の3点に力を入れました。1点目は、図書館で毎日閉館時間まで勉強することです。2点目は、どんなに些細な疑問であっても、質問して必ず解決することです。3点目は、英語で行われる試験を想定して、普段から英語での解答を併記することです。結果、全履修者中で1番の評価を頂くことができました。今では化学に対する苦手意識はなくなり、得意だと言えるようになりました。私にとって設計職は大学で学んだ分野とは全く異なるものです。しかし、このように苦手な化学を得意にした経験を活かし、粘り強く取り組みたいと考えています。

島で暮らすことについてどう思うか

私は島で暮らすことに魅力を感じています。幼少期から大学在学中の現在まで、身近に海のある環境で育ちました。ですので、周囲を海に囲まれた島という環境は馴染みのあるもので、抵抗はありません。また、島といっても離島ではなく、橋で本土と繋がっていますし、車がなくてもフェリーに乗れば本土へ行くことができます。島には本土と同じようにスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストア等の施設がありますし、幼稚園、小学校、中学校、高校といった教育機関もあります。長く勤めるという視点から考えても、島だからといって特段不自由に感じる点はないと考えております。むしろ自然に囲まれた環境で働くことは、仕事とその他の時間の切り替えが気軽にできることであり、魅力に感じています。

就活を辞めるよう指示はされなかったが、2週間以内に内定承諾書を提出するようすぐに書類が送られてきた。

工場見学時から社員の方々とのコミュニケーションを大事にした方がいいと思う。造船は1人では行えない、チームワークが大事になるため、その点を面接でも重視されていた。ただ、工場見学時から担当してくださる人事の方が、その後もこまめにメールで連絡を下さるため、その対応を疎かにしない、大切にする必要がある。設計職ではあるが、全く関係のない農学系の学部出身であっても採用していただくことはできる。ただ、その際はどう頑張れるかを話せるようにしておいた方が良い。

自分のことを自分でどれだけわかっているか、それを言葉にして伝えられるかだと思う。他社よりも自分自身について聞かれることが多く、中学生の頃の話も聞かれた。人の能力は努力で変化させられるが、性格や価値観はそう変わるものではないため、こうしたことをどれだけ自覚していて、どう生かせるのかが見られていると思う。私は過去について聞かれる中で、どうしてそのような行動をしたのか、結果よりも考え方を伝えるようにしたため、内定を頂くことができたのだと感じた。

社員の方々との距離が特に近いため、素を出しすぎるのは良くないと感じた。対応してくださった人事の方々が直接採用の決定に関わっているのかどうかは不明だが、距離が近いからといってフランクになりすぎると時には悪印象を与えてしまうと思う。

• 福利厚生・手当・働きやすさ
• 給料・待遇

株式会社ワールドインテック

自身が大学で学んできたことを活かせる、理系であればやはり研究職は魅力に感じると思う。ただ、新型コロナウイルスが流行し、景気が不透明な現在、正社員型とはいえ派遣として働くことに不安があった。家族からもいくら正社員型とはいえ、派遣であれば働き先がなくなってしまう、将来の保証がないのだという点を反対された。造船業界も明るいとは言えないが、設計職であればCADの実務経験が身に付くこと、福利厚生が非常に充実していることから入社を決めた。