【0から1を大切に、飲食店に寄り添う】【21卒】出前館の総合職の本選考体験記 No.9295（慶應義塾大学/女性）（2020/7/15公開）

熱い思いを持っていることを評価していると思いました。思いだけでは乗り越えられませんが、今までトラブルや困難があっても熱い思いを持つことで、何とか達成・実現したというエピソードを伝えることで、評価されたと思います。

面接官は無表情であった。典型的なガクチカから聞き、そこから深掘りされた。かなり批判的な質問もあり(「ここはこういう課題があったと思うが、それには取り組まなかったのか？」など)、落ちたと思っていた。

エントリーシートに書いた志望度の高い三社の事業内容となぜ志望度が高いのかを教えてください。

一社目はスマホゲームを作っているベンチャー企業です。総合エンタメ企業を目指しているという点で、私の幅広いエンタメへの関心にマッチすると思いました。また、貴社と同様、成長フェーズにあるので、会社が大きくなっていく段階に関われることを魅力に感じております。二社目も同様に、総合エンタメ企業である点と、この会社はインターンシップに参加したのですが、そのときに企画力の高さを感じました。社員さんが講師として普段行っている企画の手順を、学生に教えてくださったところに、惜しみなく企画の手法を教える企画力の高さを感じました。三つ目は、スタートアップ企業です。説明会の際に漠然と解決したい社会課題は持っているが、まだ明確化していない人に向いているとおっしゃっていたためです。

出前館に興味を持った理由を教えてください。

御社を志望した理由は二つあります。一つ目は0から1を大切にしている点です。私は頭の中のイメージが実現するときにもっともやりがいを感じます。新規企画は実現するまでに様々な壁があったり、ボツになってしまう案もとても多いと思いますが、企画が実現した時の達成感は企画をやり抜いた人の特権だと思います。そのため、0から1を大切にする御社でやりがいと目標をもって働くことができると考えました。二つ目は、先日放送されたカンブリア宮殿を拝見し、飲食店に寄り添っていることが分かったからです。営業の方法やそのままの味が届くように容器を工夫しているところなど、飲食店に寄り添っていらっしゃっているところが強みであると思いました。私に普段のチームでの姿勢に似ているため、共感しました。

雑談っぽかったり、一次面接とは異なり、深掘りされるというよりは様々な選択肢の選定理由などを浅く聞かれた。質問はポンポン変わっていったが、選定理由は自分なりに一貫性を持たせたり、仮説を立てた上で行動をしたことをアピールした。実際に評価されたポイントのフィードバックをいただいたが、志望校やサークルの選定理由がしっかりしていることが評価されていた。

一次面接より温厚な人が出てきた。終始雑談のような雰囲気であったが、しっかり裏付けのある説明をするようにした。家族などプライベートのことも聞いてきた。

出前館を利用した良さや改善点を教えてください。

良い点は、飲食店に寄り添っている点です。カンブリア宮殿を拝見したときや面談のときに、本来の味が損なわれないような容器の開発をしていることを知りました。実際に利用してみて、温かく、味も店で食べる時と同じであると感じました。
改善点は、送料が高いことです。例えば800円の食事を頼んでも、送料が300円であると1000円を超してしまいます。特に少人数で違うところから頼みたいとなると、かなり割高に感じられ、近くのスーパーやコンビニに行ってしまうと思います。飲食店の利益などトレードオフではありますが、出前を当たり前のものにするためにはもう少しコストを低くしなければ難しいと思います。そのため、品質を下げるのではなく、カットできそうな無駄なコストを探して下げることが必要であると考えました。

尊敬している人は誰ですか？

高校の個別指導の塾の先生です。たまたま自分が今通っている大学の学生であったのですが、実はその先生の影響を受けて現在通っている大学を目指すようになりました。先生は話していて、すごく自分の芯となるような軸を持っていたり、多様な価値観や視野をお持ちであると感じていました。私は部活動などがあり、高校生までは家と学校の行き来で世界が完結していて、視野が狭いことを自覚していて、それを広げたいと思っていました。そこで、先生と同じ大学に行くことで、先生のような多様な価値観を持っている人と出会って話すことができるのではないかと仮説を立て、目指すことにしました。実際に行ってみた結果そのような人が多く、先生への尊敬は強まりました。