【多様な人との関わり、知識還元】【21卒】豊通マシナリーの冬インターン体験記（理系/総合職）No.7997（名城大学/男性）（2020/1/29公開）

理系学部に所属しているが、大学在学中に海外に一人旅をした経験から、多様な人との関わりがあり、自分自身の知識を世の中に還元できる仕事は何かを見つめなおした時に商社業界が思い浮かんだ。しかし、当時の私は商社という業界が果たす役割の重要性や仕事内容についての知識が皆無であったため、まずは内情を知りたく応募した。

インターン選考はエントリーシートとWEBテストのみであった。エントリーシートについては、本インターンで学びたい事を自身の経験と結びつけながら端的に記述した。WEBテストについてはサマーインターンで数回受験していたため、それほど対策はしなかったが、問題集を参考にして自分が苦手な言語分野と非言語の推論については問題を解いた。

商社業界について理解しよう。商社で活躍する人材とは？

前半にやったこと

前半では、豊田通商が行うビジネスや強み、総合商社と専門商社の違いについて説明があった。
その後、事前に受験したSPIの結果がシートで返却され、商社で活躍する人材の性格や物の考え方を自身の結果と照らし合わせた。また、自己分析について人事の方から個別にフィードバックを頂いた。

後半にやったこと

初日はビジネスマナー講座として、名刺の受け取り方や身だしなみについて指導があった。その後、メカトロジャパンテック2019に営業社員と共に同行し最新の機械技術について触れた。2日目は新潟に行き、商社営業のリアルな現場を見る事が出来た。そこで商社が果たす役割や商談の進め方を自らの肌で感じ取った。最終日には初日と2日目で得た学びをパワーポイントにまとめて、人事の方とインターン生の前でプレゼンして終了。その後、懇親会。

なし

自己分析を行う時に、自分の主観のみならず、他者にも意見を求めて行うと良いとフィードバックを頂いたこと。確かに、面接内容の評価はあくまでも他人がするものなので、自分が良いと思っても相手が良く思わないと意味がない事を気づかされた。さらに、エントリーシートは誰が読んでも分かるような文章構成の方が良いというアドバイスもいただいた。

最終日にプレゼンの発表があったため、メカトロでの気づきや営業同行での気づきを忘れない内に、携帯のメモなどに記録し、帰宅した後にスライドに落とし込むところが大変であった。また、営業同行では、学生ではあるが豊通の社員として出向いているので、相手先に失礼の内容に身だしなみや言動にとても神経を使った。

商社業界が果たす役割を座学と営業同行を通して体感することが出来た。また、商社は直接、モノを作らないが故に、取引先との信頼関係の構築に多大な労力を費やしていることも、社員の方が打ち合わせを行う中での話で感じる事ができた。関西の商社のインターンにも参加したが、都市により社風が全く違う事にも驚いた。

商社が介在することで生み出せる付加価値と、豊田通商が持つ強みを事前に調べておくことで、当日行われたグループ面接での逆質問で自分が納得のいく回答を得られたのかもしれないと感じた。商社、特に機械を扱うが故に一つの案件にかかる責任も大きく、その仕事内容についての質問をもっと深く考えておくべきであった。

今回のインターンシップでは営業同行という形で実際に、新潟県まで営業マンの方に同行した。
そこでの仕事の流れや気を付けている事を実際に質問することが出来た。また、メーカーが相手という事もあり、専門的な用語が飛び交う打ち合わせにも同席させて頂き、理系学部所属である自分が、商社業界で働く上で知識や強みが生かせそうな場面を目撃し、理系の強みも発揮できる業界であると感じた。

実際のインターンシップを通して現場を見た上で、それを今後の面接に盛り込むことで、インターンに参加していない学生との差別化につながると感じるから。また、人事の方からの接触も頻繁にあり、今後の選考や会社の雰囲気などに疑問を残してほしくないという思いが感じられました。

志望度が上がった理由としては豊田通商の7つの事業セグメントの内、機械・エネルギー部門の中核を担う企業である事、及び、トヨタグループの商社という特性からメーカー系商社に特有の落ち着いた人が多い印象を受け、自分の性格にも社風があっていると感じた。

最初の1st-legのインターンシップの際に、これは実質に1次選考である事を人事の方から伝えられた。選抜型のインターンシップであるという構成になっており、インターンの選考ルートになっている。

もともと、サマーインターンの選考では鉄道車両メーカーや鉄道会社を見ていた。自分は電車や飛行機といったものに興味があり、なおかつ理系であることから、メーカーの技術職を中心に見ていた。また、工作機械メーカーにも興味があり、DMG森精機のインターン選考を行ける中で、工作機械が社会に果たす貢献性を再認識し、工作機械の日系四大メーカーのインターンにも参加した。

漠然とかっこいいや高収入というイメージの商社業界であったが実際は泥臭く地味な仕事が多いなという印象を受けた。しかし、理系として培った知識を様々な業種に還元でき、利益を生み出せることに大きな魅力を感じる共に、様々な商材を扱えるという点で、メーカーとは違う面白さに気づき、若手から大きな裁量を持たせてもらい、海外経験もできる商社に関心を持った。