【カード業界の挑戦者】【19卒】三井住友カードの夏インターン体験記（理系/総合職）No.996（千葉大学/男性）（2018/1/30公開）

もともとカード業界に興味があり、業界のパイオニアである会社を見たかったから。正直、初めて応募したインターンで知名度で応募した部分もある。また、年度によっても違うようだが、院単参加者限定の早期選考もあると聞き、応募の決め手となった。

ESは提出前に大学のキャリアセンターで添削して頂いた。グループディスカッションは特に対策しなかった。

クレジットカードを使った新規事業

前半にやったこと

初日は、新しいカードの開発のワークを行った。既存カードの顧客情報の一部を資料として、ニーズに合った或いは新たなニーズを生み出すカードを提案することが求められた。

後半にやったこと

2日目以降は、最終日のプレゼンテーションに向けて、クレジットカードを利用した新規事業を考えることに全日を費やした。なお、各日簡単な業界の説明やリフレッシュのためのゲームなどが行われた。

人事

ギフトカード3000円

最後に班のメンバー全員でお互いにコメントを言い合う時間が設けられ、参考になった。また、人事社員の方と一人一人別日でフィードバックがあり、学生に対して人事が異常に少ない割にはかなりしっかり見られているように感じた。

テーマが新規事業と漠然としたもので苦労した。現在の日本の状況がまとめられた20枚程度の情報シートは渡されたものの、特に具体的なデータ等は与えられず、インターネットで分かるような情報から無理矢理筋道を立てて新規事業を提案するしかなく、あまり良いものが出来たとは思えなかった。

これが初めてのインターンだったので、グループワークをどうやればうまく進められるかを考え、また他の人の立ち回りを参考にでき、次以降のインターンに活かすことができた。倍率が高い（らしい）GDを通過している人たちなので、そこそこ議論のレベルは高かったと思われる。

もう少しグループワークの基礎やコツを学んでおけばよかった。ただの普通の参加者程度にしかチームに貢献できなかった。

新規事業を考えるという漠然としたものであり、しかも実際の業務でこの事業に携わるにしてももう少し有効なデータが与えられて行うものと考えられるため、将来働いている自分は想像できなかった。また、話ができる社員も人事の社員のみで、現場の雰囲気もよくわからなかった。

この会社のみならず所謂そのた金融と言われる業界全体に言えることだが、そもそも新卒の採用人数が銀行と比べて少ないため、インターンに参加していようとなかろうと選考の難易度が難しいのは変わらず、また露骨なインターン参加者への選考の優遇等も行われないため。

インターンシップと実際の業務が離れているため、実際に入社後何をするのかが全く想像がつかず、志望度は上がることも下がることもなかった。お話が出来た社員の方も人事の方数人と座談会にいらっしゃった現場の方5，6人のみで、社風についてもよくわからなかったため、やはり志望度は特に変化しなかった。

インターンで特に優秀な学生には特別な選考が用意されている可能性はあるが、一般の学生には選考の最初のほうのステップがカットされるだけで、面接を５，６回も受けるのは変わらないから。

親が銀行員であったので、金融業界、主に地方銀行、クレジットカード会社、リース会社、信販会社などのその他金融を目指すことにしていた。その中でも、各業界の中で上位に位置する企業を志望していた。これは、単に早めに就職活動をするのだから年収も高い上位企業を目指してい見たいと思っただけで、特に深い理由はない。

クレジットカード会社は自分には合わないように感じた。理由は二つあり、一つ目は会社の事業自体が既存の決済インフラをよりよい新しいものに変えるという目標がある以上発想力が求められ、保守的な考えを持ちがちな自分とは合わないと思ったことで、二つ目は一緒に参加した学生が所謂ウェイ系というような、騒がしい人が多く、自分と会わないと思ったからである。