【笑顔満載のボランティア体験】【17卒】ニチコンの1次面接詳細 体験記No.1572（豊橋技術科学大学/）（2017/6/13公開）

ボランティアサークルでの活動内容は細かく聞かれた。活動内容や規模といったことはもちろんであり、子供と遊んで楽しかったことやそのために辛かったことなどほぼ雑談のような形にはなったが質問の中でも大きな割合を占めていたと思う。はじめの方に聞かれた内容で、その後の質問はさらに面接官の方が優しく対応してくれていたように感じた。ほかにもボランティアの話をしている学生はいたが主体性がなかったためか自分よりも早い段階で質問が終わっていた。

終始笑顔で対応していただき、本格的に始まる前は、「みんな緊張してないね、結構慣れてるのかな。」などと雑談ぽく話しかけて下さり、面接中もそんなこともやってるんだなどと興味を持って話を聞いてくださったため雰囲気はよかった。流れは、学生に順番に話を振っていき、興味のある内容には質問や感想を加えていく形式で進んだ。そのため、話の長さは学生により様々だった。

職種はどのようなものにつきたいのか、詳しくを教えて下さい。

私は設計、生産技術に取り組みたいと考えております。回路設計などは装置の効率を大きく左右するポイントであり、同じ製品を用いても差が生じる数少ないポイントであることから大きな誇りを持てると感じました。生産技術は御社での理念にもある明るい未来を創るためにも、まずは土台となる今を創っていく必要があると考えております。そのためにも、よりよく高品質のものづくり、不良や不具合の軽減による、安心の提供を行っていきたく感じたためです。また、それらの中でも蓄電装置のコンデンサ周りを担当したいと考えており、私の研究室テーマのカーボンナノ材料を用いたエネルギーデバイスの開発がそこで生かしていけたらと考えております。

大学時代にやり遂げた、誇れるようなことはありますか。

私は大学で所属している知的障害を持った子ども達と交流をするボランティアサークルにおいて、リーダーとして企画進行と運営を行いました。この時、子ども達1人ひとりの抱える症状が異な中、みんなが楽しめ、より喜んでもらうことを目標に取り組みました。私達のサークルでは1日を通して子どもと交流するためしっかりと責任を持たなければなりません。そのため、目標達成するうえで安全性に重きを置き、子ども達に危険がないかを先輩方のアドバイスを基に3カ月前から考え、使用施設の下見や、スケジュール調整といった準備を進めました。しかし、企画を進行していき、私が当初に考案した遊びや行事を他のメンバーと議論すると、問題点がいくつか出てきました。そこで、私は、再度子供の立場となり。何ができ、何ができないかを過去の資料を参考として企画を煮詰めていきました。そして、再度議論すると特に修正することもなく、メンバー全員から承認を得ることができました。その時の影響で、スケジュールに遅れが出てしまいましたが、それぞれメンバーが今までこなした仕事を基に割り振り遅れを取り戻すこともできました。結果としては怪我やぱニックが起こることもなく子供やその親御さんにも笑顔で「楽しかった」、「またやりたい」といってもらえ、先輩方からも高評価をいただけました。また、この経験から、「企画・運営を行うことの責任」と「相手の気持ちになって行動することの大切さ」を同時に学びました。このことを教訓に今後も相手側に立ち、物事に確かな責任を持って取り組んで行きたいです。