21卒 本選考ES
研究開発職
21卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代、最も力を入れて取り組んだことについて記入ください。(500字以内)
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A.
学士4年時に学会に参加した際、私の発表を聞いてくださった他大学の教授の質問に対し、明確な回答をすることができず、それまで自分が“なんとなく”実験をしていたのだと痛感させられた。それ以来、自分が行う実験の原理やメカニズムは、参考書や過去の論文を用いて、人に説明ができるくらいに根本から理解するように努めた。その甲斐あって、化学的な考察力が身に付き、自身の実験においても有機合成実験および分析実験における2つの問題点を発見・改善することができ、実験効率を向上させることができた。合成実験では、出発物質の反応性や目的物質の安定性を考慮し、基質濃度と反応温度を変更することで、従来の手法だと24時間かかるとされていた反応をわずか3時間で進行させることに成功した。また、分析実験においても、目的物質の検出を妨げる要因になる高分子化合物を取り除くために用いるC18カラムという実験器具を扱う際に使用する溶媒の条件を再検討することで、分析結果のばらつきが激減し、データの再現性が取れるようになった。 続きを読む
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Q.
当社の企業イメージについて記入ください。(500字以内)
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A.
創業から135年という、非常に長い歴史の中で培ってきた独自の知識や技術を応用し、世界中の人々の生活や農業を支えてきた、社会貢献度が非常に高い化学メーカーというイメージを持っている。また、長い歴史を有しつつも、常に変化する市場ニーズに対応し、数多くの商品を生み出してきた柔軟な発想・対応ができる企業であるといったイメージもある。 また、私は、とある植物で生合成される殺虫成分の生合成経路の解明を目指し研究活動を行っている。将来はこの研究活動で得た経験と知識を活かしつつ、世界の人々の生活を支えることができるような仕事に従事したいと考えている。そのため、ピレスロイドの基礎研究から得た知識を応用することで、様々なピレスロイド系殺虫剤を開発し、現在もグローバルなフィールドで活躍されている貴社に非常に強い魅力を感じている。そんな貴社で、「昔も今も品質一番」という企業理念にのっとり、消費者が安心して使用できる高品質な殺虫剤の研究開発に携わりたい。 続きを読む