【未来を拓くIT革命】【20卒】トライアルカンパニーの次世代リーダー職の本選考体験記 No.8167（京都大学大学院/男性）（2020/2/12公開）

学生時代に最も打ち込んだことを教えてください

まずはトライアルカンパニーにとって、キャリア採用のための面接をするに値する人材であるということをアピールすることに主眼を置いた。理由をもって主体的な行動を行う人材を求めているように感じたため、そのアピールが出来るような構成とテーマを選んだ。

リクナビで事前に提出したOpenESにまつわる雑談が多かった。その時は人柄を評価されていたように思う。責任感、および目的意識の２つを返答の際に意識できるとよいと思われる。

第一印象は緊張感のある面接官だと思ったが、いざ話してみると非常に話を引き出してくれる方だった。雑談なども交えてくれリラックスした雰囲気だった。

どういったきっかけで当社を見つけましたか。

私は、うちの大学での合同説明会にブースを出してらっしゃるのを見かけて、説明をお聞きしたのがきっかけです。私は就活の軸として、よくある特定の業界に絞る形ではなく、社会人として「人のQOLを上げる」ことに貢献できる、企業理念に共感できる会社を探しています。そのため、業界にこだわらず幅広く説明を受けており、その合同説明会の会場では珍しい、「物流小売」業界に分類されていたので御社のブースを訪れました。正直に申し上げますと、御社のことはその時まで存じ上げませんでした。ですが、説明会でお話しいただいた、「ITを用いて物流小売業界をよくする」というお話を通じて、技術に比重を置くわけではないことを知り、本日面接に来させていただきました。

逆質問、御社の現状の課題はどういう点だとお考えですか。

客層が限定されている点、社内の世代交代、そして知名度の３つだと考えています。まず客層についてですが、当社は物流小売を担いつつ、より安価で商品を提供するために、自社製品も作っています。ただ、それを買っていただいているのがおもに50～60代の方なんですよね。原因は、商品のデザインが少し今風じゃないというか、そこかなという話にはなっています。なので、デザイナーさんと協業していくとかかなあと考えています。社内の世代交代については、創業世代の方たちがもうすぐ定年を迎えます。なのでいわゆる幹部候補の育成に力を入れていかなければならず、じゃあそういう人たちを採用の際から別コースで採用しよう、ということで次世代リーダーコースを設定しています。知名度については、九州では小売部門で第２位の売り上げとなっているので、ここからさらに全国に広げていきたいと考えています。

今回は合否が決まる面接ではなかったが、自発的な行動力、および筋道立てて将来を考えていることをアピールするのが重要そう。

内定をだす前提だったようで、もっぱら面接官によるプレゼンだった。仕事などに関しての想いなどを語り合う楽しい雰囲気。

どういった活躍を当社でしたいと考えていますか。

社長秘書室の配属と、企画部門の配属を希望しています。マーケットリサーチのように統計を取り、数字を扱うことは研究室で行なっていたので、その経験を最も活かせるのではないかと思っております。一方で、企画部門として会社の事業戦略などを立案していくのは、会社全体を見る機会が増えそうなのでやってみたいと考えています。システム部門については、興味はありますし御社の高い技術に触れられる期待もあるのですが、配属が東京のみであること、私自身がパソコンなどにあまり強くないため、配属していただきたい、とはお願いできないです。配属を決める立場の方ではないが、希望を伝えることを通して、会社全体に興味があることをアピールする場にした。

逆質問、今後の事業展開としてはどんな方針で進めていきたいと考えていますか。

海外の定義になるが、うちの会社はいわゆる技術を売るIT系ではなく、自社の技術をつかって何かしらのサービスを提供していくテック企業であり、うちの場合はそれが無人店舗やAIと画像解析を用いた自動発注システムである。自分たちが参考にしていく先行するサービスでいえば、アメリカのAmazon Goであり、海外での成功例はあるわけだから、いずれ日本でもうまくいくと考えている。実際、海外の大手飲料メーカーのCEOが自社のスーパーに見学に来てくれたりと、成功への実感も沸いている。また、店舗に来てくれたお客さんがどんな商品の前で立ち止まり、どういった商品と比較しているのかといったデータを基に、飲料、食品メーカーさんとの販売戦略の打ち合わせなども行って事業を拡大していきます。