【教育学部出身が活躍！】【21卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（理系/ビジネスコース）No.8943（福島大学大学院/男性）（2020/6/19公開）

就活を意識し始め、とりあえずESを書き、Webテストを受けてインターンに参加するという経験をしたかったのが１番の動機である。たくさんある企業の中あでも、教育学部に在籍していたというバックグラウンドを生かせるかもしれないと思い、ベネッセのインターンに参加しようと思った。

ベネッセでは、ビジネスコースのインターンが夏と冬に同じ内容で２回開催される。夏のインターンに参加した友人から、どのようなWebテストだったのか、ESはなにか気をつけることがあるかなどを事前に聞いておいた。

ベネッセの新規事業を立案せよ

1日目にやったこと

会場に到着すると５、６人ごとのグループに分けられる。最初はベネッセの歴史や成長過程に関する講義を受け、ベネッセの成長要因について、他社に対する参入障壁についてを考えるグループワーク・全体に向けてのプレゼンを行う。その後、ベネッセの新規事業立案に関するグループワークを行い、全体向けてのプレゼンを行い、それぞれ社員からフィードバックをもらい終了。

外部のコンサルタント

なし

新規事業を考えるとき、理想を最初にもってきてはいけない、とフィードバックをされたこと。ベネッセの今まで培ってきたビジネスモデルを、他の業界にどのように応用するかが重要であり、そのためにインターンの前半でベネッセの歴史を学ぶ時間を設けたと言われた。

自分含め、インターンシップに参加するのがはじめてという学生がほとんどであった。そのため、グループワークで意見をまとめたり、プレゼンに向けて発表資料をまとめるのに苦労した。また、グループ内で発言量にかなり差が出てしまったので、全員が均等に話せるように場を回すのが大変だった。

ベネッセが、通信教育事業を主軸にしながらも資格教育や語学教育、介護業界など様々な分野で事業を行っていることを知ることができた。また、一見関係なさそうに見える多角化経営も、全てひとつの理念に従って行われていることを学ぶことができた。これにより、ベネッセに対しての理解が深くなった。

インターンの中で講義の時間があり、そこで詳しくお話しを聞くことができるのであえてインターンシップ参加前に準備する必要はないと思う。

少子化にともない教育事業の市場規模が小さくなっていくため、新たな分野での事業の立ち上げを行う必要がある、というお話しをされていた。そのため、インターンシップで行った新規事業立案を考えるというグループワークを行うことで、実際にベネッセで働く自分を強くイメージできた。

インターンシップに参加し、ほとんどの人が慣れていない中、数人目立つ人もいた。やはり、そういった人は企業研究を綿密に行っており、また、会社の見方が自分とは異なると感じた。社員の人とのやりとりも物怖じする様子もなくハキハキしており、こういった人が内定を獲得するのだろうなと思った。

インターンシップに参加することで、ベネッセが教育業界を主力にしつつ多角化経営をしていること、そしてその全てがひとつの理念に従って展開されていることを知り、経営の盤石さを保ちながらも新たなことに挑戦するチャレンジ精神を感じることができ、とても楽しそうだと感じたからである。

本インターンシップは、選考へは影響しないと明記されていたが、一部の学生はシークレットの早期専攻に招待される。その招待を得られなかったとしても、様々な業界でビジネスを行っているベネッセの経営理念について知ることができるので、非常に企業研究のためになる。

インターンシップ参加前は、大学院での自分の専攻を生かして、機械系メーカーを志望していた。その中でも、キヤノンやオリンパスメディカル、東レメディカルなど、医療機器を取り扱っているメーカーである。将来、強く実現したいものがあるわけではなかったので、自分の専攻を生かして、就職しやすい業界をを志望していた。

インターンシップに参加することで、ビジネスを行うことの面白さに気付かされ、技術職や開発職ではなく総合職を志望するようになった。その中でも、「人」がその企業にとっての資本となるような、営業職やコンサルタント職を志望するようになった。また、社会に大きな価値を提供できることや、競い合える環境にあるということで、より大企業を志望するようになった。