【変化球に対応！生き生きハキハキ】【18卒】ＡＮＡエアポートサービスの旅客サービスの1次面接詳細 体験記No.3526（奈良先端科学技術大学院大学大学院/女性）（2017/12/14公開）

生き生き、ハキハキと話すことは大前提です。私は、研究内容について話したあとに「なぜそれを研究したのか？」と聞かれるとは思いもしませんでした。たまに突っ込んで質問されたりもしますので、日頃から少しでも考えておくと変化球にも対応できます。

面接官の方々は、「さすが全日空」と思わせるくらい笑顔が素敵で、穏やかで、物腰が柔らかでした。緊張をしないで、リラックスしてくださいと優しい言葉をかけてくださいました。

大学でどんな研究をしていますか？なぜですか？

私は大学時代、アサガオの蔓の巻きつきのメカニズムについて調べました。皆さん小学生の頃に学校でアサガオを育てたことがあるかと思います。私も１年生の頃に授業の一環で栽培し、その成長過程を観察をしました。その中で幼いながらに私が興味と疑問を抱いたのが、アサガオの「蔓」です。蔓の巻きつきがどうして左巻きに巻きつくのかが不思議でした。支柱からわざわざ蔓を外して右巻きに巻き直してみても蔓は一夜で自然と外れ、また左巻きに戻りました。この長年の疑問を解決したいという思いから、大学の卒業研究では、植物を専門に研究する研究室に所属し、アサガオの蔓の巻きつき現象について研究することになりました。世界的にもアサガオの研究者は少なく、知見も乏しいですが、未知のものを探求する喜びを感じながら研究活動を行いました。

勉強以外で学生時代頑張ったことを教えてください。

アルバイトでテレビ局のリポーターを２年間勤めさせて頂いたことです。ある果物農家を経営するおばあちゃんとそのおばあちゃんが作る絶品のパイを取材させて頂くことがありました。その時に、大勢のスタッフと大きな機材やカメラを目の前に、おばあちゃんから笑顔が消えてしまいました。恐らく緊張や見たことの無い大きな機材に驚き、怖くなってしまったのだと感じました。私はロケまでに少し時間をもらえないかディレクターさんにお願いし、おばあちゃんと２人きりでお話をして収穫のお手伝いをしました。おばあちゃんのチャーミングな笑顔が戻ったところで、ロケを開始しました。おばあちゃんの畑に対する愛や可愛い笑顔を自然な形で収めることができました。相手の気持ちを一番に察し、どうすればいいかを考えて行動する力を身につけることができたと思います。