18卒 インターンES
金融政策関連コース
18卒 | 東京大学大学院 | 女性
-
Q.
日本銀行のインターンシップへの参加を希望する理由と、そこで学びたいことをお書きください。 (300文字以内)
-
A.
参加希望理由は、日本銀行の業務について理解するとともに、貴行での働き方やその働き甲斐を体感したいためである。私は世の中のできるだけ多くの人々が安全、安心して生活することに貢献できる仕事がしたいと考えている。日本銀行は物価や金融システムの安定という、日本で安心して生活していくための礎を担っている機関であり、その具体的な業務内容を知り、経済をどのように動かすことができるのかについて学びたい。また、職員の方や学生との交流、ワークを通じて、日本銀行での働き方や雰囲気についての理解を深めるとともに、自分の適正について考え、学ぶ機会の一つとしたいと考えている。 続きを読む
-
Q.
学生時代に力を注いだことを教えてください。 (200文字以内)
-
A.
卒業研究に力を注いだ。私は東日本大震災を機に原子力安全やエネルギー問題、それに対する世の中の動向に関心を持った。そこで、食品の放射性物質汚染の基準値強化が消費者に安心をもたらしたのかについて全国のコメ価格推移を分析した。農林水産省のホームページや他研究室の先生方からもデータを集め、様々な変数を考慮するよう心掛けた。また、様々な専攻研究を読むことで市場の全体的な動向も踏まえることを意識した。 続きを読む
-
Q.
金融、経済、その他の最近の出来事の中から、あなたが関心を持ったものを1つ選び、あなたの意見を述べてください。 (600文字以内)
-
A.
私が関心を持った出来事は、経済産業省が東京電力福島第一原子力発電所事故の賠償費用に関して、大手だけでなく電力自由化で参入した新電力を負担させる検討を始めた一方で廃炉費用は東電1社に負担させるというニュースである。 私は、賠償費用に関して新電力との共同負担とすることに賛成であり、廃炉費用に関しても新電力含め、国を挙げて補っていくのが良いと考える。これは、私が原子力発電所事故の問題は該当企業のみで解決すべき問題ではないと考えているからである。その理由は二点ある。一つは、新電力に切り替えた人々も原子力発電所による恩恵を受けていたからである。私は現在原子力安全について学んでいるが、事故当時、原子力安全の考え方や設計基準は必ずしも十分だったとは言い難いかもしれない。しかしそれでもそれを原子力発電所由来の電力を使っていたのは国であり、多くの国民であり、事故に対する責任を少なからず負う必要があると考えている。二点目は、日本がその危険性も含めて原子力発電所に関する世界のリーダーとなりうる存在だからである。日本では原子力発電は減少方向であるが、世界的には今後導入される地域もある。そのような状況の中で、事故の被害を比較的小さく留めた取組みや、今後の廃炉に関する知見は世界に還元していくのが望ましく、そのために必要な費用はより多くの関係者によって負担するのが良いと考える。 続きを読む