私が所属するサークル内でジャズバンドを組み、バンドリーダーとしてメンバーを束ねたことです。サークル活動と並行してジャズピアノを独学で習得すること注力していた私は「その腕前を活かしたい」、「みんなにジャズの魅力を知ってもらいたい」という思いから所属するサークルの仲間と大学1年の冬に4人編成のジャズバンドを組み、バンドリーダーを努めました。しかし、バンドリーダーとして学年や熟練度が違うメンバーを束ねジャズという未知の分野の練習をさせることは困難で、私が初めてバンドリーダーを務めた際、メンバーの練習の進捗具合の把握をしていなかったことに加え、日にち、時間帯、場所決定等のマネジメント不足で合同練習がほぼできず本番で息の合わない演奏をしてしまうという苦い経験をしてしまいました。この経験から自分から主体的にメンバーとコミュニケーションをとる重要性に気づき、直接個人練習の進捗や練習へのモチベーションを聞き目標設定を個別に行なったり、合同練習を早めから行えるようなスケジューリングを心がけました。こうしたコミュニケーションやマネジメントを意識し続けた結果、練習をスムーズに行えるようになりより良い演奏に繋げることができるようになりました。バンドリーダーとして受け身ではなく積極的に行動するこのことの重要性に気づき、そこから自分に必要なマネジメント能力とコミュニケーション能力を向上させることができた貴重な経験でした。
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