22卒 本選考ES
総合職/エンジニア
22卒 | 東京大学大学院 | 男性
-
Q.
研究で学んだことと、それをエンジニアにどう役立てるか
-
A.
研究内容だけでなく内面や考え方も多くの成長ができました。学部時代は無線通信の研究をすることになり、その際研究の難しさを感じました。しかし、研究内容は違えど、同期と知識や知見の交換を頻繁に行うことで無線通信の基礎の勉強をすぐに終わらせ、研究をスムーズに進めることができ、最終的に研究活動においても仲間同士で支え合うことで各々のパフォーマンスがよくなるということを経験しました。最後は研究をきちんと一人で完成させることができたことも成長を実感しました。大学院では研究分野を変え、画像処理やARを用いてユーザの速度や時間感覚を錯覚させる研究をしております。一からの勉強でしたが、この時も周りの方々に支えられてサーベイや勉強は苦になりませんでした。また、画像処理やXRという様々な技術面のスキルはもちろん、週一回の研究室ミーティングを繰り返したことで自分だけにしか知らないことを他人に伝える能力が身についたと思っています。以上から、私は貴社でチームで支え合うことで成長しながら様々なことに挑戦し、目の前の困難を最後までやり遂げ、お客様と関わるときにも貴社の技術力とICTソリューションを的確にわかりやすく発信できるエンジニアになりたいです。 続きを読む
-
Q.
成果物があれば教えてください
-
A.
2つ紹介いたします。1つはiOSアプリとして、カメラを起動させて撮影した写真をモノクロにして写真ファイルに保存するシステムを作成しました。独学でiOSプログラミング言語のswiftの基礎を学んだ後、簡易的なものでも良いので何かアプリとして作成してみようと思って作成しました。2つ目はiOSのVRアプリです。unityというゲーム開発用のソフトを使ってモバイルVRアプリとしてiphone用にビルドしました。このアプリでは、HMDに装着したiphoneのカメラで取得している映像を両眼視差を利用して立体視を可能にします。この際、キャプチャ映像の周辺視野部分の更新速度のみ遅らせ、立体視させることで、ユーザが歩行するときに歩く速度が変わるっているように錯覚することを目的としたアプリです。最終的には多少の速度感覚変化が確認でき、開発過程・使用結果どちらの意味でも良い開発経験となりました。 続きを読む
-
Q.
統計や線形代数などを研究で活用したことがあれば教えてください。
-
A.
統計・確率、線形代数を使用しました。学部時の研究で、無線通信の誤りをなくす技術である誤り訂正符号について研究したのですが、その際通信のノイズがレイリー分布という確率分布に支配されることをもとに、送信情報に統計分布に従ったノイズを合わせて受信側のデータの数式モデルを作成しました。また、線形代数については、同じく学部時の研究では送信・受信情報を表現するために行列演算を行いました。一方大学院では、画像処理をメインで使っているのですが、ピクセルのRGB値の計算などのフレームの情報を行列表記されたもので演算しています。 続きを読む