
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
「自分史」を2,000字程度でご記入ください。 (現在のご自身を形成する上での重要な経験について、経験の内容の詳細、またその経験が今のあなたの考え方や行動にどのように繋がっているのかを、自由にご記入ください)
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A.
現在の私を形成している重要な経験は、3つあります。1つ目は両親が離婚した経験です。私がまだ5歳だった頃、原因は定かではありませんが両親は離婚してしまいました。私は母に引き取られ大切に育ててもらいました。その後母はある男性と交際を始め、その男性と同棲する形で暮らしていました。しかし破局し、また新たな男性と交際を始め、破局する、を繰り返し実父と離婚してから3人目の彼氏の方と無事結婚しました。幼いながらにこれが母の幸せの形であると理解し、私はその幸せを崩さないように交際している男性の方と上手くコミュニケーションを取ってきました。また離婚に伴い転居することになりましたが、当時は女性の社会的立場が弱く、なかなか契約できる住居がなかったらしく、そのことから地域を転々としていました。そこで計3つの保育園で過ごしたり、友人のいない小学校へ入学したりと0から友人作りを強いられることが多く、積極的にコミュニケーションを取らなければいけない環境で過ごしてきました。しかし私はこの経験から、近い年代から年の離れた方まで接することが多かったため、幅広い年代への対人能力を培うことができたのではないかと考えています。そして明るく振る舞うことで、周りの人が好意を寄せてくれることを学び、現在の陽気な性格が形成されたのではないかと考えています。この持ち前の陽気さと対人能力により、大学生活でサークルを設立し、120人規模のサークルを作り上げたり、また別のサークルではイベント幹事を担当し、サークルを主体的に動かすことで80人規模から200人規模のサークルへ成長させたりすることができました。2つ目の経験は、実の弟を亡くした経験です。当時私が中学1年生の頃、弟が体調を崩し入院することになりました。さらに病状は悪化し、「劇症肝炎」という病に陥り集中治療室での生活を余儀なくされました。死亡率70%ほどの病気で、弟は約1年半もの長い間、病気と闘っていましたが残念ながら亡くなってしまいました。この経験から、もし私に大切な人ができたり、子供ができたりした際にはより健康的な暮らしを寄与したいと考えるようになり、そのためにはお金という存在が重要であり、必要不可欠であると考えました。このことからお金のことをよく知ることができ、あるいは多くのお金を稼いだり効率的に資産を増やしたりしたいと考えるようになり、証券業界へ就きたいと考えるようになりました。3つ目は中学・高校でのサッカーの経験です。小学校1年生から始めたサッカーですが、中学校入学の際、入学先のサッカー部の評判が悪いことを知り、近くの地域で活動しているサッカークラブに入団することにしました。しかしサッカークラブでの練習は非常にきつく、とにかく毎回達成が困難な時間制限のもと、持久走を行なっていました。合宿もかなりハードで日が昇る前に試合が始まり、日が沈むまで試合が続けられました。このハードワークな環境下に私含め友人6人と入団しましたが、中学卒業まで辞めることなく続けられたのは私含め2人のみでした。中学時代でサッカーの技術が向上したため、高校にはスポーツ推薦で入学することができました。入学した高校は全国大会に出場経験のある強豪校で、部員数も170人を超えていました。練習内容は中学の頃よりもさらにハードになり、時に嘔吐してしまうほどの激しい練習でした。辞めたいと感じたことも幾度となくありましたが、高校サッカーも退部することなく3年間続けることができました。この経験から精神的・肉体的にどんなに辛くてもやり抜く忍耐力を培うことができました。忍耐力を活かせたエピソードとして、高校サッカー部引退後に入社した寿司屋でのアルバイト経験があります。寿司屋では板前の業務を担当していますが、あまりの激務に私が入社以降3年間、板前として働いたアルバイトの方は全員辞めてしまいました。それほどの激務でも耐え抜く忍耐力を中学高校6年間のサッカー人生で身につけることができました。私が送ってきた22年間の人生は、人よりも濃い経験をしてきたと自負しています。上記のように順風満帆とは行かず、辛い出来事が多かったです。しかし、だからこそ対人能力や忍耐力が身についたり、自身のやりたいことが見つかったり、強い私が形成されたのだと考えられます。あらゆる経験を活かし、今後も自他の人生の向上に寄与していきたいです。 続きを読む