【髪の未来を創る】【20卒】アリミノの冬インターン体験記（理系/研究職インターンシップ）No.6293（大阪府立大学大学院/女性）（2019/6/25公開）

自分が愛用していた製品を作っている会社だったので、どのように製品が開発されているのか気になった。また、もともとヘア化粧品業界に興味があったので、いろいろなヘア化粧品会社のインターンシップを探している中でこの会社を見つけた。

インターンシップを開催するのが今年が初めてだったらしく、どのような選考なのかわからなかったため対策の仕様がなかった。

エントリーシート

研究職インターンシップ

1日目にやったこと

会社概要説明・工場と研究所を回りながら説明を受ける・グループワーク・実習（シャンプー、トリートメント、ワックス、洗い流さないトリートメントのうち希望するものを作る）・発表、感想、フィードバック・社員との座談会

人事一人、研究開発3人

特になし

商品企画の個人ワークで発表する際に、私は30代前半女性というターゲットの指定を受けて、その人の特徴を考えて発表したが、実用的すぎるというフィードバックをいただいたのが一番印象的であった。化粧品は0をプラスにする商品であることが望ましいというお話をいただいた。

1日のインターンシップであったため特に苦労した点はなかったが、商品企画の個人ワーク際にターゲット設定とターゲットに向けた商品提案を考える上で、自分とかけ離れたターゲットが与えられ、考えるのが難しかった。が、ターゲットを考える上で悩んでいると社員の方が相談に乗ってくれたので良かった。

ヘア化粧品業界の各社のシェア率を知ることができた。やはり業界トップのミルボンさんはシェア率が高く、2.3.4番手が同等レベルのシェア率らしく各社が競争しているという話を聞いた。アリミノはその2番手争いに入っていくのが当面の目標であるという話が聞けた。

ターゲットを意識した商品企画はもちろん初めての経験であったが、今の自分の年齢、生活と全く違う人々の生活を考えたり、どのような商品があったらうれしいのだろうかということを日々考えるのは大事だと思った。

実際にヘア化粧品を作るというなかなかできない体験をさせていただき、実務経験ができたため、将来この会社で研究開発職として働いている自分の姿が想像できた。また、実務実習の後には先輩社員に質問できる時間もあり、実際の業務についてもう少し詳しく聞くこともできたため、イメージがつきやすかった。

1日のインターンシップであったため内定に直結するようなアピールをする機会はないと思った。しかし人事と研究開発職の社員と1日を過ごすため、印象付けることは出来ると思った。インターンシップに参加した場合は全員早期選考に参加することができるという話をいただいた。

インターンシップに参加してヘア化粧品業界の業界研究を行うこともできたし、志望業界に対して志望度も上がった。なかでも、アリミノの会社の利益のみではなく、業界全体の発展を目指した活動にも共感し、利益のない活動にもお金をかけて業界全体に投資する姿勢に感銘を受け、より志望度が上がった

インターンシップに参加した人は、一つの選考をクリアしているということなので、全員早期選考に参加することができるという話をいただいた。通常の選考が書類選考、グループディスカッション、面接3回の選考内容であるのに対して、早期選考は書類選考と面接2回という内容であり内定まで1か月というスケジュールだった。

インターンシップ参加者での発言や態度、行動などによって本選考で有利になるなどという話はなかった。しかしインターン参加者は全員早期選考を受けることができるという話をいただいた。

インターンシップ参加前は、ヘア化粧品のみではなく通常のメイクアップ用品を取り扱う化粧品業界も見ていた。自身の色素に関する研究を活かしたいという思いから色を扱う化粧品業界、ヘア化粧品業界に興味をもった。インターンシップも夏のインターンシップからヘア化粧品業界、化粧品業界のインターンシップに積極的に応募していた。

店頭でよく見かけるような商品を数多く作り、世に生み出している企業だからと言って、大企業であるというわけではないということが今回のインターンシップでわかり、これからの就職活動で企業を選ぶ基準として、企業の規模は関係なくどのような仕事をやっているのか、一人当たりの裁量はどのくらいかということに注目しながら企業を見ようと思った。