就活では殆どOBと研究室から情報を入手していたが、それでは此処に書く意味が無いと思うので、一般でも入手できる先ずルートを説明する。先ずは安川電機のIR情報や求人ページより基本情報を収集。するとロボットとサーボモータが強い事がわかる。競合他社を知る為にロボットメーカーとサーボモータのメーカーで検索。ロボットメーカーなら世界4大ロボットメーカー(安川・ファナック・ABB・クーカ)で安川の立ち位置と競合他社の状況を把握。この時に必然的に競合他社であるファナックが比較対象に入ると思われる。(他二社は海外)。従って、「何故ファナックではなく安川か?」の質問対策が始まる。ファナックは企業施設が忍野村に集中している(筑波にもある)のに対し、安川は行橋・入間・小倉(黒崎に移転豫定)・筑波・黒崎・中国等各所に点在している。更に、安川はサーボモータを売っている(むしろこちらの方がメイン)のに対し、ファナックは工作機械を売っている(サーボも売っているがメインではない)。これらより両者の違いを明確化する事が出来る。それに加えて国内の他のロボットメーカー(不二越、富士、パナソニック、ヤマハ、川崎)も調べて異なる点を明確化する。(この辺りは業界トップクラスのシェアを誇る企業に行きたい理由を考えればまとめて解決すると思われる。)次に、モータ事業部では三菱電機が競合他社となる。三菱電機は財閥系であるため企業体質として差別化を図りやすい。これらよりその業界内で何故安川が良いのかという問いの答えを得る。ネット以外の情報入手経路としてはOBが一番であるが、1dayインターンでも十分な情報を入手する事が出来ると思う。1dayや合同企業説明会の様な場では各社が自分のアピールしたい事を重点的に発表する為、発表した事について調べれれば(安川ではi3メカトロニクスと2025年ビジョンを推していた)のでそれについて調べ情報を補強しておいた。むしろ長期インターンシップでは情報量が多く整理が大変の為1dayの方が良いかもしれない。
その他の事項としては、大手ではなくベンチャー企業も調べておいた方が面接対策になる(ベンチャーと大手の差別化を図れる)。人機一体やMUJIN、LIFE Robotics(現在はファナックの子会社)などが有名である。特にMUJINはロボットコントローラーを専門とするメーカーとして有名である(ロボットそのものは作っていない)。
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