【21卒】ＪＴＢの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9615 （2020/7/20公開）

学生時代に力を入れたこと（30文字以内）/志望動機（50文字以内）

就活会議を始めとした過去のESを掲載しているサイトを読み漁り研究した。ただ文字数がかなり限られているため一言で簡潔に自身の思いが伝わるように工夫しました。

e-ファルコンと呼ばれる特殊なテストだったため、SPIの勉強とインターネットに載っている過去問や対策サイトを徹底的に解きました。

言語、非言語、性格診断

自己分析をしっかりと行い、どんな質問が来ても慌てずにしっかりと答えきることが重要だと感じました。今年は最終以外WEBでの面接であり、言葉のキャッチボールが対面と比べてスムーズにいかないため、いつもと比べてオーバーにリアクションを取ることも心掛けました。

時間が20分と限られているため、アイスブレイクなどは無く淡々と面接が進んでいきました。志望動機も聞かれましたが、それ以上に自己分析や他己分析をしっかり行えているか確かめるようなパーソナル系の質問が多かったです。

JTBで働いていくうえで、どのような人材になりたいですか。

1人1人のお客様の専属社員として最大限満足していただける旅行を扱うプロになりたいと考えています。
この考え方の背景となったのが私が現在働いているアルバイト先の社員の方の一言です。その社員の方は研修中に接客が苦手だった私に対して「自分たちは一日に何人も接客するけど、お客様にとって店員は一人だからどんなお客様も自分の接客で満足してもらいなさい」という言葉をかけてくださいました。その社員の方の言葉が心に響き、私もこの人のようになりたいと思いお客様を観察し、グラスや食器が空いたらお声がけをするなどその人の状態やニーズを把握して適切な対応を取ることを心掛けました。
この経験から将来働いていくうえでも、このアルバイト先の社員の方の言葉を忘れずにお客様の専属社員として最大限に満足していただけるようにお客様視点でニーズを把握し、行動していきたいです。

学生生活の中で一番失敗したことは何ですか？

私の誤った新人教育のせいでお客様や店舗に迷惑をかけたことです。
私はオープニングスタッフとして現在の店舗で働き始め、仕事を覚えることが早かったことから新人の教育係に任命されました。
しかし仕事を教えることが苦手だったことや仕事をお願いすることに対して申し訳なさを感じ、とりあえずは簡単な業務だけを覚えてもらいほとんどの仕事を私が肩代わりしてこなしていました。
すると週末にお店が混雑した際に、私が自分の仕事で手が離せない間に新人スタッフが私があまり教えていない業務に慌てて取り組んだ結果ミスをしてしまい、お客様に多大なご迷惑をかけ、お叱りを受けてしまいました。
社員の方がなんとかその場を収めてくれましたが、その新人スタッフにも大きなショックを与えてしまいました。
この経験から仕事を教えることはお店にとってもそのスタッフが傷つかないためにも重要であることに気づき、新人スタッフが新しく入った際には、まずは手作りの業務マニュアルを渡して、読み込んでもらいなるべくそばに控えマンツーマンであらゆる作業を教えることにより、迅速に一人前になってもらうように行動し、この失敗を繰り返さないように心がけました。

一次面接がパーソナルな質問が多かったことに対して、二次面接は将来のキャリアプランや携わりたいことなど企業研究がしっかりとできているかを重点的にみられていると感じました。私の場合は自分の経験から将来の展望を述べられたことが評価に繋がったのではないかと思います。

一次面接と比べて時間があるため、面接官の方と軽く会話をしてから面接が始まりました。しかし一次よりも年代が上の方だったため、緊張感の漂う選考でした。一次よりも入社してからやりたいことなど入社後のキャリアビジョンについて考えられているかもしっかりと見られていた。

学生時代に最も頑張ったことは何ですか？

準体育会系の部活にて勝利を目指し貪欲に努力したことです。
私は部活に入部して最初の一年は実力が劣っていたため試合で一度も勝つことができませんでした。
しかしそんな負け続けた私に対しても先輩方や同期は決して愛想を尽かさずに、応援し続けてくれました。
何とか応援してくれる仲間の期待に応えたいと考えた私は自分に何が足りないか客観的に考えました。
すると戦い方が単調であることや実戦経験が足りないことが挙げられたため、全部員の試合動画を見て戦い方の研究をしたり、他校にお願いして練習試合を組んだりと勝利に向けてあらゆる手を尽くしました。
初めは上手くいきませんでしたがそれでも諦めずに努力し続けた結果、最後の年は全試合で勝ち星を挙げることができました。
この経験から自身のモチベーションの原動力は信頼してくれる人の期待に応えること、そしてその期待があるからこそ辛くても努力し続けられることを学びました。
また自分に足りないものを客観的に考え、目標に向かい貪欲に努力する力を発揮することが出来ました。

将来、どのような事業に携わりたいと考えていますか？

教育旅行の企画提案に携わりたいです。
私は高校時代に修学旅行で沖縄を訪れましたが、初めて飛行機に乗ったことや地域の同世代の学生らと一緒にシーカヤックや琉球舞踊を経験するなど、その地・その時間でしかできない体験により自分の世界観や知識が大幅に広がりました。
この経験からただ友人と遊ぶだけではない、そこでしか得ることのできない知識や経験を思う存分吸収できるような教育旅行を自身の手で手掛けていきたいと考え志望します。
御社では現在コミュニケーションロボットやICT等の最先端テクノロジーを活用して、安心安全に気を配りながらも生徒が楽しみながら勉強できるソリューションを提供していると伺った
私も今後ますます発展していくテクノロジーを活用して、楽しみながらも学ぶことのできる、学生の成長に繋がるような教育旅行を提案したいです。

ガクチカや将来のキャリアプランについて”他にありますか？”という質問があったので余裕があるなら二つ以上答えを用意した方が慌てずに対処できます。例年、三次面接が最終選考のため上手く取り繕うことを考えずにありのままの自分を見てもらえるよう、元気よく明るく受け答えしたことが評価に繋がったのかなと思います。全体を通して、綺麗に纏まった受け答えや珍しいアピールもできませんでしたが、ありきたりなことでも最後まで相手の目を見て伝えきることが営業をするうえで大事だと社員の方と面談したときに言われたのでそれは最初から最後まで徹底的に拘ったことも高く評価されたのではないでしょうか。

初めての対面での実施であったため、前回までの選考よりも相手の目を見て元気よく答えることを心掛けました。面接官の方は優しくしっかりと私の話を聞いてくださり、会話の中で気になったことを質問していくという形式でした。

二次面接で教育旅行に携わりたいと仰っていたが、他にやりたいことはありますか？

エンターテイメント事業部にて自身の大好きな音楽系のエンタテインメントと御社の交流創造事業を掛け合わせた提案をしたいです。
私は内向的だった性格がコンサートに参加して、その興奮から色々な人と関わることにより外交的なものに変化していきました。
こうした経験から将来、お客様とエンタメイベントを繋ぐことで一人でも多くの方の心を豊かにして前を向く手助けをしたいと考えるようになりました。
御社には法人や個人のお客様に向けてフェスや音楽イベントのエンタメツアーを販売するといったエンタテイメント事業部があることを伺いました。
御社は他の旅行会社と比べても取り扱っているフェスやイベントの種類が多いことから沢山の方をこうしたイベントに繋げることが出来るのではないかと考えたため、エンタテイメント事業部を志望します。

あなたの強みをJTBでどのように生かしていきたいですか？

私の持ち前の用意周到な性格を生かしていきたいです。
私は人からどのようなときであっても私に任せれば大丈夫だろうと言われるほど真面目な時なもちろん、遊びの時にも用意を怠りません。
例えば部活においては今まで口頭で引継ぎしていた各業務内容を書類にまとめて保管し。有事の際は誰でも閲覧できるようにする、友人と旅行する際には集合時間に寝坊して間に合わなかった時の対処法などをグループで共有するなど行動したおかげで何かトラブルが発生しても冷静に動き、事なきを得ることが出来ました。
御社でも持ち前の力を生かしてトラブルを未然に防ぐため準備や確認業務をしっかり行い、安全安心にお客様に旅行や交流を楽しんでもらいたいと思います。

私の場合は第一志望だったので、内定を頂いたあとは他の企業の就活は終わらせました。しかし”もし他に気になるところや見ているところがあるなら最後まで続けたらどうかな”と言われたことから内定後もある程度は就活を続けることができるのではないかと感じました。

とにかく可能ならばインターンシップ、座談会、現場社員との面談など開催されるイベントはできる限り参加することをお勧めします。特にインターンシップで社員の方に見いだされると通常の選考より早く・少ない選考フローで内定を得ることが出来るのでチャンスを広げることが出来ます。あとは三回の面接を通して、将来やりたいことを何回も聞かれたため、目的意識を持って入社できる学生を求めているのではないかと思います。こちらも座談会や面談を通じて多くの社員の方から話を伺い、インターネットでは拾えない情報を集めることが大事です。インターンシップなどで会った就活生はどれも元気のよく感じの良い方が多かったため明るく自身を持って選考に臨んでください！

何度も書きますが、将来の展望を明確に描けている人ほど内定に近づけます。そのため企業研究を疎かにしている人はまず失敗します。それに加えていかに体育会系だろうが留学経験があろうと珍しいエピソードがあろうともそれに頼りきってたエピソードしか話せないと成功しません。私は学生生活でありきたりな日々を過ごしましたが、それを変に誇張はせずに、拙くても自分の言葉で最後まで熱意を持って話し続けることが最終的に評価に繋がり内定を得ることが出来たと感じました。

面接に臨む前に就活会議を始めとした情報サイトを見ましたが、驚くほど違う質問や突拍子もないことを聞かれたため、定型的な質問ももちろんありますが、一人一人に個別の質問が多数用意されているため、あまり鵜呑みにせずにリラックスして面接に臨むことが大事です。あとは掲示板やSNS見ていると、先に面接を受けた人ほど通過率が高いと感じたため、可能ならば面接初日に挑まれることをお勧めします。

• 会社のブランド・知名度
• 社員の魅力・実力
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

三井不動産リアルティ株式会社

もともと第一志望が旅行業界ということもありJTBに内定を頂いた際は迷わずJTBに入社することを決めました。しかし三井不動産リアルティは給与が良いことや内定後のフォローが手厚かったこと、人事の方が何回も就職活動のアドバイスをくれたことから、最後は悩みました。しかし給与の良さよりもやりがいや働いていて楽しいと思える企業に進みたかったことやインターンや選考を通してJTBに対する憧れや入社意欲が高まったためこちらを選びました。