【笑顔満載！魅力の舞台】【21卒】オリエンタルランドの夏インターン体験記（文系/総合職）No.8588（早稲田大学/女性）（2020/2/4公開）

やはり「ディズニーランドの会社」というところでミーハーな気持ちも多少はあったが、それよりもここまでトップレベルのレジャー会社ということで、どのような方々がどんな仕事をされているのか単純に興味があった。

特にはないが、やはり明るく楽しい方が多そうなイメージだったので、選考中は笑顔でハキハキと話すことを心がけた。

東京ディズニーリゾートへの大学生の来園者数を増やす施策

1日目にやったこと

オリエンタルランドが提供している「価値」についてのインプットをまず受ける。その後、ワークのお題が発表されて、グループワークに移る。社員と内定者のペアが2グループを受け持ち、その方々に現状を報告して初日は終了。

2日目にやったこと

まず朝に任意参加で開園前のパークに入り、開園と同時に入ってくるゲストを入り口で手を振りながらお出迎えするという体験ができた。これがすごかった！老若男女誰もが笑顔で心から楽しそうで、大量の謎の若手キャスト(というテイでいるインターン生)に手を振ったりハイタッチしたりしてくれる。その後、午前中はパークチケットを渡され、班毎にパークを見学する。普通に乗り物にも乗れるし、ご飯も食べられる。ワークに見たものを活かすのはもとより、ここで班員同士の距離が縮まるので、チームビルディングにもなる。午後はまたワークに取り組む。終わらないので居残りをする班が多かった。

3日目にやったこと

朝すぐに最終発表になるため、短い時間で最終調整や練習をして本番に臨んだ。そのあとは講評や現場社員を多数招いての座談会がある。1人1人に話を聞ける時間は短いが、色々な社員の方に出会える貴重な機会。

人事部責任者、人事、内定者

お菓子

お手振り体験に一生懸命取り組むインターン生に、人事の方がとても感激されていて、かつそのことを率直にお話し頂けたのはとても心に残った。またメンターの方々から手書きのメッセージを頂いた。班員同士でも書き合うのだが、未だに時々見返す。

「大学生らしい回答」すなわち実現可能性よりも思い切ったアイデアが欲しい、ということだったのだが、その割にロジカルシンキングに強い人が班に多く、なかなか面白いアイデアが出せずに苦戦した。また、3日目はワークに使えず、2日目午前もパーク体験に充てられるなどしたため、ワークの時間がとにかく足りなかった。

とにかく、会社説明会などでは理解しきれない、オリエンタルランドの提供する価値の本質的な部分を体感することができたと考えている。唯一無二の素晴らしい価値を提供していると感じた。最終的に本選考を受けるか受けないかに関わらず、大好きな会社だと思えた。

特にはないと思うが、今回のお題の場合は自分の同世代がどのような動機で行動しているのか？ということについてよく知っておくと有利だったかもしれない。

受けた印象があまりに良すぎて、本来あるはずのもっと大変な部分があまり見えてこなかった。また、現場の仕事を体験するというわけではなかったので、特に入社直後のイメージはあまり湧いてこなかったように感じる。だがそれによってオリエンタルランドの印象が下がっているといったことはない。

ロジカルシンキングが強いだけの学生が欲しいわけではない、というのがひしひしと伝わってきたため。ディズニーが好きであるとか、ゲストを喜ばせたいであるとか、そういった熱意の部分をより重視しているように思った。それが前提となった上で能力を評価されると思うので、自分は前提の段階で振り落とされると思った。

志望度は下がったが、会社の印象はこれ以上ないほどに上がっているので誤解は避けていただきたい。上述したように、オリエンタルランドが提供する価値とは論理で説明できるものではなく、熱意によってある程度支えられるものだと感じた。それは自分には恐らく合わないが、素敵な会社だというふうに強く感じた。

インターン参加者限定の特別インターンの案内が来る。また、本選考ではESやGDが免除されるという話も聞いたような気がする。とにかく、ある程度有利になるのではないか。

自分はまちづくりに興味があったため、不動産業界のなかでも特に総合デベロッパーを志望していた。総合デベロッパーはそもそも企業数が圧倒的に少ないため、志望する企業もそれに伴って絞られていくのだが、自分は特に三菱地所や三井不動産といった業界トップ企業に惹かれており、インターン参加前はそういった企業を志望していた。

志望企業や志望業界はあまり変わらなかった。やはり自分自身が熱意を持って取り組める仕事に関わるべきだと感じた。そしてそれはまちづくりであり、やはり総合デベロッパーしかないだろうという結論に落ちついた。変わった点としては、オリエンタルランドを本選考で受けることについて、もう少しきちんと検討しようという考えになったことだと思う。