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水ing株式会社 報酬UP

【水ビジネスの未来を拓く】【18卒】水ingの総合職の本選考体験記 No.3049(法政大学/男性)(2017/12/7公開)

水ing株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒水ing株式会社のレポート

公開日:2017年12月7日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 法政大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

水ingの選考で大切なことは水業界について知っておくことです。私は秀和システムが出版している『図解入門業界研究 最新水ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本』を熟読したことで、会社ごとの特色や事業分野の違いを理解し、水ingの企業研究につなげることができました。そしてなにより水ingはインターンシップで文系学生も受け入れてくださるので、インターンシップに参加することが一番の企業研究につながると思います。授業で忙しい時期ではありますが、インターンはとても勉強になりました。その他にも水ingはVisit OBにも登録しており、OB訪問なども受け入れてくださるので、社員さんに直接お話をお聞きすることで会社のリアルがわかってくると思います。

志望動機

私の御社への志望動機は「世界に高品質な水インフラを広めていきたい」ことです。学生時代、国際ボランティアを通じて水インフラの大切さを学び、将来水インフラのフィールドで働いていきたいという夢を持ちました。また、ウォータービジネス関連の書籍を読んで、水ビジネスの奥深さに感心しました。私は特に将来的にはODA案件などで発展途上国での事業にも参加していきたいと思ってい、就職活動をしています。しかし、大手ゼネコンやプラントエンジニアリング会社などは配属リスクが高いため、入社後に希望のフィールドで働けるようにも、水の社会インフラ事業を中心にした会社を志望しました。その中で水ingは水インフラの総合力・グローバルネットワークを持ち、自分の夢を実現できるフィールドだと思います。

グループディスカッション 通過

実施時期
2017年02月
形式
学生6 面接官不明
時間
60分
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

テーマ

大阪府の水事業に関して民営化賛成か反対か

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

正確にいうと、この選考はディスカッションではなく3対3のディベートでした。ですので、いかに仲間の中で合理的な主張を固めるか、そして相手の主張に論理的にスピーディーに返答していくかで勝敗が決まっていきます。このディベートは文系学生だけが対象でしたが水業界の特色を理解している者勝ちといった印象もあり、知識量と論理的思考力がものをいいます。

1次面接 通過

実施時期
2017年03月
形式
学生2 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部採用担当/施工管理部門中堅社員
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

会社の特徴と自分の求めるフィールドがマッチしていることをしっかりまとめられたことで説得力が増したと思います。

面接の雰囲気

いつもインターンなどでお世話になっていた新卒採用担当の方々と施工管理部門等の中堅社員二名だったので、そこまで圧力はなかったです。雑談を交えながら自分の考えを相手に伝えていく面接でした。

1次面接で聞かれた質問と回答

いままでの人生でなにかを勝ち取った経験を教えてください

私は大学の学会で賞を勝ち取りました。学会は学部内で行われるものでゼミごとの対抗戦でしたが、17のゼミの中で3つのゼミだけが賞を手に入れられます。私たちはテーマ設定の段階から学会の評価者である教授陣にわかりやすいテーマに決め、見せ方の工夫を徹底しました。また、「ある程度」のクオリティで満足せず、自分たちが納得いくまで徹底的に理論をくみ上げることで、他の発表にはないオリジナリティを作り上げることができました。ゼミのメンバーの中でもモチベーションのギャップがありましたが、自分が努力している姿を見せて周りを引っ張っていくことで周囲の士気も高める努力をしました。結果として賞を獲得し、ゼミの連帯感も格段にましたので、確かな結果を勝ち取りながら、組織の結束を強められたいい経験だったと感じています。

(水業界の)他社ではなく、当社を志望する理由を改めて教えてください

御社を志望した理由は革新性と総合力に富んでいることです。インターンシップに参加させて頂き、御社の取り組みを拝見しました。親会社である荏原製作所の培った技術に加え、年々新たな事業分野を開発していく革新性は会社の将来を考える際に、とても強いと思います。また、インターンシップでも新規事業立案のプログラムで様々な新規事業の可能性を感じ、私自身非常にわくわくさせられました。このような革新性に加え、水インフラ全般を網羅するような総合力を保持している御社であれば、今後海外展開などの際にもその確かな技術力で会社の強みを生かす事業を進めていくことが可能だと思います。世界中でより高品質な水インフラを構築していくためにも御社の総合力が必要だと思います。

最終面接 通過

実施時期
2017年03月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
役員3名/人事部2名
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分の考え方を明確にし、決して会社の方針にスリよりすぎないようにしました。自分の軸を確立していた点が評価されたかと思います。

面接の雰囲気

役員の方々は表情が硬く、緊張感のある面接だったと思います。最終面接ということもあって、お互い腹の探り合いのような駆け引きが繰り広げられました。

最終面接で聞かれた質問と回答

国際ボランティアを通して水事業に興味を持ったようですが、ビジネスとボランティアでは駆け引きの仕方が根本的に違うと思います。ビジネスと割り切って働く自信はありますか?

私はボランティアもビジネスも根本的には大差ないと思っています。どちらの手段でもお客様(受け手側)のニーズをくみ取って、自分たちの出来る限りのサービスを提供するというスタンスは変わらないはずです。ボランティアであっても資金や労力には限界があり、向こうのニーズに全て応えることはできません。相手の言いなりにならずに、自分たちの考えるソリューションを提案しながら、受け手側とベストなやり方を探っていくのはボランティアもビジネスも共通していると思います。もちろん民間企業で働けば利益を追求したビジネスモデルに苦悩することもあるかとは思いますが、そこは会社の成長によってより良い技術が世の中に広まると割り切って考えて、利益を出していくつもりです。

これまでの人生で困難を乗り越えた経験を教えてください

私は所属するボランティアサークルの存続危機という課題を乗り越えました。私が半年の留学から帰ると後輩はほぼ全員が退部し継続率は20%ほどという状況でした。後輩たちの多くは受動的で、不満を口にしても、主体的に組織を変えようとせずに辞めていきました。このままの運営体制では会員一人一人の成長につながらないと考えた私は、組織改善に向けて主体的に動ける後輩を増やす必要を感じました。そこで組織幹部と話し合い、1年生から役職に就くことができる制度を導入しました。経験の少ない1年生に仕事を任せることで起こるリスクも考えました。しかし、できるだけ後輩と会話する機会を増やし、会員一人一人の組織や活動に対する意識を改善していきました。今では1年生も会議で発言や企画立案をして、自発的に組織運営に参画するようになり、会員継続率も50%を超えました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定が4月上旬という早い時期に出たこともあり、納得のいくまで就活をすることを認めてくださいました。内定後は三週間に一度くらい人事の方と面談や電話でコミュニケーションをとり、就活の進捗状況や今後のキャリアに関する話し合いをさせて頂きました。

内定に必要なことは何だと思うか

水ingの内定を獲得するのはなかなか難しいと思います。水ingは採用活動に力を入れているため、多くの優秀な就活生がエントリーしますが、文系総合職は内定者5名以下の狭き門です。しっかりとした業界研究・企業研究に加えて、普段から論理的に話す力を鍛えておく必要があります。具体的には大学で議論形式のゼミや授業を積極的に受講し、ディスカッション能力を育んでいけば確実に力になると思います。また、水ingは選考が早いので、ベンチャーや外資企業などの早期選考で練習して力をつけておく必要があると思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

第一に、水業界に関して徹底的に調べあげて、そのうえで自分のスタンスを明確にしていたこと。第二に、論理的に話して相手を納得させる力だと思います。ディベートなどはサークルやゼミが議論形式だったので大学四年間の間にしっかりとコミュニケーション能力を磨き上げることができたことが大きいと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

驚くほど選考の通過率が低いです。一次選考で100名ほどいた文系総合職が二次選考では4名程度に減っていました。私と共に最終選考まで残ったのは理系も合わせて15名程度でしたが、最終選考の通過率は20%程度でした。優秀な学生が残るというよりも、優秀かつ社員・役員の方との相性のいい人が残る、という印象です。
早期からインターンシップで人事の方々にやる気をアピールしておくと選考の途中段階で人事の方々が味方に回ってくれるので心強いと思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後、入社を決めていない4月の段階で人事面談、5月の段階で内定者懇親会などがあり、頻繁に内定者を気遣ってくださいました。私は6月で内定辞退しましたが、夏以降複数回にわたって充実した内定者研修が用意されているようでしたので、(囲い込み感は否めませんが)サポートは手厚く非常に親切です。助かりました。水ing株式会社には本当に感謝しています。

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水ingの 会社情報

基本データ
会社名 水ing株式会社
フリガナ スイング
資本金 55億円
従業員数 4,400人
売上高 115億9900万円
決算月 3月
代表者 安田真規
本社所在地 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目9番2号
電話番号 03-6830-9000
URL https://www.swing-w.com/
NOKIZAL ID: 1578407

水ingの 選考対策

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