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【革新的なサービス改革】【20卒】ヤマト運輸の総合職の本選考体験記 No.8041(一橋大学/男性)(2019/7/11公開)

ヤマト運輸株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒ヤマト運輸株式会社のレポート

公開日:2019年7月11日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 一橋大学
インターン
内定先
入社予定
  • 日立システムズ

選考フロー

企業研究

物流業界全般に興味を持っていたこともあり、最初は各社の違いを見極めるところから始めた。物流業界は各社ごとに特徴が大きく異なるので(企業が顧客か、一般のお客様が顧客か)、どっちがあっているのかを見極めるのがとても重要。さらにヤマト運輸の場合、自分の大学出身の社員も多いからか、学内に説明に来ることがあったため、それにも積極的に参加した。ESを出し、面接の準備をする際には、ホームページの細かい情報は勿論、元社長の小倉昌男氏の「経営学」という本も読み、会社がどのように発展してきたのか、雰囲気はどうなのか、何にチャレンジしようとしているのか、という事を面接でしっかり話せるようにして。(ヤマト運輸についてよく知っている)。また近年地方公共団体との連携や新技術の導入に積極的な事もあり、その事例を日経電子版などで調べる事もした。

志望動機

クロネコメンバーズや地方公共団体と連携したの客貨混合サービスように、革新的なサービス改革を行う貴社で、自分も皆さまのためのサービス開発を通じ社会に広く貢献したいという思いがあり、志望します。私は元々通販を利用する事が多く、その際に貴社のサービスを利用しているのですが、ライン上で日程を変えられることに感嘆し、今問題となっている人手不足も解消できるものと感じ、そのような革新的なサービスを開発する姿勢に惹かれました。更に、元社長の小倉昌男氏の「経営学」を読み、サービスが先という姿勢、全員経営で社会のために社員の方々一人一人が理想を持ってチャレンジしていく姿勢が「伝統」としてあることを感じました。そのような雰囲気のある貴社において、自動運転など新技術を使ったサービス、地方向けのサービスなど、多方面で広く貢献したい、と考え志望しました。

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2019年04月

1次面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
20年目以上の人事1名
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

この面接のフィードバックの時、志望度、はきはき話せているか、話は分かり易いか、の3点に沿って判断しているといわれた。自分は「第一志望」ということ、「元気で大きな声で」しっかり目を見て話していたこと、そして簡潔に話すことを大いに評価され、本来はグループディスカッションが次に控えているところを、いきなり最終面接までパスさせて頂けた。このように、事前面接に呼ばれたら練習と思わず本番の面接と思ってしっかり準備して臨むのが非常に重要。内々定の可能性の大きさにも影響してくる。

面接の雰囲気

非常に明るい空間で行われた。面接官は現場上がりの大ベテランだったが、常に笑顔を絶やさず、和やかな雰囲気だった。今回担当した面接官は常に「学生のことを知る」という事をモットーにやっていたように感じた。なお、この面接は選考前に、リクルーター面談などを経て呼ばれる事前面接であり、この事前面接で担当する面接官が基本的には2次面接を担当する。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に自ら取り組んで成功した事、学んだ事を教えてください。

大学3年生の時に走ったフルマラソンです。これを通じて「難しいことに積極的にチャレンジすること」「粘り強くやり切ること」の2点を大いに成長させることができました。元々私は陸上部に所属していた事もあって、「もっと長い距離走って限界に挑戦してみたい」という思いから、昨年5月に初めてフルマラソンに挑戦しました。授業等でなかなか練習の時間が取れない中でも、週3回10km走れるように計画を立てて、空いた時間に走るようにし、更に4時間40分切りを目指してペース配分には気を使いました。このような準備の徹底さが功を奏し、本番では足が痛くなっても粘り強くやり切り、目標以上の記録で完走できました。そして、今年10月には4時間切りを目指し、また練習しているところです。

大学生になる前で、最も頑張った事と、チームでの役割を説明してください。

高校2年生の時に走った高校駅伝東京都予選です。これを通じて、自らの努力がチームの成果の向上に大きく貢献できるということを学びました。中高一貫校出身の自分は、中学1年生から引退する高校2年秋まで陸上部に所属していましたが、記録が遅く、高校1年生の秋まで、1度も大会の駅伝を走ることができず、最後の1年を迎えてしまいました。全くチームに貢献できていない危機感を感じ、自分自身は練習の時から、常に先頭を走る、人より1周1kmでも多く走る、そして練習のない日には朝練を走る、応援では人一倍声を出す、といった「当たり前の事を人一倍本気でやる」ということを常に徹底し、チームのムードを上げる事、そして自分の記録の向上に努めてチームに貢献しようとしました。そして記録が1500mでは30秒も伸び、駅伝本番では5kmで5人以上抜いて、駅伝の自校最高記録の更新に貢献できました。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
20年目以上の人事1名と役員2名
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

様々な事業展開をホームページで調べ、及び小倉昌男氏の「経営学」を読んで志望動機をつくる、そして常に問題意識を持ってやっているという事をしっかりと伝えた。この事で「本気で志望している」「しっかり考えてチャレンジしている」という事をしっかり伝える事が出来た。最終だったため、本気で行きたい、これだけ知っている、という事をしっかり示すのが重要。

面接の雰囲気

年配の方が3人どっしりと座っているため緊張感が非常に漂うが、笑顔も時折出て非常に和やかな面接だった。3人ともよく話を聴いて下さった。

最終面接で聞かれた質問と回答

ヤマト運輸に入社したら、何がしたいですか?

3つあります。まずは若いうちは、地域のためのサービスの開発をやりたいです。例えば無人の施設や客貨混合のサービスなどの充実、更には見回りや子育ての施設の充実等にも取り組んでいきたいです。そして地域に根差したサービス開発で力をつけた後は、全国規模のサービスの開発に取り組みたいです。例えば自動運転、AIを利用したシステム開発、更には人手不足の解消のために、有料会員制の、自宅での宅配ボックスの設置などに取り組みたいです。これらを通じ、より物流の効率的な配達や配達速度の向上、人手不足の問題解決に取り組み、経済活性化や社会貢献に取り組みたいです。更に将来的には、海外で「宅配便」を広げていきたいと思います。特にクール便、また物流の管理システム等には大きな強みと需要があるため、それを広げて世界の物流や経済の発展にも取り組みたいです。

国際関係学の学習をどのように弊社の仕事で活かせますか?

論理的思考力を活かしたり。価値観の違いを乗り越えて、全ての方々のためにという観点で、大いに活かせると思います。貴社は、年代、性別、地域問わず多くの方々が利用される宅配サービスを展開すると同時に、地方公共団体と組んで地域のために見回りサービスを行ったりと、そのサービスの幅は非常に広いものがあります。私は大学生活の中で、特に国際関係学のゼミで、留学生4人を含むゼミの中で、1回4時間にもわたり、様々な価値観を受け入れて議論し取りまとめきました。様々な人を対象としたサービスは、やはり多様な価値観を受け入れなければできません。また論理的に考え、それを議論して1つの案にまとめていくことがとても重要であると考えています。これらのことを考えた時、国際関係学で学んだ、議論力や価値観の違いを受け入れまとめる力が大いに活きると思います。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

基本的には1週間が承諾期間と言われていたが、非常に迷っていることもあり、電話で相談に乗ってくれたり、承諾期間を2週間に伸ばしてくれたりと、柔軟に対応してくださった。

内定に必要なことは何だと思うか

ヤマト運輸を志望しているのであれば、元ヤマト運輸社長の小倉昌男氏の「経営学」という本を読む事を強く勧める。この本には宅急便の開発や、自身の下での経営哲学などについて書かれているが、ここで書かれている内容がヤマト運輸の環境、社風、事業を表していると思うので、この本を読んで、ヤマト運輸を深く知ることがとても重要だと思う。そしてエントリーすると、ヤマト運輸から面談や事前面接の案内が来ることがあるが、来たら「本番」のつもりで、「通って有利に進める」事を頭に入れ、しっかり準備して受けるべき。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

グループディスカッション→面接2回というのが通常ルートだが、リクルーター面談→事前面談→最終選考という、もう一つのルートの方が、競争や、向こうの「来てほしい」度合いの大きさを鑑みると、内々定率が高いように感じる。だから、エントリーした段階から、「第一志望である」こと、「論理的に考えている」「チャレンジ精神を発揮している」ということを全面的にPRし、このルートに乗って内々定をもらえるように、普段から心がけるべき。会社としても、「第一志望」という熱意を持った優秀な学生を欲しがっているように感じた。

内定したからこそ分かる選考の注意点

エントリーした段階で、ヤマト運輸からの「リクルーター面談」の案内、その後に「事前面談」の案内が来ることがある。この連絡が来たらしっかり是が非でも行くように、そして面接に「受かる」気で、油断せずしっかり本番の面接と同じように準備すべき。

内定後、社員や人事からのフォロー

内々定をもらってからは、迷っていた事もあって悩みなどに電話などでのってくれた。しっかり親身になって相談にのってくれた。

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ヤマト運輸の 会社情報

基本データ
会社名 ヤマト運輸株式会社
フリガナ ヤマトウンユ
設立日 2005年3月
資本金 500億円
従業員数 183,249人
売上高 1兆6845億3200万円
決算月 3月
代表者 栗栖利蔵
本社所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目16番10号
電話番号 03-3541-3411
URL https://www.kuronekoyamato.co.jp/
NOKIZAL ID: 1573726

ヤマト運輸の 選考対策

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