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【論理的思考力を活かす未来】【20卒】東邦システムサイエンスのシステムエンジニアの本選考体験記 No.8029(一橋大学/男性)(2019/7/11公開)

株式会社東邦システムサイエンスの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒株式会社東邦システムサイエンスのレポート

公開日:2019年7月11日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • システムエンジニア

投稿者

大学
  • 一橋大学
インターン
内定先
入社予定
  • 日立システムズ

選考フロー

企業研究

説明会でもらったパンフレットや資料をくまなく見た。しかし、これだけではなかなか情報量が少ないために、面接の準備の段階になると、ホームページを見て、サービスやソリューションなどの説明など、細かい部分も沢山見るようにして、どんな事業に強みがあるのか、というのを見た。ここの場合は、金融系のシステムだけでなく、今「新規事業」として車載のシステムなども手掛けている。会社は、今「新しく何に力を入れているのか」ということを特に重要視するとよい。ただ、金融系のシステム会社は多々あるので、どの部分をやりたいのか、という事に加え、雰囲気もとても重要になってくる。そのため、事業の部分だけでなく、採用ホームページを見て、様々な社員の方々の紹介文を読み、「社員がどんな働き方をしているのか」・「社員はなぜここを選んだのか」・「どんな人に来てほしいのか」といった部分を頭に入れ、自分の考えと合わせて志望動機を作るとよい。そして、採用ホームページの紹介文で感じた事を、座談会で社員の方々との対話で確認し、最終面接での志望動機をがっしり固めた。

志望動機

金融系のシステムの開発に強く関心を持つ一方で、車載システム等新規事業にも積極的にチャレンジし、広く社会貢献したいという自分の思いと合致し、志望します。私は元々陸上部時代に会計をやっており、会計処理など、金融に興味を持っていました。その一方で、現在はIT化、システム化が進んでいる事を、銀行のスマートフォンアプリを利用している事で非常に痛感し、このような金融システム開発を通じて、広く社会貢献したいという思いがあります。その中で貴社は、以前から金融系のシステムに強いこと、現在車載システムやインフラ構築など様々な新規事業にも進出し、金融にとらわれず様々なものに挑戦していく姿勢、そして採用ホームページにもあった通り、教育制度が充実した手厚い環境ということに惹かれ、そのような環境で、金融は勿論、新規事業にも積極的に関わり、社会にも会社にも貢献したい、と思い、志望します。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年04月

筆記試験 通過

実施時期
2019年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

この筆記試験のために特別対策をしたわけではないが、SPIとGABの問題集を何周もして、どんな問題が出てもよいように準備した。

筆記試験の内容・科目

2種類の適性テスト。1つはSPIをペーパーテストにしたような感じのもの。語彙、読解、計算などが問われる。もう1つはGABみたいなやつで、法則性が問われる。

1次面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生2 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
20年目以上の人事2名
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

問題意識を持ってやっているということを前面に出した事。ITでは開発等で常に論理的思考力が求められることが多いため、このことが非常に重要になってくる。問題意識をもって、「なぜやるのか」「何をしたのか」「工夫した点は」「どうなったか」「何を得たのか」ということを筋が通るように話すようにし、フィードバックでも高い評価を頂いた。

面接の雰囲気

窓から光が差し込み明るく話しやすい雰囲気ではあったが、面接官が年配であり、かつ距離が離れている事もあってピンと張りつめた緊張感あふれる雰囲気だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に頑張ったことについて教えてください。

学生時代に頑張ったことは国際関係学の学習です。これを通じて、国際関係学の知識や世界の知識は勿論ですが、ITで特に重要な論理的思考力を伸ばすことができました。元々私は、東京大空襲や沖縄戦の講話を聴いて、国際関係学を大学で専攻することに決めました。国際関係学は、英文の文献が多く、かつ発表等で自分の意見を求められる事が多いですが、私はどちらも苦手でした。そのため、2年次では英語で開講され、かつプレゼンやレポートが課される授業を2つ取り、かつ3年次からは、英文80ページを読み、かつ4時間議論するゼミを選び、徹底的に鍛えた事で、英語力ではTOEICの点数が600点から750点に伸びました。議論力でも、今年ゼミで行ったケンブリッジ大学での合同ゼミでのディスカッションで、真っ先に発言し意見をまとめられるようになったり、更にレポートを書く力も向上し、論理的思考力を伸ばすことができました。こうして得た論理的思考力を貴社のシステム開発にも活かしたいです。

アルバイト経験について教えてください。

スポーツショップのアルバイトを2年半ほど続けています。このアルバイトを始めたきっかけは、元々陸上部だった事もあり、多くの方に商品販売を通じてランニングでのコツを伝えたいと思った事と、あがり症で人前に出ると緊張しやすいという性格を、社会人になる前に直して多くの人に積極的に関われるようにしたいと思った事です。最初は上がり症の悪い癖が出て、なかなか声を掛けられない上に、話も一方的になり、接客しても1割程度しか売れませんでした。そこで、他のスタッフにお願いして、自分の接客を見て頂き、フィードバックを日々貰いました。その中で、まずは我慢してお客様の話を聴く事、ストレートにどんな商品を求めるか聴く事をアドバイスとして頂き、これを実践しました。結果、あがり症を徐々に改善でき、お客様のニーズに合わせた接客ができるようになり、接客で8割は売れるようになりました。

最終面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生2 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
社長・人事部長
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

チャレンジする姿勢を前面にだしつつ、会社の説明会などで感じたことも持ちだして「この会社がいい」ということをアピールできた。他でも当てはまるが、最終では「なぜうちなのか」ということが非常に重視されるので、この雰囲気の面でも「いい」ということを示せ、「ここでやりたい」と訴えることができた。また、今「様々なことにチャレンジしようとしている」事もあって、チャレンジしてきたこと、また続けようとする姿勢も示せた。あとのフィードバックでもこの2つは高く評価された。

面接の雰囲気

前回と同じく、窓から光が差し込む部屋で明るい。しかし相変わらず雰囲気は硬い。特に途中まで社長は無表情で何も話さないために、緊張感が時間が経つにつれて強まる。

最終面接で聞かれた質問と回答

会社説明会や座談会などを通じ、会社のイメージをどんな風に感じましたか。

会社の説明会の前は金融系のシステム開発を手掛けている、という事もあって、硬い雰囲気かな、という印象がありました。しかし会社説明会、また座談会を通じ、大きくその印象は変わりました。会社説明会では、教育制度が非常に充実しており、面倒見がいい、アットホーム環境であるということを知りました。そして、座談会では、社員の方々が目線を合わせ、笑顔を絶やさず様々な話に応じてくださりました。そして、座談会の中で、同期同士だけでなく、先輩後輩関係なく、社員同士がよく話している光景を見て、実際の職場ではもっと話をしていて、社員同士お互い話しやすい、非常にフレンドリーで和やかな雰囲気である、と感じました。このように話しやすい雰囲気だからこそ、仕事も非常にしやすい環境であると感じ、そのような雰囲気で自分もやっていきたいと考えるようになりました。

学業以外で特に力を入れた事は何ですか?

昨年5月と10月にフルマラソンに挑戦しました。これを通じ、「大変なことにチャレンジする」事だけでなく「計画性をもって行動していく」「しっかり粘り強くやり切る」という力を伸ばすことができました。元々陸上部だった事もあり、長い距離への挑戦に非常に興味があった事で、マラソンを走る、と決めました。その時から男性平均4時間40分を切るという高い目標を立て、ペース配分等には力を入れ、また授業等で忙しい中でも、普段から日々の計画を立てて、時間を見つけては週3回、10km以上は走るようにしました。これらの準備をして臨み、本番では足が痛く立ち止まることがありましたが、準備、計画が功を奏し、粘り強く最後まで走り切り、2回とも目標以上の結果で完走できました。現在は次なる目標の4時間切りを10月に達成する事を目指し、また練習しています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を頂いた後も、納得いくまで就活を続けさせて頂いたし、かつ他社の選考を1ヶ月も待ってくれた。お話も定期的に頂き、安心して自分で考えをまとめられた。

内定に必要なことは何だと思うか

どこのIT企業でもそうだが、「この分野に興味がある(東邦システムサイエンスの場合は金融など)」という思いと、「新たな分野にチャレンジしたい」というチャレンジ精神をしっかり両立させて、志望動機も他の自己PRも話すことがとても重要。更に、金融系のシステム会社は多いので会社の区別をしっかりすること、座談会などに出向いて雰囲気をしっかり理解しておくことがとても大事。そして、2回ともグループ面接かつ年配の方が面接官になるため、自分に自信を持って、テンポよく、わかりやすく簡潔に話すことを心がけるべき。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

問題意識をしっかり持って物事に取り組む姿勢があるか、というのがとても重要だと感じた。実際、1次面接ではその点を高く評価された。ITに限った事ではないが、「自分はこう考えている」「自分は○○が問題だから△△をやった」等、論理的にしっかり行動し、話す習慣が非常に重要だと感じた。また自ら積極的にチャレンジする精神もとても重要。この点も内定後のフィードバックで評価された。

内定したからこそ分かる選考の注意点

この選考の注意点は、まず面接官が年配の方が中心であるということ。そのため若者の流行などが自己PRになる際は説明をしっかりできるように。また年配の方だからといって緊張してはいけない。しっかりリラックスして受ける事が重要。更に、2回とも複数面談になるため、話を聴く姿勢、簡潔に話す姿勢も重要。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後、選考が残っていたため、電話のたびに状況を聞いて下さり、丁寧に相談にも乗ってくださった。

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東邦システムサイエンスの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社東邦システムサイエンス
フリガナ トウホウシステムサイエンス
設立日 1971年6月
資本金 5億2658万円
従業員数 672人
売上高 162億8000万円
決算月 3月
代表者 小坂友康
本社所在地 〒112-0002 東京都文京区小石川1丁目12番14号
平均年齢 37.4歳
平均給与 582万円
電話番号 03-3868-6060
URL https://www.tss.co.jp/default.aspx
NOKIZAL ID: 1134514

東邦システムサイエンスの 選考対策

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