【商社ビジネスを体感】【19卒】ユアサ商事の冬インターン体験記（文系/総合職）No.2548（青山学院大学/男性）（2018/4/12公開）

商社に入りたいと思っており、中堅専門商社のインターンで商社ビジネスの理解を深めようと考えたため。リクナビ経由で情報を知り、即日申込をした。すぐに参加でき、選考の早期フローにも乗れるという情報をネットで目にした。

今回の1dayインターンでは選考が存在せず、対策はしなかった。
インターンではグループワーク→発表の時間もあるため、商社についての基本的な知識と会社概要は把握してから行った。
また、模擬面接や模擬グループディスカッション等は学内のセミナーにて研鑽を積んだ。

ユアサ商事および専門商社の行うビジネスの流れを理解し、より高機能・高付加価値を付けるとしたらどのような機能が良いかを考えよ。

1日目にやったこと

ユアサ商事の「350年の歴史」と「信頼」をメインに、事業内容や総合商社との違いを説明されたのち、グループワーク。選考でも話す事ができる内容がふんだんに盛り込まれていた為、注意して聞いた。チームでの議論はトレーディングに「機能」を付けるというものだが、ITやIoTに関する話も出て、中々意識の高い議論であった。また、最後に営業部の社員２名との座談会も用意されていた。

人事部の若手の方、２名

なし

人事部の方が本当に良い人で、なんでも真摯に受け答えしてくれた。受注率の%まで教えてくれたのは驚きであった。また、提案した内容について「これは無理」と穏やかではあるがハッキリフィードバックをいただき、人の良さを感じたのも印象的であった。

短期間で一定の成果を出し、まとめて発表までするというのが一番の難点だった。今後の選考でもそうだが、アイスブレイクの有無で大きく議論の活発さがチームごと異なる印象を受けた。社員の方に色々聴きながら機能を考えることもできた為、業務内容の理解は正しく行えた。

何が強みで何が総合商社には勝てない理由なのか。350年続く企業とはどういう場所なのか。そういったことを学ぶことはできたと感じる。如何せん日数が少なく時間も少なかったが、特に学べたことは次の事だ。財閥系でない完全独立系専門商社だからこそ、数万ある商材を自由に、最適に提案する事ができる。これはかなり強い点だと感じた。

中堅の専門商社が与えることのできる機能、付加価値、と言うのを一通り理解してから望めば、もっと質の高い議論ができたと言うのは感じている。社員の方に聞くことはできるが、時間も限られる。また、グループワークの際には付箋など用意したほうがよかったと思う。

営業部の社員の１日のスケジュールだったり、座談会も用意されていた。一人で年間数億の案件を扱うという話を聞いたり、取引先の社長と取引をする、ということを聞いた為、自分が働いている姿というのはかなり想像できた。相手との信頼関係を気づき、ニーズを引き出すという仕事がしたければ良い会社である。

いち早く興味を示してくれた学生という事で、人事の方もかなり贔屓目というか、目をかけてくださっているように感じた。確実に、通常選考フローで応募するよりも内定は出やすく、また人をより見てもらえると思う。単純に、早期内定に繋がるということもあるので、ベンチャー・外資出なく早期に内定が欲しい学生は参加を推奨する。

もちろん具体的な業務内容を体感できた事が大きい。だがまた、他商社より独立系であるがゆえ自由で最良の大きい働き方ができることも知った。これが私にとっては大きな原動力となり、本選考に進もうと決意した理由になった。社長と取引をしているなんていうのも中堅商社の魅力であると間いたのも大きい。

前述した通り、そもそも選考フローが変わるしESも簡略化される。また座談会など、より理解が深まるイベントもインターン参加者に向けて開催される。おそらく一次面接でも落とされない程度の保証はある。

総合商社・広告・メーカーなど色々見ていた。特に規模の大きく、大企業である総合商社を第一志望にしようと考えており、大手病であった。ただ大手、大手と考えていた為、化学・素材系の富士フイルムや東レ、三菱三井住友系、電博、など。特にユアサ商事のような中堅には全く興味がなく、軽い気持ちでインターンにも参加した。

中堅には中堅の強みがあり、裁量の大きさがあり、自由度があり。人が良く、仕事の基礎ができれば上にのしあがれる会社だとも感じた為、中小企業など、鶏頭牛後を目指してみようと思うきっかけになった。仕事が細分化されてなく、「一人の商人」としておよそ営業として考えうる全ての業務を自分でこなし、自由に働くという選択ができるのも魅力的だとここで考えるようになった。