【食の競合調査で発想力UP】【23卒】マルハニチロの冬インターン体験記（文系/1day1仕事体験コース）No.20062（神奈川大学/男性）（2022/2/21公開）

長年取り組んできたスポーツから、体つくりやケガの予防の面で食の大切さというものを理解していたので食に関する企業に興味を持った。食品業界の中では特に規模間や業種にはこだわらず、たまたま目に入ったマルハニチロに応募した。

事前にインターンシップの選考フロー（書類選考のみ）を調べて、対策をした。食品業界を志望している友達に添削を手伝ってもらった。

面接や動画選考はなく、ESのみであったため、学生時代に取り組んできたことや志望理由などをきちんと述べることが出来ていれば通過できるのではないか。

水産商社、食品メーカーについてのワーク（買い付け体験ゲーム、商品企画）

業界、会社説明→水産商社について（買い付け体験ゲーム）→食品メーカーについて（所品企画について）

買い付けの方法や、商品企画の際の市場動向や競合調査について

水産商社、食品メーカーについてのワーク（買い付け体験ゲーム、商品企画）

1日目にやったこと

午前中には簡単に業界、会社説明から入り、事前課題の共有で終了。ランチは社員の方との座談会を行い、午後は買い付け体験ゲームや商品企画のワーク中心に行い、最後は発表して終わった。

人事部社員

特になし

商品企画の際には、競合他社がどのような商品を出しているか、（現在だけでなく過去も含めて）を判断して商品企画を行う。そうすることにより、どんな商品が市場に求められているかが出来るというアドバイスをいただいた。ただ提案するだけでなく、そのような周りの情報も大切だと感じた。

商品企画の際には、マルハニチロの流通している商品だけでなく、ニチレイなどの競合他社の商品も調べなくてはいけなかったので、時間がかかると商品企画の時間が無くなる為、短い時間の中でやることが多く難しかった。また、ありきたりな商品をしてしまうと、差別化という点で深い質問が来るので注意が必要であった。

5人グループのうち4人で中心に話を進めていた。1人はおいていかれてしまい主体性が足りず、アピールが出来ないと感じた。

マルハニチロの強みである水産商社とメーカーという二つの顔を持っていることで、仕入れから流通まで、自社で完結することが出来るのは大きな魅力であると感じた。また、国内だけでなく海外にも生産ネットワークがある為、その土地に適した商品の生産を行うことが出来るのも強みであると感じた。

特に準備は必要が無いと感じたが、競合他社やどこに強みがあるのか位は抑えていると、商品企画ワークの際に役に立つと思う。

今回のインターンシップでは、商品企画のワークを中心に行ったが、社員の方とあまり話す機会が無く、一日のスケジュールや社風があまり把握できなかった。他にもいくつか事業を行っている会社なので、その部分も詳しく知ることが出来れば、働いているイメージをすることにも繋がると感じた。

インターンの参加している学生を見る限り、大学院や大学で水産や食品についての研究を専門に行っている人が多数であったため、基礎知識の部分で文系は太刀打ちできないと感じた。しかし、開発職でなく営業職を志望するのであれば、戦えなくはないのではないかと感じた。

志望度は下がっていはいないが上がりもしなかった。やはり、1dayのインターンシップであると、得られる情報も少なく、企業理解は進めることが出来たが、社風や雰囲気、規模感というものをいまいちつかめることが出来なかったため、志望度に関する判断材料が少なかった。

直接有利になるとは言えないが、インターンシップに参加することで、企業理解や事業理解は深めることが出来るため、エントリーシートや面接の際の逆質問などにも生かせると思う。

漠然と食品業界に興味を持っていたという理由でインターンシップに参加し、業界や企業について良く知らなかったため、このインターンシップを通して業界理解にはつながったと感じた。同じ衣食住を担うという面で、不動産業界も志望していたが、人のライフスタイルに大きくに関わるという点では、不動産業界の方が向いていると思った。まだまだ、判断材料が足りないので、今後も両業界を視野に入れて活動していきたい。

マルハニチロは食品メーカーとしての顔しか知らなかったため、商品企画や市場分析、マーケティングを中心にすると思っていたが、水産商社としての一面を知り、買い付けから流通までを一貫して自社で完結できるというのは大きな強みだと感じた。また、幅の広い事業を行っているという点からも、自らの知見を深める事にも繋がると感じ、お客様や市場のニーズにも迅速にこたえることが出来るというイメージになった。