
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
学生時代に最も力を入れて取り組んだことは何ですか。 (全角400文字)
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A.
アルバイトの塾講師で、厳しいと言われた担当生徒を第一志望の大学・学部へ合格させたことだ。担当した生徒は指定校での進学を希望していた。そのため、毎回の定期試験で90点以上の好成績を収め続けることが目標だったが、担当直後は平均点を下回っていた。しかし、生徒から「これまでの自分を変えたい」という言葉をもらい、何が何でも第一志望に受からせたいという思いが湧いた。そこで、学校の先生へのヒアリングを通じた出題範囲の予想と、過去の問題を分析し、傾向に応じた模擬問題作成の二点の対策を講じた。点数が停滞した時も、授業後に一対一で話せる環境を設け、私の実体験を交えながら個別に相談に乗ることで生徒の士気を維持した。これらの対策の結果、五回目のテストで初の90点超えを達成した。自分に求められる役割以上のことを全うし、二年という長期に渡り生徒と目標を追いかけ続けた結果、合格を掴み取ることができた。 続きを読む
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Q.
信金中央金庫を志望する理由を記入してください。 (全角400文字以内)
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A.
全国の信用金庫を支えていくことで、その先にいる全国の中小企業の存続、さらには日本経済の発展に寄与したく、貴庫を志望する。その理由は二点ある。一点目は、アルバイト先がコロナ禍で閉店した経験から、日本経済を支える中小企業の存続の一助となりたいと強く感じたためだ。その際、一企業の一店舗が閉店したことによる影響の大きさを痛感した。メガバンク等からの資金調達が難しい中小企業を金融面から支えることで、有事の際でも中小企業を後押ししたい。二つ目は、地域・日本経済の活性化を目指すという明確な存在理由があり、真にその目的を追求できると考えたからだ。私が生まれた○○県は、五年間の人口減少率が〇%と深刻だ。帰省する度に地元の町の衰退を目の当たりにした経験から、地方経済の再興に携わりたいと感じた。相手が抱える課題に対して最適な策を講じた経験を活かし、全国の信用金庫との親密な関係が構築できると考える。 続きを読む
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Q.
今後、金融業界に求められる役割と信用金庫業界が取り組むべきことについて教えてください。 (全角400文字以内)
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A.
2021年版の中小企業白書によると、金融支援の拡大などが功を奏し、中小企業の倒産件数は低水準であることが分かった。それでも、感染症の流行により、多くの中小企業が引き続き厳しい状況にあることも事実である。こうした有事の際には、金融業界はセーフティネットとしての役割が特に求められるようになるだろう。そのため、中小企業や一般個人に特化した業務、そして地域に根付いた非営利の協同組織という信用金庫の特徴は保ちつつ、新たな価値を創造し、増える需要に応える必要がある。具体的には、貴庫が市場運用などの機関投資家としての業務により一層注力することで、全国の信用金庫の資金量を増やすべきだと考える。コロナ禍によって信用金庫の中小企業向けの貸出残高が前年度比11.3%増えた事実から、多くの中小企業による融資の要望があることが見て取れる。これにより、一社でも多くの中小企業へ融資の実現が可能になると考察する。 続きを読む