【薬学部生が見た未来】【23卒】中外製薬の夏インターン体験記（理系/開発職）No.25256（非公開/女性）（2022/5/27公開）

友人が開発職志望で、誘われて応募した。薬学部であったが、薬剤師にはなりたくないと感じており業界研究の一環として応募した。中外製薬という名前については聞いたことがある程度で応募前は規模等も知らなかった。

エントリーシートを書くこと自体が初めてだったので、エントリーシートの書き方を勉強した。また、自己分析等も行ったことがなかったので自己分析を行い、何が自分の強みなのかを考えた。ESだけでなく動画提出を必要だったので、どのように表情で撮影すべきか何度も撮影して考えた。

ESや動画の質が重要視されていると考える。この時期にインターンシップに参加できている学生はいても、CRO等のさほどレベルが高くないところだろう。そのため、自分の強みや考えを具体例などを出しながら論理的に話すことが出来る人が通ると思う。

中外製薬の組織体制や各部門の説明、グループワーク。発表

臨床開発職、安全性、信頼性保証、MA等の各部門について「説明→ワーク→発表」のプロセスで行った。

臨床開発職の各部門の特色・やりがいや組織としてどのような連携をとっているかなどについて詳しく学ぶことが出来た。

中外製薬の開発部門（臨床開発、安全性、信頼性保証、薬事、MAなど）を知る

1日目にやったこと

中外製薬の組織体制について説明・開発部門の役割・医薬品業界の動向・臨床開発計画の立て方（留意点、その際に各部門がどのような役割を果たすのか）・医薬品の価値最大化に向けた取り組み
などについて講義を聞いて学んだ。そのあと学んだことについてグループワークを行い発表した。

2日目にやったこと

1日目に引き続き、開発部門内の各部署についての説明を伺い、更に各部門について深掘りしていった。臨床開発部門の中の臨床薬理職等についてもお話を伺うことが出来て、とても興味深かった。また、2日目についてもグループワークを行い、発表した。

開発各部門の中堅社員

なし

インターンシップ内で先輩社員の業務について伺う機会があり、質問するタイミングで関わることが出来た。また、発表後にはどのような点で良かったか、もっと考慮すべき点は何かフィードバックを受けることも出来た。

開発部門の各職種についての説明を聞き、その講義で学んだ点についてグループワークでまとめ発表を行ったが、時間が短かったため、全員の意見をまとめるのはたやすいことではなかった。また、講義の内容がかなり濃かったのでおメモを取るのも一苦労であった。ある程度基礎知識を持ってから講義を聞くと良いと感じた。

グループワークをする機会が多くあり、とても仲良くなった。薬学部以外の方やインターンシップ経験者がいたことで、他の学部の方の持っている知識やグループワークのやり方を学ぶことが出来た。

中外製薬独自の取り組み、特に今後どのような領域に注力していくのかやデジタル戦略について学ぶことが出来たのでその後中外製薬のESを書く際に非常に役に立つ情報を多く得ることできた。また、内資大手の中でも急成長を遂げている中外製薬を他の内資大手製薬企業と比較することが出来たため、大変有意義であった。

臨床開発職、安全性職、薬事職、信頼性保証職、メディカルアフェアーズ職など各職種について少しでもいいので知識を得ておけば中外製薬独自の取り組みが何かについて明確に理解できると感じた。

製薬内資の中でも、開発職内の各部門がかなり業務が細分化されていると感じたため。完全に外資企業の社風という感じではないが外資よりの社風であり包括的に業務に携わっていくのは難しく一つのことを極めていく性格ではない私とは合わないのではないかと感じた。

インターンシップでの社員さんの様子や参加学生のレベルを考慮すると、かなりレベルの高い企業であると感じたため。また、将来性があり今後伸びていくとは思ったが社風があまり自分には合わないと感じたので本選考をうけても内定はいただけないのではないかと思った。

イノベーティブな医薬品を多く創出しており、将来性のある企業であることが分かったから。また、グローバルな仕事をする機会が多くあることも魅力に感じた。デジタル戦略についてもスピード感をもって取り組んでいることがわかったので、その点においても好印象であった。

夏季のインターンシップに参加できたからといって、冬季のインターンシップへの参加が優遇されるわけではないから。しかし、このインターンシップ参加後のアンケートで臨床開発職を志望した人は後日面談案内が届いたらしい。臨床開発職については有利に働くことがあるのかもしれない。

薬剤師になりたくなかったので、製薬企業を希望していた。
しかし、研究職にはなりたくなかったので開発職かなとぼんやり考えていた。
また、待遇面を考慮しCRO＜薬剤師＜製薬企業と考えていた。
製薬企業でも将来性がないところもあるので、大手企業に入りたいと思い就職活動を始めたがこの時点では企業の優劣はあまり理解できていなかった。

中外製薬・開発職について何も知らない状態で臨んだため変化というほどではないが、ロシュとの戦略的アライアンスが上下の関係ではなく、あくまでも協力関係であると理解できた。また、医薬品のライフサイクルを包括的にマネジメントできるように各部署が連携していることを学び、自身が一番どの分野に興味があるのかを見極めるきっかけになった。