【21卒】アクシアルリテイリングの夏インターン体験記（文系/商品開発コース/店、部門コース）No.9343（新潟県立大学/女性）（2020/7/15公開）

スーパーの店舗の仕事のイメージはつくが、その後のキャリアであるバイヤーや倉庫管理、商品開発などはインターンで直接現役社員から話を聞いたことで、仕事理解の幅が広がり、魅力的に感じる部分があった。また、3日間あったため、さまざまな学生と交流でき、その企業に集まる人のイメージも感じ取れた。

私はインターン参加前にあまり店舗を観察したことがなかったので、事前に観察に行くと疑問点をあらかじめ持ったうえで参加でき、より理解が深まったと思う。

店舗の仕事までは想像がついたが、店舗で経験を積む年数が長いため、その後のキャリア(特に女性)について考えられなかった。10年後を想像できるような年代の社員は人事の人くらいしか会えず、また結婚・出産などを考えると、働きやすさとしても女性のキャリアは店舗止まりであるように思えた。

コミュニケーションを積極的にとり、顔をしっかりと覚えてもらったため、まず面接で自分もリラックスして話せる自信がついたから。また、企業の求める人物像や、実際に評価される基準と、自分の強みが一致していたため。そして採用人数に制限がなく、通年採用をおこなっているため入りやすいと思った。

予想以上に転勤が多く、中には1年程度で異動もあり得る。そして新潟県内にいることができても、実家から通える店舗に配属される保証はなく、場合によっては長野県・富山県に転勤になることもあり得る。将来的に一か所にとどまりたい場合、不自由であると感じたため。

説明会だけでは、店舗での仕事以外を詳しく知ることができないため、選考でキャリアプランについて尋ねられたら答えづらいと思う。また、店舗見学で、どのような点に工夫してディスプレイされているのか教えられたため、消費者目線ではなく、店側の目線でスーパーを見ながら企業研究ができるようになる。

会社説明会が始まると、インターン参加者限定の説明会に招待してもらえる。また、インターン終了後、参加のお礼のメールが届く。

このインターンシップが初めてのインターンシップであったため、特にそれまで希望している業界はなかった。ただアルバイトで飲食店に勤めているため、まず手近な接客業について知るため、地元で大手のスーパーを選んだ。小売業は消費者にとって身近であるため、目につくところのみを選んで業界を選んでいたが、今振り返ると視野が狭かったと感じる。

小売業はその後引き続き見ていったが、やりがいをそれほど感じられなそうだと思った。BtoCの企業に入るとしても、誰のためになっているか実感できる仕事に就きたいと考えるようになり、お客様と双方向のコミュニケーションをとり、関係を築く仕事を探すようになった。また、年配のパートの人が多い職場は人間関係で安心できる保証がないと感じたため、避けようと思った。