【理想のエンジニア像を伝えよう】【18卒】アドバンスドシステムテクノロジーのエンジニアの最終面接詳細 体験記No.2919（立教大学/男性）（2017/12/5公開）

最終面接ではエンジニアの仕事をどれほど理解しているかが中心に問われた気がします。説明会での社員の話や自分のやりたいことを統合して、自身がどのようなエンジニアになりたいかをはっきりと伝えられれば高評価を得られるでしょう。

社長と一対一で話すと聞いて緊張したが、思ってたよりはリラックスして臨めたと思います。社長の表情は終始柔らかく、事前に提出した履歴書に興味津々の様子で質問を投げかけてくれました。

エンジニアとして、最も重要な素質は何だと思いますか？

最も重要な素質は、「すぐに報告すること」だと考えております。要件定義からデバッグに至るまで、エンジニアはチームで情報を共有しあい、クライアントの要求を満たすシステムを作ることが求められます。その過程で、例えば仕様の急な変更が発生しそうになった際、報告が遅れるほどチームに深刻な影響を与えます。例えばシステムエラー発生時に直ちにチーム全体に報告して修正に取り掛かる場合と、システム完成間近にチームでシステムエラーなどの報告があった場合では、後者の方が修正により多くの手間がかかります。またこのような事態は進捗にも重大な影響を与えることが考えられます。終了間近に重大なシステムエラーの修正があった場合、期日までに作業が終わらないという事態が起こりかねません。それを防ぐために、チームは長時間残業をしてでも修正しようとするでしょう。いずれにせよ、報告が遅れるとチームの負担がより大きくなってしまうことに繋がりかねないのです。以上のことから、迅速な報告が仕事を完遂させるために最も重要なことだと考えます。

あなたが考える「エンジニアの魅力」について教えてください。

一言で言うと「各業界の仕事の流れが把握できること」だと考えます。システム開発をする際にまず要件定義をしますが、それをするためにまずクライアント企業に勤める社員の皆さんがそのシステムをどのように使うかを明確にするという話を御社の説明会で聞きました。例えば航空会社の航空券予約チケットの発券システムの開発の話で、まずチケット発見までの流れについて社員がおっしゃっていました。その話によると、受付のオペレーターがまず端末で出発する空港や到着する空港などの情報を入力し、それを別の場所にあるコンピューターに送った後、それを基に予約番号を入力して受付の端末に返すそうです。また、予約番号はどれくらいの数割り振ればいいか、また予約がキャンセルになった場合のシステムの処理をどうするかなどを考えると社員から聞きました。このように、システム開発の過程でどのような作業が裏で行われているのか、人々はどのようにシステムを利用するかが垣間見れるのが、私にとっては「他の人が知り得ない情報を得られる」という知的好奇心を満たすことに繋がります。