【光源開発の未来を拓く】【20卒】フジクラの企画専門職技術系の本選考体験記 No.6160（近畿大学大学院/男性）（2019/4/5公開）

まずフジクラの同業他社である住友電気工業、古河電気工業との違い、各社の強みをインターネットまたはOBなどに聞いて理解しておくこと。フジクラの面接は独特であり、基本的に志望動機を聞かれない。むしろ入社してから何がしたいかをよく聞かれる。その際に、フジクラの主要事業である光ファイバ融着接続機、光ファイバの製造などに加え、新規のファイバレーザーの話にキャリアのプランを絡めて説明すると評価が高いと思う。そのため、フジクラの主要事業などについてよく理解し、考えておくこと。入社後何をしたいか、あるいは主要事業についてより知りたいのであれば、OB訪問もしくは夏季のインターンシップに参加することもおすすめである。また、面接時には必ず自身の研究について聞かれるので簡潔に説明できることが必要である。

私はファイバレーザーの高出力化および光源開発ならびにファイバレーザーによるレーザー加工を行っている研究室に所属しており、私はこれまでファイバレーザーの高出力化に関する研究を行ってきました。レーザー装置は今後、さらなる高出力化、短波長化、短パルス化、ファイバレーザーモジュール化に推移していくことが推測されています。フジクラは特殊ファイバの作製ならびにオプトエナジーの買収により励起光源である半導体レーザーを自社で開発することができる日本で唯一の会社だと考えています。また、次世代のレーザー加工方式として期待されているダイレクトダイオードレーザー方式にも対応可能であり、フジクラは国産技術を最大限に活用した、国際競争力を持つ会社だと感じているからです。

内々定をいただいた後、同業他社を見たいとこちらが言っても納得のいくまで好きなように就活を続けさせてくれた。

まずは電線業界の同業他社とフジクラとの関係性とフジクラの強みを知るためにもOB訪問やインターンシップに参加することが望ましい。実際に自分自身の体験を通じて感じたことの方が面接時において話しやすいし、何よりも説得力がある。面接時には用意していない質問が出てくるだろうが、基本的には自分自身に関することであるため、答えられないような質問はこない。また、地頭が良い人を採用したいらしく学歴に関してはほとんど関係ないと思っている。

面接時の質問でも見抜かれるとは思うが、Plan、Do、Check、Actionの4段階で構成されるPDCAサイクルができているような人が多いように思う。また、自分自身が行う行動に対してなぜそうするのかを常に思って行動している人は内定すると思う。

面接時には簡潔に話すように気をつけ、何事も結論から話すようにした方が良いと感じた。話が長くなるようならばまずは要点だけを話すように気を付けるべきである。また、最終面接は油断していると落ちやすいとよく聞く。

現在の就職活動に関する状況を頻繁に聞かれる。