【未知への挑戦、極める】【19卒】三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティングの夏インターン体験記（文系/コンサルティング）No.1085（早稲田大学/男性）（2018/1/31公開）

日系の三菱グループで尚且つ、シンクタンク機能とコンサルティング機能を持っている会社だから。
報酬が高かったから。
コンサルティング会社に興味があったから。
外資就活でたまたま見つけたから。
外資系コンサルティンググループとの違いを自分で見てみたかったから。
ネットに情報がほとんどなかったから。

コンサルティング会社なので、ある程度フェルミ推定やケース面接対策は行なったが、外資系コンサルティングファームを受けている人と比べると少ないと思う。

グループ毎に実在する企業が与えられ、それに対してのコンサルティング業務を行う

前半にやったこと

前半では講義を受けた後、与えられた企業についてインターネットを始め、会社の資料室を使いとにかく調べた。
そしてある程度情報のシャワーを浴びた上で、仮説を立て、社員さんからフィードバックをいただき、さらにブラッシュアップして行く作業が続いた。

後半にやったこと

後半も、仮説検証の繰り返しを行なった。
特に仮説に対しては、グループ4人で同時に2つ以上の仮説を立てて、徐々に収斂させて行く形をとった。
社員さんからは、もっと目的意識を持ってどんどん進めていかないと間に合わないと言われ、最後は社員さんのアドバイスをかなり参考にした。

最後はパワーポイントを作成し、１チーム10分で発表を行い、質疑応答が15分、最後にフィードバックがあった。

戦略コンサルタント事業部部長 ヒューマンキャピタル事業部部長

なし

仮説検証をうまく回していたのが良かったと言われた。一方で仮説を検証する際に、何を明らかにするためにどんなファクトが必要なのかをもっと明確にしないと無駄が出てしまうと言われた。
また、自分の意見・意志をもっと貫き通しても良いと言われた。

初日以外は、定時の17時に上がれたことは一度もなかった。
その後は近くのファミレスなどで、常に仮説と検証を繰り返した。
正直チームのメンバーの中でのレベル差が激しいため、議論が前に進まないことも散見された。
しかし、色々な視点を持ってる人が集まっているため、それを以下にまとめて行くのかが課題となった。

コンサルティング会社には冷たい印象を抱いていたが、実際に社員さんにお会いすると、みなさん非常に優しく、またコンサルティング業務はロジックだけではなく、いかにそのお客さんに親身になり、情理に訴えかけることができるかも非常に重要だと思った。
その会社の成り立ちやフェーズも考える必要があると思った。

フレームワークなど一般的な知識を頭に入れた上で、それをどのパターンをどう応用するかを練習しておけば良かった

朝から晩まで頭を使いながら、常に課題に対して取り組んでいる姿は本当に時間があっという間で、全く苦にならなかった。
アウトプットを作成するのに苦労はしたが、楽しかった。
自分の中で、周りの人と一緒に協力しながら何かアウトプットに近づいていくのは、非常にやりがいがあり、社員さんと楽しんで仕事を進めることができるのではないかと思った。

三菱グループで、経団連に加盟しているため、今の段階から内定を出すことはほぼないと思っていた。
案の定インターンに参加したメンバーに対して、特別個別にフォローしている様子はない。
しかし、インターン参加者には本選考を受けて欲しいという姿勢は見える。

良い意味でコンサルティング会社の印象が変わった。
具体的には、ロジックロジックでガチガチに論理武装してる人が多いのかと思っていたが、非常に人間味のある人が多く、尚且つ頭の回転や発想がすごいので、自分もああなりたいと素直に思えたから。
ルールも守られていて、気持ちよかった。

インターンシップの最初と最後に、このインターンに参加してくれた人で、本選考を受ける人はまず、今回あった社員さんには合わないと言われたから。
その場の能力で判断されるということを言われた。

外資系コンサルティングファーム、外資系投資銀行を中心に、外資系を見ていた。
特にアクセンチュアやアビームコンサルティングの戦略部門を見ていた。
コンサルティング業務はどうせやるなら、フラットそうな外資系戦略が良いかと思っていた。
モルガン・スタンレーやシティバンクを見ていたのは、単純に世界でも名だたる名門企業であるから。

自分は外資系コンサルティングファームよりも、より事業会社に近いコンサルティング会社、または事業会社の方が向いているのではないかと思った。
毎日色々な業種業態を目まぐるしく見るより、一つをより深く見ていった方が面白いのではないかと感じた。
その後コンサルティングファーム、金融系は就職活動の候補から消えた。