【19卒】三浦工業の冬インターン体験記（理系/1DAYインターンシップ）No.3291（広島大学/男性）（2018/9/13公開）

インターンシップの題材に自社社員の仕事上のエピソードを持ってくることは社員の魅力のアピールと業務内容理解を同時にこなすことができていたのでいい手法だと思った。グループで打ち解けるためのオリエンテーションには、お互いの趣味趣向の共通点を探すというものがあり、人間関係構築の基本を改めて教えられたような気がした。

グループワークの題材は参加しないとわからないので事前に何かするものではない。
グループワークの参加者として、同じグループで早く打ち解けるために、自分の趣味趣向を改めて洗い直し、他人がとっつきやすい自分の特徴を把握しておくことでオリエンテーションやその後の議論に役立てることができるだろうと感じた。

現場でボイラの修理を行う技術者から客先に向かって稼働しているボイラを見て改修改良できないかを吟味する技術者、作業効率向上のための作業用具のデータ化を推進した技術者などの具体例多く出す社員説明があったので自分が入社後どのような仕事をするのか想像しやすかった。ジョブローテーションがないのも好印象だった。

インターンシップ参加者の学歴を見るとかなり幅が広いと感じる上に、自分のインターンシップ開催回に多かった愛媛で働きたい人の希望は、全国どころか海外勤務まであるとの会社説明で打ち砕かれたように思ったため。学部卒でも十分に現場志望やTOEICの点数を前面に押し出していけば戦えると思った。

社員さんのエピソードの中で海外勤務中にタンカーのボイラの不調を直すため、自分ひとり赴き試行錯誤して1週間かけて修理を完了させ、国籍もバラバラのタンカー搭乗員と抱き合って
喜んだというエピソードが自分にはとても響いて、志望度合いが上がった。こういう現場で働きつつ賞賛や感謝が得られる場所で働きたいと思う。

選考に有利になると思えなかったため。グループワークで使用した社員さんのエピソード以外のパンフレット、説明資料は学内説明会、会社説明会でも多く使いまわされており特にインターンシップに参加したことで情報アドバンテージが得られるとは思わなかった。期間1日のインターンシップのため、本選考のESや面接で早くから目をつけてましたとアピールすることができるのかどうかも疑問。

グループワーク中の議論はもちろん、発表の場も評価につながっているとは思えなかった。インターンシップ後に質疑応答のために残って学生の質問に答えてはいたので、そこまで居残ると何かあるのかもしれない。

インフラ系およびメーカー志望。ボイラーの使われている工場や船舶の多さや人口増加に伴う水処理需要の増加を考えて、自分の中では三浦工業はインフラ系扱いだった。インターンシップ参加前は水処理系のプラント事業に自分の専攻が活かせれたらと考えていたが、参加後は特に専攻を生かすことを考えず理系出身者としてこの企業で活躍できたらと思った。
自分の学んできたことを活かそうとするのは大事だが、それよりも一緒に働く人のよさを考えるほうが今後の幸福を測るとき重要なのではないかという気付きをこのインターンに参加して得た。

水処理プラントやボイラの需要がまだまだ大きいことを知り、もともと志望していた石油業界への志望度が大きくなった。インターンシップに参加するまでは自分の専攻を活かす就職をすることが幸福だと考えていたが、このインターンシップに参加後は自分の尊敬できる人、気が合う人と仕事ができることこそが幸福なのではないかと考えを改めるきっかけとなり、その後の企業選びに影響した。