- Q. 志望動機
- A.
中部電力株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒中部電力株式会社のレポート
公開日:2019年3月12日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 総合職事務系
投稿者
- 大学
-
- 大阪大学
- 入社予定
選考フロー
企業研究
同業他社である東京電力ホールディングス、関西電力、電源開発との『ヨコの業界研究』。
これが殊電力業界における就職活動では大きなカギを握ることとなる。
なぜならこれを行うことによって、電力業界各社のカラーを見つけることができるようになるからである。
実際、そうすることによって電力業界各社のうち中部電力がエネルギー事業における多角化戦略によって生き残りをかける企業であることがわかる。
その結果、リスクが低く、確実な成長戦略をとることによって信用回復を図る東京電力ホールディングス、エネルギー事業にこだわりつつも事業の多角化を図ることで安定成長をめざす中部電力、エネルギーの枠組みにとらわれず、新たな収益の柱となる事業への積極投資によって盤石な体制構築をめざす関西電力、という各社の方針に合わせた受け答えができるようになる。
志望動機
私は社員一人ひとりが持つ『使命感』に心を惹かれ、貴社を志望するに至りました。
私は中学生のころからゴールキーパーを務めています。
そして『チームのゴールを守るのは自分だ』という『使命感』を原動力に、日々練習に取り組んでいます。
そんな私にとって『働きがい』とは、『社会を支えているという自負、使命感』から来るのではないかと考え、“インフラのインフラ”である電力業界を志すに至りました。
中でも貴社はジョブフォーラムを通して、各社員がそれぞれの『使命』の遂行に燃えていると思い、その姿がまさに自分のめざす姿であると実感し、志望へと至りました。
また私は『中部電力のすべて』を知ったうえで、経営面から『稼げるインフラ企業』を構築したいです。
収益力を高めることで利率や株価といった資金調達コストを抑制、積極投資を可能にし、投資を通してお客さまに還元できる企業をめざします。
そのためにもキャリアの前半は『ミクロ的な視点』から会社を知ります。
燃料や営業といった仕事に就き、最前線から事業構造や安定供給のしくみを学びます。
次にキャリアの中盤は『マクロ的な視点』から会社を知ります。
経理や人事といった仕事に就き、全体を俯瞰する立場から各部門の役割を学びます。
そうして『中部電力のすべて』を知ったうえで、キャリアの後半は会社を支える側になります。
そして最終的には、経営面から『稼げるインフラ企業』を構築します。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年04月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2018年04月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2018年05月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 経営系の課長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
今回の面接では電力業界が共通して求める『思考力の有無』を評価されたと感じた。
私は各設問において、自分の考え及びその根拠となるデータ・経験をしっかり話すことができたことが評価につながったと感じる。
面接の雰囲気
面接官は終始にこやかであり、受け答えのしやすい環境が整っていると感じた。
また移動の連続で顔に疲れがでていた私のことを気遣ってくれる優しい一面もみられた。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己PRをお願いします。
私は学生時代、Z会での事務アルバイトに尽力しました。
中でも生徒管理業務の改革に注力し、達成率を20%から100%に向上させました。
また私は本経験から『リーダーとは、組織がうまく回るシステム作りをできる人』だと学びました。
私は大学入学時よりZ会で事務アルバイトを行っています。
私の配属先では生徒管理業務の達成率が5年連続20%以下でした。
これでは生徒一人ひとりに合った個別アドバイスができないと思い、生徒管理業務の改革を決意しました。
まず私は先輩後輩や社員から聞き取り調査を行い、『業務のブラックボックス化』が原因であると突き止めました。
口頭での業務引継が長年続いた結果、生徒管理業務のあるべき姿が誰もわからない、そんな状態でした。
そこで私はExcelを用いて『業務の見える化』を行いました。
『どうすれば良いかわからない』という声に対し、『業務フローの見える化』を行いました。
『誰が何をすれば良いかわからない』という声に対し、『担当者と進捗状況の見える化』を行いました。
結果、生徒管理業務の達成率は20%から100%まで向上し、改革は成功しました。
また私は本経験から『リーダーとは自分ですべてをこなす人』ではなく、『リーダーとは組織がうまく回るシステム作りをできる人』だと学びました。
改革当初、私はすべてを自分の手でやろうとしました。
しかし上手くいかず、私は社員に相談しました。
その時、『1人で20がんばるよりも、20人が1がんばる方が効率的』とアドバイスをいただきました。
そこで私は、リーダーとは『自分が突っ走る存在』ではなく、『周りの実力を引き出せる人』だ、と痛感しました。
同時に自分ひとりでがんばったとしても、そのがんばりは次の世代へと引き継がれず、結果として組織の衰退を招いてしまうことも学びました。
以後、自分は『周囲が実力を発揮できるシステム作り』に尽力した結果、業務改革を成功させることができました。
最近気になったニュースを教えてください。
私は岡山県の両備バスという会社が、市内中心部での競争激化による経営悪化を理由に、18もの路線を廃止する方針を表明したニュースが最も気になりました。
なぜなら、この問題では『完全競争市場の確保』と『公共インフラ維持』のトレードオフが発生しており、地方自治体がどちらを優先するかの判断に興味を惹かれたからです。
また少子高齢化とそれに伴う労働人口の減少に直面している日本において、今後このような『健全な競争状態の確保』と『社会インフラの維持』における二者択一は必然的に生じる社会問題であり、今回の行政判断が今後の動向にも大きく影響を与えることになるだろうと感じたからです。
そのため、私は最近気になるニュースとして『両備バスの路線廃止問題』を挙げました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 各部門の役員、進行役の人事社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この最終面接では、『思考力があるか』『自分なりのキャリアパスを描いているか』『会社と合っているか』を評価していると感じた。
自分は戦略面では中部電力より関西電力、やりたいことでは中部電力より電源開発の方が合っているのではないかと評価されたため、内定には至らなかったのだと感じる。
面接の雰囲気
最終面接らしい厳かで改まった雰囲気であった。
ただリアクションは各面接官で差異があり、受け答えのたびに笑顔を浮かべる役員もいれば、終始険しい顔の役員もいた。
最終面接で聞かれた質問と回答
(エネルギーの)ベストミックスについて、あなたなりの見解を教えてください。
私は『S+3E』『ベースロード/ミドル/ピーク電源』の考え方に基づき、原子力発電・石炭火力発電・水力発電がベースとなり、ガス火力発電がミドルとしての役割を担い、太陽光発電・風力発電がピーク発電としての使命を果たす電源構成がベストであると考えます。
現状では石炭火力のほかに、ガス火力発電・石油火力発電がベースロード電源としての役割を担ていますが、それぞれ経済性・環境性・供給安定性の面で不安があることから、原子力や再生可能エネルギーの稼働率向上によって、ガス火力発電はミドル電源に、石油火力発電は実質稼働率ゼロに近づけたいと考えています。
なお石炭火力発電は環境性の面で課題を有しますが、現在実証実験中のIGCC・IGFCといった新技術によって、その課題は解決されると考えています。
あなたが働いてみたい部署を1つ教えてください。
私は燃料部門で働きたいと考えています。
なぜなら、自分のめざす社会人像である『楽しく、誇りをもって働く』姿が最も想像できる部署だからです。
私は大学で学習してきた内容のうち、様々な選択肢がある中から、それぞれの長所や短所を上手く組み合わせることで最適な状態をめざす戦略ゲームの分野が最も楽しいと感じ、学習を進めてきました。
また幼少の頃から船や飛行機、車といった乗り物も大好きです。
そんな私にとって、需給によって最適な調達戦略を考案したり、燃料を運搬する役割を果たす船に携わることのできる燃料部門は、まさに『楽しく誇りをもって』働くことのできる部門であると感じました。
そのため、私は働いてみたい部署として燃料部門を希望します。
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中部電力の 会社情報
会社名 | 中部電力株式会社 |
---|---|
フリガナ | チュウブデンリョク |
設立日 | 1951年5月 |
資本金 | 4307億円 |
従業員数 | 28,374人 |
売上高 | 3兆6104億1400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 林欣吾 |
本社所在地 | 〒461-0006 愛知県名古屋市東区東新町1番地 |
平均年齢 | 43.4歳 |
平均給与 | 854万円 |
電話番号 | 052-951-8211 |
URL | https://www.chuden.co.jp/ |
採用URL | https://saiyo.chuden.jp/ |