【未来の家庭教育を考えよ】【20卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（文系/総合職）No.5581（東京大学/女性）（2019/4/18公開）

夏のインターンも参加し、冬のインターンの選考が免除されていたため参加しようと思った。また、インターンでいい成績を修めると早期選考に乗れるという情報をあらかじめ知っていたため、早く内定が欲しいと思い応募した。

夏のインターンに参加し、優遇を受けたため冬の選考が免除された。そのため特に選考に向けた対策・準備・勉強などはしていない。

未来の家庭教育を考えよ

1日目にやったこと

会社説明。その後はずっと発表に向けたグループワーク。外部講師によるマーケティングについての講義や、現場社員を囲んでの座談会が開催された。ひたすらにやることが多く、深夜明け方までホテルで作業する班がほとんどだった。

2日目にやったこと

一日目に引き続き、発表に向けた準備。どの班も時間に追われ、直前での資料提出となっていた。昼食後、全班が社員と学生の前で発表する。終了後、懇親会にて優秀班、優秀な学生の表彰が行われた。

人事、企画の役員

特になし

理想と現実の兼ね合いの難しさについてのフィードバックが印象的だった。教育という、公共性のある事業ではあるが、あえてそれをビジネスとして扱っているという点が強調された。もし人のためになっても利益が出なければ採用されないということを肝に銘じている印象を受けた。

とにかく時間が足りなかった。ターゲット策定から収支計画までやらないといけないことが多かった。また、深夜に作業したためみんな頭が働いておらず議論が停滞したり、深夜にメンターからのアドバイスで議論がひっくり返ったりして、最後一つの企画にまとめて総意を取るのが大変だった。

教育業界の特性を身をもって感じることができた。良くも悪くも、教育業界全体にある奉仕性のようなものが、教育をビジネスとして取り扱うベネッセにもあるんだなと感じた。しかし、社員それぞれが教育に対して思うことがあり、それに自分なりに関わろうとしている意思を感じることができたのが良かった。

マーケティングの知識についての講義はあったが、あらかじめ学んでおけば企画立案により反映させることができたかもしれない。

インターン中に体験した顧客のニーズ収集、コンセプトやターゲットの策定、企画立案、収支計画作成といった流れが実際の企画の仕事と似通ったものとなっているとの話を聞き、実際に働いているところをイメージする材料の一つとなった。また、多くの社員さんの仕事の話を聞く機会があったのも、自分が働くのを想像する上で役に立った。

インターンでの成績優秀者は本選考が相当優遇されると聞いていたから。班の中で積極的にチームをまとめ取り仕切ることができたと感じたため、優遇が出ると感じた。また、教育にどのように携わりたいかという具体的なイメージがあり、それを熱意を持って語ることができればいいという話を内定者から聞き、私にはそれができると感じたから。

オールで作業をすることをよしとする学生、社員が多い印象を受け、実際入社してからの仕事もこのようなスケジュール感を求められるのかと思うと億劫だから。また、私が他に受けている業界の学生とベネッセの学生はだいぶ毛色が異なり大人しい印象で、少しやりづらさを感じたため、実際内定が出ても承諾するかどうかは迷うところではある。

インターンシップで優秀な成績を修めると、3月から始まる早期選考のルートに乗ることができるし、そこではES、webテ、GD、3回の面接が免除されるということで、相当優遇されるから。

教育業界はベネッセしか見ていない。金融業界、特にメガバンクをメインで見ている。公共性の高さ、影響力の大きさという軸で業界、企業を絞っている。教育業界ではベネッセは圧倒的な顧客数を持っており、影響力では追随を許さないと感じているためベネッセを志望するに至った。自分の興味がある業界の大手を受けようという考えでいた。

志望業界も受ける企業もインターンシップ参加前と参加後で変わっていない。ただ、一応少しは他の教育業界を受けるかどうか悩んでいたが、インターンシップの参加を通じて教育業界への違和感を感じたため受験を取りやめた。ベネッセにも違和感はあるが、憧れの企業であったため、今後も志望し続けることには変わらないと考えている。