【未来の教育を創る】【20卒】ベネッセコーポレーションの夏インターン体験記（理系/Benesse Business School 2018）No.5989（東北大学大学院/男性）（2019/7/23公開）

理系であるが、塾のアルバイトをしている経験から、教育系のインターンシップに参加してみようと思いました。ベネッセの進研ゼミなどは受けたことがなかったが、通信教育でかなり有名であったため、この会社のインターンシップに応募しました。

エントリーシートを書く前に、ベネッセの進研ゼミを受けていた人の話を実際に聞きました。また、ベネッセを受けていた先輩がおり、その人にアドバイスをもらいました。

ベネッセの新規事業を提案せよ

1日目にやったこと

事前課題があり、ベネッセの成長を外的要因と内的要因に分けてまとめるものでした。午前は、事前課題をまとめたものをグループ内で発表しました。その次に、ベネッセの強みや弱み、参入障壁を考え、みんなの前で発表しました。午後は、午前の議論をもとにベネッセの新規事業を提案し、全グループが発表しました。

インターンシップ担当の社員、外部のコンサルティング社員

なし

ビジネスをするうえで、サービスを受ける人とお金を払う人を明確にする必要があるといわれました。教育では、サービスを受けるのは子供ですが、お金を払うのはその親です。そこを意識する必要性があるといわれました。

1日に３つのテーマを議論したので、とても疲れました。また、短い時間で結論を出さなければならないため、どこまで議論するかをしっかりと考えなければならないです。けっこう自分の意見を主張したがる学生が多く、みんなが違うベクトルを向いていると、それを修正するのは苦労しました。

ベネッセというと通信教育のイメージでしたが、教育のほかにも介護や結婚など、人間の重要点となる個所を抑えており、多角化が進んでいることを知ることができました。また、ベネッセは顧客とのDMを大切にしており、通信教育ですが生徒一人一人と向き合う姿勢を感じとることができました。

やはりベネッセの進研ゼミなどの通信教育について理解を深めておくことが大切だと思いました。通信教育をやっていれば、議論で根拠のある発言ができます。通信教育を受けたことがなければ、受けていた友達に聞くとよいです。

今回はベネッセの新規事業の立案をグループで行いました。実際に入社すると、若手のうちからこのような発表会があるらしいです。そのため、模擬ですがそのような体験をできたことは、入社してからのイメージをわかせることができました。実際のオフィスを見たわけではないので、そのような場面もあれば、さらにイメージしやすいと思います。

文系の学生で、コンサルティングなどに何個もインターンシップに参加している学生が多くいました。そのような学生は議論になれており、とても優秀だと感じました。他方で私は工場実習などの現場研修系が多く、そのようなディスカッション系になれていなかったため、その観点で差があるのではないかと感じた。

教育に興味があったが、わたしは教育業界の中でも私塾などの生徒とより深くかかわる仕事が向いているのではないかと感じました。一方でベネッセは、通信教育などがメインになっており、生徒の顔が見えにくいのではないかと感じました。そのため、生徒とのかかわりの観点から志望度は下がりました。

冬のインターンシップの選考免除などもあるため、インターンシップで活躍すれば本選考でも有利に働くのではないかと感じます。ただ、評価していたのは内定者であり人事ではないため、その点は注意が必要です。

インフラ業界に興味があるため、電力会社や鉄道会社、ガス会社や高速道路会社を志望していました。そのため、それらのインターンシップにはすべて参加する予定で計画を立てていました。その次の志望業界としては、塾でのアルバイト経験から教育業界(私塾や通信教育)全般を見ており、インターンシップにも参加していました。

教育業界全般を考えていましたが、その教育業界の中でもいろいろな分野があるということを知りました。生徒と触れ合う機会が多い私塾やベネッセなどの通信教育を主としている会社など、いろいろあります。通信教育業界も面白そうでしたが、私は生徒と触れ合う機会が多い方がやりがいを感じやすいと思いました。そのため、通信教育業界の志望度はかなり下がりました。