【理想の街を創造】【20卒】森ビルの冬インターン体験記（文系/総合職）No.5577（東京大学/女性）（2019/4/18公開）

とにかく総合ディベロッパーのインターンに参加したかった。森ビルに関しては、業界他社よりコンセプト、こだわりがはっきりしているように感じ興味を持っていたため、実際に社員の方々のお話を伺えたらと思い志望した。

ESを内定者の方に添削してもらった。グループ面接があったので、志望動機やなぜ森ビルか、なぜ東京かということをしっかり語ることができるよう準備した。

東京で理想の街を描く

1日目にやったこと

会社説明や事業説明をした後、個人ワークをし、その後グループワークを行った。グループで昼を挟んで東京の理想の街について話し合い、最後人事社員や他の学生の前で発表した。

人事社員

特になし。

対象をはっきりさせる重要性についてのフィードバック。万人ウケするようなものを作ると個性が削がれるといった旨の言葉をいただいたのが印象的だった。親しんでもらえる街を作るのも重要だが、その街らしさも忘れてはならないというのが難しいと感じた。

テーマが曖昧かつ理想論にとどまるようなものだったため意見をまとめるのが大変だった。大人しい学生が多く、積極的に意見したりまとめたがる人もいなかったため議論がなかなか進まず停滞する時間があった。そのため発表のギリギリまで資料作りに時間がかかってしまった。

インターンが終わった後に六本木ヒルズの展望台見学や社員懇談会があったのだが、そこでざっくばらんに社員の方々からお話を伺えたのが良かった。社員の方々の街づくり・都市づくりへの熱い思いが伝わった。本当に東京が、街が好きな人、自分なりにこだわりを持っている人が多いんだなぁと身をもって感じることができたのが良かった。

細かいワークに沿って進んだので、立案に際して特に予備知識は必要ないように感じた。しかし、あらかじめ開発事例を知っておいたら立案の時にやりやすかったかもしれない。

1dayしかなかったからというのもあるが、企画立案のワークが中途半端に終わってしまった。理想論を語って終わってしまったので、街づくりというビジネスの観点を学ぶことはほとんどできなかったと感じたため、この企業で働いている自分を想像することはできなかった。

街づくり、中でも東京における都市づくりにこだわりを持っており、また、私の理想とする街と森ビルのコンセプトが似ているところがあるため、志望理由を熱意を持って話すことができれば内定が出るのではないかと感じた。また、インターンの参加者にディベロッパーを第一志望で見ている人が少ない印象があったため内定が出るように感じている節もある。

社員の方々の街づくり、都市づくりへの熱意、こだわりに触れることができたから。社内での飲み会で理想の街について語ったり、旅行に行ったらそれについてプレゼンすることもあるといった話を聞き、本当に好きで仕事をしているというのが伝わってきて魅力を感じた。

今のところだが、特に選考で有利になるという話を周りからも聞かないから。ただ、人事の方がよく学生のことを見てくださっているため、顔を覚えてもらうきっかけとしてはいい機会になると感じた。

メインは総合ディベロッパーを志望していた。しかし、採用人数の少なさの不安もあり金融業界、特にメガバンクも併願しようとしており、こららの企業群を見ていた。当初は大手ディベロッパーの違いがよくわかっていなかったため、名の知れている総合ディベロッパーと呼ばれているところならどこに行ってもいいと思っていた。

実際に総合ディベロッパーである森ビルのインターンに参加してみて、業界に対する志望度が上がった。しかしディベロッパーの企業どこでもいいわけではなく、オフィス、住宅、商業といった全てを、街を開発している企業への志望度が増したため、志望群にあった幾つかの企業を削るきっかけとなった。インターン選考の応募者が非常に多かったというのを人事から聞き、志望人数に採用人数が見合っておらず、ディベロッパーに絞るのは危険と改めて感じたため、参加前とかわらず志望業界を絞らず就職活動をしようと決意した。