- Q. 志望動機
- A.
キヤノンメディカルシステムズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒キヤノンメディカルシステムズ株式会社のレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
仕事の内容は同業他社と大差ないので、何を売っているのか、どの層に売っているのかを明確にして企業研究を行った。特に、また、所属学部と方向性が違う場合(私の場合は農学部だった)、なぜ医療機器なのか(なぜ食品や製薬の業界ではないのか)をよく聞かれたため、その問いに対する自分なりの答えが必要になってくる。
また、参考にした資料に関しては、四季報や就活会議をはじめとする諸サイトを参考にしたが、もし時期が合うのであればインターンシップに行くのが最も有意義だと思った。業界研究、企業研究ができる上、その中で分かりにくかったことがあれば、すぐに先輩社員に質問できる空気があったので、私自身大変有意義な時間を過ごすことが出来た。
志望動機
私が貴社で実現したいことは、商談をするお客様の先にいる、患者様の健康を守ることです。特に国内営業という職種で、担当地域のお客様から厚い信頼得て、課題や悩みなどの現場の声を聞き、迅速に対応することで、患者様の健康に寄り添えるような仕事をしたいと考えています。近年の日本では、今後も平均寿命が上昇し続けると考えられています。私は、これを「人生を楽しめる時間が増えている」ととらえています。人生を楽しむには何より健康であることが大切です。そこで、CTや超音波診断装置などの画像診断装置において、国内外トップシェアを誇る貴社では、間接的ながらも患者様の健康に密に接することが出来ると考えたため志望致しました。
インターン
- 実施時期
- 2019年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
・学業・ゼミ・研究室で取り組んだ内容
・自己PR
・学生時代最も頑張ったこと
・志望動機
ES対策で行ったこと
大まかに自分のやりたいことと、企業理念をすり合わせ、それを大学の就活アドバイザーに見せながら内容を詰めていった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
インターンシップの感想を多く聞かれたので、そこで何を得たか、どのような意識の変化が起こったかを答えたところ、好感触であったと感じた。
面接の雰囲気
大変和やかな雰囲気で、こちらの話を真摯に聞いてくれた。志望動機などは一切深堀されず、ESの確認といった印象を受けた。
1次面接で聞かれた質問と回答
何か質問はありませんか?(面接の半分以上が逆質問だった)
(実際にした質問内容を書きます)
・自分の学んでいる分野が、仕事をする上で何か役に立つか。(私は農学部に所属しているが、そこで学んだ生物学などの知識が、実際に働く上で何かの役に立つことがあるのか。また、面接官の方も理系出身だったので、そのような経験が実際にあったのか。)
・社員間で頻繁に交流があるのか。(会社単位での飲み会についてなど。)
・学生のうちに何かやっておくことはあるか。(授業のほかに、時間のある学生のうちに何をしたらいいか意見を求めた。)
・何かとっておいたほうがいい資格はあるか。
・職場の雰囲気や、営業先との関係性について。
・面接官の方の企業理念についてのイメージを尋ねた。
・仕事をする上で、最も心が動いた瞬間について教えてください。
インターンシップの感想などを教えてください。
私は所属している学部が理系の学部ということもあり、営業職に対してあまりプラスのイメージを持っていませんでした。しかし今回御社の営業職インターンシップに参加して、営業職へ対するイメージが大きく変わりました。特に、医療機器を取り扱うということで、一般とは大きく異なる客層を対象にすることや、医療機器を取り扱うからこそ、自分の仕事が社会貢献に直結することなど、医療機器業界ならではの魅力を、営業という観点から理解を深めることが出来た点で、大変有意義な時間を過ごすことがっ出来たと思っています。
また、御社では私のような理系学部出身の方々も、営業職として活躍されていることを知る機会になったので、この業界で働きたいと思う気持ちが一層強くなりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役職者
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対してしっかり答えつつ、面接官の雰囲気に合わせてやり取りをすることで、私自身も面接を和やかな雰囲気で進めようと心掛けた点。話力(言葉遣いや話のペースなど)を評価されたような印象を受けた。
面接の雰囲気
一次面接よりも厳格な雰囲気こそあったが、面接官が和やかな雰囲気づくりに努めてくださったので、とても話しやすい環境の中リラックスして受け答えが出来た。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学では何の研究をしていますか。
大学では主に深海生物と、そこに共生している微生物について、その生態と機能を研究しています。今は、〇〇という深海生物に共生している微生物の研究を行っています。この〇〇は、生物発光をすることで知られているのですが、深海生物の中には、生物発光が微生物によるもので存在することが知られており、この〇〇はどうなのかを調査しています。
また、ゼミでは月に一度、いくつかの研究室が集まっての成果報告会があるのですが、そこでは見やすいプレゼン資料の作成や、ハンドアウトの作成を心掛けており、多くの先生方から高い評価をいただいております。また、積極的な質問はもちろんのこと、他の参加者にも発言を促すなど、議論が活発になるように心がけています。
何のアルバイトをしていましたか。また、どんな能力を磨き、今後どのように活かしていきたいですか。
私は酒屋で接客のアルバイトをしており、その様々なお客様とやり取りをする過程で、分析力を磨くことが出来ました。私は、お客様にそれぞれの嗜好に合った商品を提供する仕事が得意です。お客様との会話の中で、ニーズを正確に読み取り、選んだ商品が的確かどうかを分析して提供することで、多くのお客様にリピーターになっていただくことが出来ました。このような的確な商品の提供によって、酒屋の売り上げに貢献出来ました。
相手の意図を読み取り、形にする能力は、営業職などのコミュニケーション能力を問われる仕事はもちろんのこと、社員間の円滑な協働や、社内のグループの士気を上げる場面などで、活かすことができるものだと確信しております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問(なぜ医療機器業界なのか)に対して素早く、具体的な回答が出来た点が評価されたのではないかと思った。
面接の雰囲気
最も和やかな雰囲気の面接だった。志望動機も聞かれたが、なぜ他の業界ではなく医療機器業界なのかということを深く聞かれた。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ他の業界(食品や製薬)ではなく医療機器業界なのですか。
私が大学で学んでいる分野を活かすとなると、確かに食品や製薬の業界で技術職として働くことがベストであるとは思います。しかし、私が仕事を通じて社会貢献を行う中で、どのように成果を社会に還元したいかを考えたときに、他のどの業界よりも医療機器業界がベストだと考えたためこの業界を志望しています。私は、多くの人が健康面で充実した社会を実現したいと考えており、そのために「今ある現場の課題」を解決したいと考えています。これを実現するためには食品や製薬の業界では、臨床試験などの段階を踏むため、成果を還元できるのが遅くなってしまい、遠回りになってしまうと考えました。医療機器業界で営業職として働けば、医療従事者の方々から現場の課題、悩みを聞き、それに対して案を提示する等、働くことと、成果の還元の具体的なイメージが出来たためこの業界を志望しています。
学生の時に打ち込んだことを教えてください。
私は学生時代に勉学に打ち込みました。一週間ごとに勉強のスケジュールを立て、毎日3時間は勉強の時間を作りました。また、より理解を深めるために、教授に積極的に質問し、疑問点はなるべく残さないことを心掛けました。その結果、文理問わず多くの授業で、最高評価を獲得することが出来ました。
また、サークルの活動で「海域ごとの生態系の差」について調査を行いました。実際に潜ってみることで、現場の生態系を感じ取り、海域ごとの生態系や環境を比較することで、豊かな海とそうでない海の違いを分析しました。調査を行うにあたって、様々な地域に訪れるのですが、その中で、多くのダイバーや漁師など、目上の方々と関わることで、物怖じすることがなくなりました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後も、就活の継続を快く認めてくださった。内定承諾までの期間は1週間ほどを提示されたが、頼めば引き延ばしてくれそうな雰囲気はあった。
内定に必要なことは何だと思うか
医療機器業界は、取り扱う商材によって大きくビジネスモデルが異なってくるので、会社ごとのお金の稼ぎ方をしっかり理解しておいたほうがいい。そこを理解することで、キャリアプランなどをより明確に説明できるようになる。
面接では仕事への熱意や、人柄を評価されているような印象を受けたため、自身の就活の軸を明確にし、質問に対してはそれに沿った受け答えをすることで、面接官が聞きたいことに応えられるのではないかと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
営業職ということであれば、志望動機や自己PRも大事だが、雑談のような雰囲気の会話でもどれだけ丁寧な受け答えができるかを評価されていると思った。面接官はとても和やかな雰囲気を作ってくれるが、それに呑まれすぎないように気を付けなければいけない。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンシップが特に重要視されているような印象を受けた。1Dayインターンシップではあったが人事の社員さんも来ていたので、しっかり見られているのだろうという印象は受けた。「今回のインターンシップは選考とは関係ありません」と言っていたがもちろんブラフなので要注意。
内定後、社員や人事からのフォロー
懇親会が開催され、同期と顔を合わせる機会が設けられた。
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キヤノンメディカルシステムズの 会社情報
会社名 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 |
---|---|
フリガナ | キヤノンメディカルシステムズ |
設立日 | 1948年9月 |
資本金 | 207億円 |
従業員数 | 4,571人 |
売上高 | 3344億9100万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 瀧口登志夫 |
本社所在地 | 〒324-0036 栃木県大田原市下石上1385番地 |
電話番号 | 0287-26-6211 |
URL | https://jp.medical.canon/ |
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