【直感×共感、未来への提案】【21卒】三井不動産リアルティの冬インターン体験記（文系/総合職）No.9376（東京学芸大学/女性）（2020/7/15公開）

就活イベントのクオカード目当ての不純な動機の中、説明会で出会った。三井不動産という強固な基盤というところと、商材がないからこそ人間性が直接結果とお客様の満足度に繋がるビジネスモデルに惹かれ応募した。インターンの紹介について、社員の方々が実際に三井のリハウスで行っているような業務ができる（不動産コンサルティング）と聞き、私自身のコミュニケーション能力を計ることにも繋がり有意義と考えた。

ESと面接があった。ESに関しては、文字数も短くガクチカや志望動機など基本的なものだったので、とにかく結論先行で分かりやすく簡潔に気を付けた。面接に関しては、説明会の時点で人間性や会話の距離の取り方を重視していることが伝わったので、できるだけ会話のように、感情を乗せてアピールできるように注意した。

不動産について悩みを抱えたお客様役の社員と二度コミュニケーションを取る中で、その方に適切なソリューションをチームで練り、プレゼンしよう

1日目にやったこと

改めてビジネスモデルや企業概要などの紹介、業務内容の詳しい説明、簡単な不動産のクイズなどが序盤にあり、その後お題の発表と資料が配られ１チームずつ２回のお客様役の社員と面談し、最適なソリューション（これまでの家や土地はどうするか、これから住む家はどれにするか）をチームで考える。

2日目にやったこと

前日に作り上げた提案を発表できる形に仕上げ、全チームが見守る中でお客様役の社員に１チームずつ発表した。その後どのチームと契約するかの結果発表と、一人ずつ洩れなく２日間を通してのフィードバックがされた。

人事部の責任者

特になし

未だに幼さは残るけれども、会話において積極性と共感性のバランスををとるのがうまく、またチーム内でも出しゃばりすぎずに広い視野で判断していて、この仕事に向いているだろうとフィードバックを頂いたことは嬉しかった。

納期は必ず守る、ということが大きなテーマの一つであったため、時間を意識していたつもりだったが、まだ自分たちに専門的な知識がないため判断にどうしても不安や迷いがあったり、正解がないため中々見通しが立てずらかったために、かなり焦ってしまった。
またチームで一人のお客さまを相手にするので、私ひとりだったらもっとアプローチが違ったのにな、と少し不満に思うこともあった。

名刺まで頂き、一人の社員としてお客様の潜在的な悩みを引き出すために、礼儀を大事にしつつも堅くなりすぎないコミュニケーションの絶妙な難しさを身を持って学べた。また正解がない中で、様々な角度からとにかくお客様のためにということを重視して少しずつ作り上げることは、難しいながらやりがいがあることを体感した。不動産業だけでなくコンサルティング業に向いているかという一つの目安にもなるかもしれない。

不動産についての知識が全くなかったので、当日全て調べないとわからないことだらけだった。普段から不動産や環境、土地などに興味があると有利かもしれない。

まず名刺をもらい、三井不動産リアルティの一社員としての自覚を少し持つことができた。１対１対１ではないが、実際の業務と同じように特に何の情報もない状態で、しかもとても緊張感で圧も感じる雰囲気のお客様から、なんとかニーズを引き出すリアルな経験をすることができたから。実際にある地域や物件情報を扱っていたのも、日々の仕事の難易度をかなり痛感できた要因と感じる。

３チームで２０人ほどいる中で、またかなり辛口な社員さんにも拘らず、自分だけが個別フィードバックでめだった指摘がなく終始褒めて頂くことができたから。またチームにおいての姿勢も他の社員の方にとてもよかったと褒めていただくことができ、是非本選考も頑張ってほしいといわれたので、自信を持っていいのではないかと思った。

インターンシップで初めてお会いした社員のかたが、どなたも親身で芯のある方で一緒に働きたいと思える方たちであったから。またワーク内、個人フィードバックやチームの成績を通して、自分が入社し知識を積むことができれば貢献することも可能ではないかと、自信を持つことができたから。

特に全体としては免除などの優遇は無かったと思われる。しかし、個人やチームとしての評価としての手ごたえや、名前を憶えて頂いた可能性は感じることがかなりできたと思う。

不動産コンサルティング会社はこの一社しか見ていなかったが、IT業界や人材業界、コンサルティング業界など無形商材の企業を中心に見ていた。その理由としては商材がないからこそ自分自身の能力が直接結果に繋がるため、人間性を成長させることができると思ったから。またアルバイトで培った人との距離の取り方、詰め方を活かして貢献できるのもそういった業界であると考えた。またその成長速度を鑑みてベンチャー企業を中心にみていた。

特に軸などは変化せず、コミュニケーション能力が何よりも結果に繋がる企業に入ろうという気持ちは強まった。しかし一番変わったことは、ベンチャー企業ばかりでなく大手も視野にやに入れようということ、不動産にも興味を広げようと思ったことだ。やはり三井不動産という母体があることは、単に安定だけでなくお客様に提供できるソリューションの幅にも関係することを実感した。また衣食住の住というところが、最も生活に密接で中々簡単に変えることができないという重要性や責任にも改めて気づくことができた。