【駐車場活用の未来】【21卒】三井不動産リアルティの冬インターン体験記（文系/不動産コンサルティング体感2days）No.8625（立命館大学/男性）（2020/2/14公開）

　不動産流通業においては業界トップを走っている企業ということもあって、不動産というキーワードからまず連想した企業の一つであった。
　2daysインターンに参加すると早期専攻特典がもらえると聞いていたので、本格的にこの企業を志望するにあたっては、このインターンシップへの参加は必要であると考えた。

　面接を実施するとのことであったので、不動産業界について業界の動きを時系列的に勉強したが、面接で主に実際に聞かれたのはパーソナリティに関することであった

リパーク(駐車場)を活用した不動産コンサルティングのシミュレーション

1日目にやったこと

　1日魔は2日目のソリューションのプレゼンに向けた仮想顧客(人材開発部の人)に対するヒアリングを行い、そのお客様に対して、どのような提案ができるかということについて、グループで話し合った。

2日目にやったこと

　午前中にグループで協力してプレゼンで使用するパワーポイントを作成し、午後にそれを用いて参加者全員とお客様に扮する人材開発部の方の前でプレゼンを行った。
　その後、それを受けてのフィードバックが参加者全員の前で一人一人に伝えられた。

人材開発部

なし

　フィードバックは参加者全員の前で伝えられるので色々な評価を聞くことができた。個人の知識やスキルよりも協調性、傾聴力のある学生がより良い印象を残しているように感じた。

　顧客役に対するヒアリングに基づいてプレゼンを計画していくわけであるが、少し気難しい顧客を想定していたのでヒアリングが難しかった。ヒアリングができなければプレゼンの内容も必然的に薄くなってしまうので、あらかじめその重要性を理解した上でヒアリングに臨む必要がある。

　グループワークを通してほかの大学の就活生と交流することができるので、就職活動の情報交換をすることができる。
　また、フィードバックも一人一人きめ細かいものがもらえるので、今後の就活の役に立つと思われる。初めてのインターンシップなどにもおすすめ。

　不動産業のインターンシップに参加したことがあれば、ヒアリングで押さえておくべきポイントなどもおのずとわかるのではないかと思われる。予備知識は多少あった方が良い。

　実際の業務に近いことを体験させてもらえるので、実際にこの企業に入ることになるとしてもイメージギャップなども含めてある程度想定したうえで働くことができると感じた。そのようなプログラムになっているのだと思った。
　また、社員の方から給料や休日などのリアルな話も聞けて良かった。

　コミュニケーションに難がなく、人の話を聞く力があれば、スキルや知識など関係なく、人事の人にも好かれやすいのではないかと感じた。個人ではなく、チームで顧客にあたるという業務の特性上、協調性は他の不動産業の企業よりも求められる項目であると感じた。

　不動産業は体育会のバリバリ系の社風を想像していたが、実際に社員の方の関係などを目の当たりにして、思ったよりもフランクで働きやすい会社であると感じた。
　仕事を行う上でチームワークが不可欠であるので、和を大切にしようとしている社風にとても交換を持った。

　早期専攻を受けられると言っても、たくさんの日程、場所で開催されているこのインターシップンの総参加者の人数はそれなりに多くなると思われるで、参加者限定で行われる早期専攻での競争も倍率的に激しいものになるのではないかと感じた。

　情報メディア系の業種に関心を持っていたが、様々なセミナーへの参加を通して、昨今の紙媒体の伸び悩み、AI化の兆しや新聞購読者の減少によって業界にも変化が起きつつあるということで、ある意味で先が読めない業界であると感じたので、それ一本で就職活動を進めていくのは少し考え直した方が良いのではないかと思った。

　土地不足や空き家問題を受けて、不動産仲介業は政府の後押しをうけ、これからまだまだ伸びしろが期待できる業界であるということを理解できた。
　不動産業界で就職活動を進めていくのであれば、新築物件を販売する企業よりも、不動産仲介業か、マンション管理やビル管理を生業とする管理業を狙っていこうという指針を得ることができた。