【安全第一、挑戦の航路へ】【18卒】日本航空（JAL）の冬インターン体験記（文系/自社養成パイロット）No.1247（早稲田大学/男性）（2018/1/31公開）

パイロットに対して漠然としたあこがれを持っていて、普段どんな業務をしているのか自分の目で確かめたかったのでインターンシップに参加しました。また、インターンシップを進んでいけば本選考で優遇されるのも、参加した理由の一つです。

志望動機をしっかり固めたことです。エントリーシートだけでなく面接もあったので、何度も志望動機をいう練習をしました。また、パイロットの業務内容などもインターネットで調べて、自分の経験と結び付け、志望動機につなげました。

飛行機に非常事態が起きたとき、どのような対応を即座にとればいいのか。 資料を基に考え、発表してください。

1日目にやったこと

まづJALとパイロット職の業務内容の説明がありました。その次に、班ごとに与えられたグループワークを行い、パイロットの人に対して発表しました。そして、パイロットの人からのフィードバックをしてもらいました。

2日目にやったこと

主に面接と適性検査でした。
面接では、本選考とは変わらない雰囲気がありました。適性検査では内田クレペリンテストなど精神的に異常がないかどうかを判断するためのテストが行われました。

パイロット

なし

パイロットはお客様の信頼や安全を重要にする職であるために、非常事態が起こったらどんなリスクであれまずは乗客の安全を優先するのが当然だと、おっしゃっていたことです。

周りの学生のレベルが高く、私にはパイロットの知識がなかったので、初めのうちはグループワークについていけなかったことです。私は、与えられた資料に基づいて考えてばかりいたので、それを途中からやめて自分の経験に基づいて意見を言うようにしたところグループワークについていくことができるようになりました。

インターンシップに参加して初めて、自分とは全く異なるバックグラウンドを持った優秀な大学生の人たちとのグループワークを経験しました。はっきり言ってうまくいくことばかりではなかったのですが、厳しい状況の中でも環境に応じて柔軟に対応すればついていけるということを学びました。

もう少しパイロットに対する理解を深めてからインターンシップに参加していれば、グループワークにより積極的になれたと思います。

パイロットに対してどこかいいイメージしか私は持っていませんでした。しかし、もし私自身がパイロットに就職し働いているという姿を想像してみると、業務内容があまりにきつすぎるという印象を持つようになったからです。そのため、あまり就職したいという気は起きませんでした。

インターンシップ内で行われる適性検査や面接、パイロットの適性があるかのテストを通過していけば、本選考では身体検査以外の選考が免除されると聞きました。ただし、内定は出ないと聞きました。身体検査は、生まれ持ったものが多いので正直なところ運です。

パイロットの業務には、多くの人の命を預かるという責任感が伴います。生半可な気持ちでは、たとえパイロットになれたとしてもやっていける自信はないですし、自分はほかの業界に向いていると感じたからです。しっかり、本当に自分のやりたいことを見極めて就職活動を進めていこうと思いました。

パイロットのインターンシップに参加したことがある方が、インターンシップを通じて優秀な人は本選考で優遇するといっていたからです。ただ、ほとんどの学生は優遇されないと思います。

総合商社やパイロットなど世間一般的に見て、すごいといわれるような業界を志望していました。インターンシップに参加する前までは、自分の価値観に基づいた就職活動というよりは、周りの価値観に基づいて業界や企業を決めていたと思います。そのため、総合商社の三菱や三井、住友など入社難易度が高い企業を志望していました。

パイロットを強く志望しないようになりました。あこがれや自分の勝手なイメージで就職先を決めようとする傾向が、自分にはあったと思います。しかし、インターンシップに参加し、実際に社員の方の話を聞いたり、様々な学生と話す中で、自分はパイロットにあっていないと感じました。もっと地に足をつけて色んな業界を見て、自分に合った就職先を見つけようと考えるようになりました。