【未来の金融を拓く】【23卒】大和証券の冬インターン体験記（文系/資産コンサルタントコース 2days）No.17334（早稲田大学/男性）（2021/8/20公開）

金融業界に興味があり、その中でも自分が本当に行きたいと思う業界はどこかを見定めたいと思ったのが応募の動機だった。また、５大証券の中でも、どのような特長をもっているのか、どのような社風なのかを実際にみたいと考え、参加した。

選考のフローを事前に調べた上で、各対策を行った。ESだけだったため、固めていたガクチカを修正し、志望動機については先輩等の経験を参考にしながら対策を練った。

ESのみの選考フローだったため、学生時代の経験やインターンへの志望動機をしっかりアピールできれば問題ないと感じた。

グループごとに指定された企業について分析をし、プレゼンをせよ

初日に会社概要等を説明され、日経新聞の読み方についてレクチャーを受ける。
その後は、グループにわかれて課題についてワークを行う。

資産のコンサルティングについて
どのように株価を分析していくのかというプロセス

グループごとに指定された企業について分析をし、プレゼンをせよ

1日目にやったこと

日経新聞の読み方についてレクチャーを受け、実際に記事を読んでの感想を共有する時間が設けられた。また、日本の証券業界の動向やその中での大和証券の取り組みについて説明を受けた。
課題を与えられ、大枠をグループで話し合った。

2日目にやったこと

引き続き議論を行い、指定された銘柄について分析を行っていった。その会社についてだけでなく、数十年後のトレンドや、競合他社にあたる企業の分析、株価計算等を行う必要があり、分担してワークを行った。

3日目にやったこと

朝から最終発表に向けてのパワーポイントを作成していった。午後に社員に対してプレゼンを行い、順位付けがなされた。軽いフィードバックを受けた後、社員との交流会のような時間が与えられた。

人事、投資部門の社員

なし

資産運用の提案において、どれくらいのスパンでどれだけの利益を得られるのかを具体的な数値が必要だと仰っていた。ただ、「配当が高いです」や「割安です」と言われてもわからないため、顧客がいかに理解しやすいかという視点が重要だと学んだ。

３日間あったが、それなりに内容が濃かったため、パワーポイントを完成させるまでに多くの時間を要した。プレゼン時間を踏まえ、どの情報を入れてるのかという取捨選択も必要だった。
また、８人での作業だったため、分担作業時に会話が入り乱れるなど、オンラインならではの難しさを経験した。

主体的に会話を進める学生が２～３名ほどいた。しかし、決してその他が黙っていたわけではなく、作業をそれぞれ分担しながらワークを進めた。

基礎的な証券会社のリテール業務を学ぶことができたのが一番の収穫だった。お客様への提案にあたって、どのような分析が必要なのか、どのような要素に絞って説明をするのかといった、現実を知ることができた。またグループでの作業を通じて、組織における自身の役割を理解することができた、

基礎的な会計知識や証券の基礎単語を習得しておくと、課題が与えられた時にスムーズに着手できると感じた。

企業について自分で片っ端から調べ、顧客に提案するインターンシップだったため、リテールや支店での働き方が少しは理解することができたから。また、リテール後のキャリアにも、企業分析の経験や顧客を引き込むプレゼン力は活かせるのではと考えたため、働くイメージがついた。

インターンシップの参加学生をみていても、お世辞にも優秀であるとは感じなかったからである。自分がなぜ金融を志望していて、証券の中でも大和証券に入りたいのかという道筋を説明できれば問題ないと感じた。
ただ一方で、インターンによって優遇等があるわけではないので、ある程度の対策は必要。

証券業界で働く面白さややりがいを理解することができたため。リテール業務に関しては、とにかく営業かけまくるイメージがあったが、それだけでなく、各産業や企業の知識や分析能力も必要だと感じ、そこに面白さを見いだした。また、その後のキャリアも多様で良いと感じた。

インターンシップに参加した後、何かセミナー等が案内されたわけではなかったから。ただ、本選考時、インターンに参加した旨を認知していたため、社内で共有はされていると思った。

インターンシップ参加前は、軸として漠然と「社会を支える立場になりたい」という思いから、通信やインフラ、金融業界など幅広く業界をみていた。アルバイトのチーフとして、全体を俯瞰して行動に移すことにやりがいを覚えてきたことが背景にあった。一方で、商社やコンサルなどは、社員の話を伺う中で自分とは相性が合わないと気づき、全くみなくなった。

証券業界といえば、ゴリゴリの体育会系が営業を数こなしていくイメージが強かったが、実際に業務を体感すると、企業分析やプレゼン方法など、思考重視な点に気づかされた。社風に関しても、穏やかな方も多く、想像とは異なった。
また、自分の提案や自身を商品とすることで成長したいと思うようになり、金融業界の中でも無形の商材を扱う業界に興味をさらに抱くようになった。