20卒 インターンES
生産技術職
20卒 | 京都大学大学院 | 女性
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Q.
研究概要(500字以内)
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A.
全能性幹細胞の形成メカニズム解明のために、最も起源的な多細胞動物であるカイメンの幹細胞に関して研究を行っている。カイメンでは、上皮細胞が遊離した全能性幹細胞に変化する現象が知られている。この変化がどのような条件、分子機構で起きるかはわかっていない。私は、他の動物で上皮細胞から遊離細胞への変化に関連するタンパク質の発現を解析することで、手がかりを得ようとしている。特に、カドヘリンと言うタンパク質に着目している。高等な動物では、上皮細胞同士はカドヘリンが細胞接着の機能を果たして結合している。また、上皮細胞はカドヘリンの発現が抑制されると、遊離した細胞に変化する。しかし、カイメンではカドヘリンが細胞接着機能を果たしているかはわかっていない。そこで私は、カイメンにおけるカドヘリンの機能解析を進めている。もしカイメンでカドヘリンが細胞接着機能を有しているとわかった場合、カドヘリンの発現変化を調べることで、カドヘリンと変化の関係性を調べることができ、変化の分子機構の一端を解き明かすことができると考えている。以上の研究は、iPS細胞などの全能性幹細胞の作成に関する再生医療の発展に寄与できると考えている。 続きを読む
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Q.
現在、最も力を入れて取り組んでいる活動と、それによって学んだことと気付き(500字以内) (きっかけ、大変だった点、どうやって乗り越えたか、成功/失敗の原因は何だったのか、など)
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A.
現在、所属しているマンドリンオーケストラの社会人団体での活動に力を入れて取り組んでいる。その中で学んだことは、限られた時間の中で最大限の結果を出す時間の使い方だ。私は大学4年間、マンドリンオーケストラサークルに所属し、大学生活の多くの時間を練習に割いていた。院生になり、引退した後も楽器を続けたいと思い、社会人団体に所属することにした。しかし、大学院が忙しく、十分な練習時間を取ることができなくなり、合奏練習でほとんど弾けず悔しい思いをすることが何度もあった。そこで、より効率良く練習する必要があると思い、自分の練習方法を見直すことにした。まず、電車の移動時間などで音源を聞き、曲のイメージを持ってから練習をすることにした。これによって曲を理解しやすくなり、練習時間を短縮することに成功した。また、朝早く起きて、効率良く研究を行うことを心がけることで、夜の練習時間を確保することにも努めた。さらに、練習の中で疑問に思った点は、メール等で団員に質問してその場で解決し、個人練習にすぐ反映できるようにした。結果、効率良く練習を行うことができ、演奏会では大学時代と同じぐらいの力を発揮することができた。 続きを読む
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Q.
ファイザーのインターンを通じて最も学びたいこと(500字以内)
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A.
本インターンシップを通じて最も学びたいことは、一般的な生産技術職に対する理解と、貴社独自の特徴についての理解だ。私は現在、開発部門で作り出された新薬を生産し、いち早く医療現場に薬を届けることに貢献できる生産技術職に魅力を感じている。しかし実際、どのようなプロセスを経て薬を作っていくのか、どういった分業が行われているのか、研究所、臨床開発部門との連携は、いつ、どのように行われているのか、など、具体的な仕事内容は実感を持って理解できていない。また、縁の下の力持ちと言われる生産技術職の方々が、何にやりがいを持っているのか、何を大変だと感じているのか、などもわかっていない。こうした疑問を、インターンシップに参加し、工場見学、社員の方からの説明等を通じて解消したい。また、「より健康な世界の実現のために貢献する」という貴社の企業理念が、どういった点で生産技術職に反映されているのか、世界売上高のトップ層を走る貴社ならではの工夫はあるのか、など、生産技術職における貴社独自の特徴がどこにあるのかも、考えながら見学を行い、社員にも積極的に質問することで学びたい。 続きを読む
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Q.
現時点でやってみたいこと(200字)
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A.
製薬企業で、部署の間を繋ぎ、薬の価値の最大化に貢献していきたいと考えている。製薬企業には、臨床開発部、研究所、生産技術部、営業部など、多くの部署があるが、それらが独立して活動を行っていても、薬の価値を最大限に高めることはできない。各部門が連携し、意思伝達を行うことで、社員一人ひとりが薬に対して深く理解し、今後どうしていくべきかを検討していくことができる。私は将来、こうした部門間の架け橋となりたい。 続きを読む