20卒 本選考ES
研究開発職
20卒 | 京都大学大学院 | 女性
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Q.
テルモで取り組みたいこと(800字以内)
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A.
私は貴社で臨床開発職として、製品をなるべく早く医療機関や患者のもとに届けることに貢献したい。研究で作り上げられた製品がどれだけ素晴らしい性能を持っていても、臨床試験で効果が認められない限り、人々の健康に役立つという価値を製品が持つことはない。私は最短で有用な臨床データを集められる試験のデザインを組み立て、製品に価値を与える仕事を行っていきたい。そしてその価値を正確に顧客に伝えていく所まで、責任を持って取り組みたいと思っている。そのために医療機関と、臨床試験の始まりから終わりまで連絡を密に取り臨床試験を正しく遂行していくだけでなく、その結果についても綿密なディスカッションを行っていきたい。また、研究所や工場、営業など他部署の人とも連携し、社内の人が正確に価値を理解した上で生産を進め、顧客のもとに製品を届けられるようにしたい。 続きを読む
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Q.
志望動機(800字以内)
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A.
貴社を志望した理由は、多様な貴社の製品の開発に携わることで多くの患者の健康に貢献したいからだ。私は妹が鬱病になり、家族全員が以前のように楽しい日々を送れなくなる経験をした。それ以降、自分や周囲の人々の健康が、人々が豊かな暮らしを送るために必要不可欠だと考えるようになった。そのため、現在はヘルスケア事業に取り組んで人々の健康に貢献したいと考えている。その中でも貴社は医療機器という分野にとらわれず、ハートシートを代表とする再生医療の技術を用いた製品を開発し、また貴社の注射器を製薬企業が製造したバイオ医薬品を入れた状態で販売するなど、多様な観点で医療従事者や患者が求めるニーズに応えている。私は貴社の多様な技術を用いた製品の開発に携わることで様々なニーズに応え、患者の健康に貢献したいと考えており、貴社を志望している。 続きを読む
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Q.
研究・学業への取り組み方で最も重視したこと(800字以内)
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A.
論文を紹介する時に、相手に納得してもらえる論理立った説明をすることを最も重視している。まず、研究の論理の流れを理解してもらうために論理構造を自分でしっかりと理解し、それを言葉とスライドで明示するようにしている。具体的には、全体として何を目的に研究を行ったのか、それを解決するためにまずはどういった実験を行い、結果はどうなったのか、そこからさらにどのような仮説が生まれたか、という4つの繰り返す流れを強調して説明するようにしている。また、自分が論文を読んでわかりづらかった部分を把握しておき、専門外の人が理解するのに十分な背景知識を他の論文や教科書から引用して、聞き手が理解できているか確認しながら話すようにしている。さらに、全体の流れを一番に理解してもらいたいため、細かい実験条件などの話は質問されない限り説明せず、あくまで大枠を全員が捉えられることに焦点を充てて話すようにしている。こうした取り組みを行った結果、研究室内で説明がわかりやすいという評価を得ることができ、私の研究室が行っている学部生向けの論文紹介ゼミで、代表で見本の発表を任された。 続きを読む
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Q.
学生時代頑張ったこと (800字以内)
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A.
所属していたマンドリンオーケストラサークルで、後輩が辞めてしまう問題を密なコミュニケーションを取ることで解決した。大学2年の時、自分と同じ楽器の後輩たちが半数ほど辞めてしまった。その理由は、楽器が上手になれなかった、パートの雰囲気が好きになれなかったというものだった。それまでは自分より上の先輩が後輩の面倒を見てくれるだろうと思い、後輩に指導したり話しかけりすることをあまりせず、自分の技術向上を優先していた。しかし、他の先輩たちも忙しく、後輩の面倒を見る人が結果的に全くいない状況を作ってしまった。後輩たちが辞めてしまった後、私はこれまでのことを後悔し、次の年から、新しく入ってきた後輩たちが主体的に練習したいと思える環境作りに自主的に取り組むことにした。まず、後輩たちを含めたパートの結束力を高める必要があると思い、率先して例年より多くのパートでのイベントを開催し、親睦を深めた。イベント中は楽器の技術の話など新入生がわからない話は避け、皆が楽しいと思える空気を作るようにした。イベント以外でも部室で練習をしている後輩に積極的に声をかけ仲を深めると同時に、楽器の技術指導や人間関係に関する相談に乗ることで、先輩として信頼を得られるように努めた。特に楽器の技術指導の際は、良い点を褒めた上で指導を行い、後輩の練習意欲が向上するよう配慮した。また、合奏練習の時も、合間の休憩時間に曲の弾き方を指導し、少しでも合奏中に弾ける部分を増やして演奏を楽しんでもらえるよう試みた。こうした取り組みをした上で、忙しい日であっても1日2時間は練習して自身の技術向上に励むことで、後輩達の模範となるようにも努めた。結果、後輩たちが主体的に楽しんで練習に取り組むようになり、それ以降辞めた後輩は一人もいなかった。この経験から、周囲とうまくコミュニケーションを取るよう工夫していくことの大切さを学んだ。 続きを読む
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Q.
自己PR (800字以内)
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A.
私は限られた時間の中で効率的に時間を使い、最大限の力を発揮できる人間だ。現在、マンドリンオーケストラの社会人団体に所属し、演奏会に向けて練習に取り組んでいる。私は大学4年間、マンドリンオーケストラサークルに所属し、大学生活の多くの時間を練習に割いていた。院生になり、社会人団体に所属することにしたが、研究が忙しく大学時代に比べて練習に割ける時間が少なくなってしまった。そこでより効率良く練習する必要があると思い、自分の練習方法を工夫することにした。まず、電車の移動時間などで音源を聞き、曲のイメージを持ってから練習をすることにした。これによって曲を理解しやすくなり、練習時間を短縮することに成功した。また、練習の際は曲の中で楽器の基本的な技術を用いるフレーズを最初に繰り返し練習することで、基本練習と曲の練習を同時に行えるようにした。さらに、朝早く起きて効率良く研究を行うことを心がけることで、夜の練習時間を確保することにも努めた。結果、効率良く練習を行うことができ、昨年の演奏会では大学の時以上の力を発揮することができた。 続きを読む