【消費者の本質を論理的に解明】【16卒】Ａ．Ｔ．カーニーの夏インターン体験記（コンサルタント）No.27（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

外コンは数もそんなに多くないのでとりあえず全部受けようという感じで出しました。きっかけとしては本屋さんで業界地図を見たことです。

筆記試験を越えなければ何も得られないと思っていたので、判断推理と数的推理、クリティカルリーズニングの勉強はしておきました。

国内シェア2位の電機メーカーの薄型テレビ国内出荷台数のシェアアップの施策を考えて下さい。

前半にやったこと

インターンの説明が終わってからはひたすら個人ワークでした。毎日一回メンターさんとの面談があったので、そこまでに仮説をつくってもっていくという感じでした。

後半にやったこと

最終日に1人でプレゼンするのでそこにむけて毎日個人ワークでした。日経テレコンとジェトロ図書館を自由に使えるのでデータはそこや市場に直接出て集める感じでした。

メンターさんや他の社員さん、パートナーの方、人事の方でした。

なし

メンターさんから「アイデアを多発するのは悪いことではない。けれども、それ以上に消費者や商材の本質的な価値を論理的に分解しないと施策は見えてこない」というアドバイスを頂きました。

どういう軸で切ればいいのか、それを何度も何度も考えるのがすごく大変でした。実際の消費者を何度も具体的にイメージして、その消費者の行動をしっかりと言語化して段階化する作業が時間がかかりました。

その商材の本質的な価値は何かをしっかり考えるようにとメンターさんに言われたのが印象に残っています。テレビならば家庭の中心で情報を可視化する機械というように。そうすることで何が付加価値となり得るのか考えられるようになりました。

フレームワークとかありがちな考え方以上に、物事を言語化することと、商品の本質的な価値は何かを考えることを日常からやっておくべきだと思いました。

若手の社員さんたちが何度も部屋を訪ねて議論に参加してくれたりしたのと、オフィスで働いている社員さんの様子を垣間見れたので自分が入社した場合どのようなスタイルで仕事をするのかを想像することができました。

正直まだ能力不足だったと思わされました。メンターの方や面接官の方々と議論していると物事の構造化のスピードも正確さもまだまだかなわないレベルだと思わされました。人間的な部分では熱意(何度ひっくり返されてもあきらめない気持ち)と、思考体力を重視している感じでした。そこはある程度評価して頂いたと思います。

働いている方々の切れ味のいい議論に惹かれました。自分もプロのコンサルタントとして彼らのように求められる人になりたいと思わされました。ジョブ中にオフィスの様子とかも見られたので、六本木の森ビルで働く「The外資系」のスタイルもよかったです。

選考過程のジョブなので、そもそもジョブを通過しないと先には進めません。ジョブは個人ワークなので、特に何人通過させるとかはなく絶対評価のようです。

わりと最初からコンサルを見ていました。基本的に、企業としては外資の戦略、日経ファームを見ていて、一応ITコンサルタントとして働くキャリアも考えてアクセンチュアのITコンサルタントや総研のIT部門も見ていました。

元々コンサルの業界を中心に見ていたので特に志望度に変化はなかったです。ただ、就職活動としてはもっと自分を鍛えた方がいいと思わされたので、もっといろんなことを考え、ちゃんと言語化する練習をするべきだと思いました。