【生保業界の新たな発見】【22卒】明治安田生命保険相互会社の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16527（上智大学/女性）（2021/7/13公開）

金融業界を中心に就職活動を進めていたが生命保険会社は１社もインターンシップに参加したことがなかったため応募した。また、中堅生保よりもCMなどでも目にする機会が多い有名な大手企業のインターンシップから参加してみようと思ったから。

過去のエントリーシートを参考にした程度である。この企業は他社とは異なり面接やグループディスカッションがないため特別な準備は不要である。

エントリーシートかWEBテストの成績が重視されていると思われる。しかし、インターンシップの参加者は非常に多いため、難易度は総じて低めであると思われる。

自分の好きな部署を選ぶことができるため、部署ごとに行う内容は異なるようである。私の参加した部署は社員との座談会であった。

業界・企業説明→各部署に分かれて体験（グループワークや座談会等）

生命保険業界における海外事業の必要性と事業内容

明治安田生命保険について知り、各部署の業務を体験する

1日目にやったこと

1日目はひたすら生命保険業界についての説明や企業説明、また職種が複数あるため、職種ごとの業務内容やキャリアパスなどの説明を受けた。1日目はオンライン上で説明され続けるだけなのでインターンシップらしさはなかった。

2日目にやったこと

2日目は自分の好きな事業部を選び、その事業部ごとにインターンシップを行う。そのため、２日目に行う内容は事業部ごとに大きく異なるようである。私の参加した事業部では事業部の説明がされたあと、社内の様子を動画で見て学び、その後先輩社員との座談会が行われて終了した。

なし

1日目の説明会の場面ではzoomのウェビナーを用いて行われたため、社員との関わりどころか他の学生との関わりは一切なかった。２日目に関しては座談会がメインで行われたため、事業部の特徴や女性の働き方等について質問を行うことができた。

グループワークなどもなく、大したことをやっていないため大変だったことは正直あまりない。強いて言うならば、一方的に話を聞き続けるのは苦痛であった。特に1日目の前半ではひたすら人事部の社員が誓約書を読み上げているだけの時間があり、そのような生産性のない時間は苦痛であった。

他の学生との関わりはほとんどなかった。1日目はウェビナー形式でのインターンシップであったため、学生が何人ほど参加しているのかさえもわからなかった。また２日目に関しても座談会であったため、他の学生と顔を合わせることはあったが会話をすることはなかった。

生命保険業界における海外事業について学べた点はよかった。私のような学生からすると生命保険は馴染みのない存在であり、国内の事業に関してもあまり知らない人が多いと思う。そのため、海外事業ではどんなことをやっているのか、日本国内の事業とは何が異なるのかを学べたのは良かった。

生命保険業界はどのような事業を行なっているのかをもう少し調べておくと良いと感じた。特に、インターンシップ2日目は自分で好きな場所を選ぶことができるため、それぞれの部署でどのような仕事を行なっているのか把握しておくとスムーズに希望部署を選べたと思う。

社員との交流や他の学生との交流が少なかったためあまりこの企業で働くイメージは持てなかった。しかし、複数ある職種のそれぞれの業務内容についての説明は詳しくされていたため、自分に向いていなさそうな職種と向いていそうな職種は把握することができた。

このインターンシップに参加しただけでは本選考で内定が出るかどうかは正直わからなかった。特に他の学生との関わりが全くなかったため、他の学生がどのような存在であるのかを知ることができなかった。他者と比較した自分の状況を把握することができなかったため、内定が出るか判断できなかった。

サマーインターンシップが新型コロナウイルスの影響により延期となり、準備期間があったのにもかかわらず、非常にクオリティーの低いインターンシップであったため。また、他社と比較して通信トラブルが非常に多く、原因も企業側にあるものばかりであった。このような様子を見て、この企業にはコロナウイルスなどの不測の事態が発生した場合に対応する能力がないのではないかと感じた。将来ますます様々な変化が起こることを考えるとこの企業に入社することに対して不安を覚えたため志望度が下がった。

インターンシップ参加者は早期選考に応募することができるため、インターンシップに参加していない学生との比べると有利であると考える。また、本選考の動画面接が免除されるため、テストセンターを受験するところから本選考はスタートするなど特典は多い。

インターンシップ参加前は生命保険業界といえば保険の営業のイメージが非常に強かったため、あまり見ていなかった。しかし、志望業界を広げたいという思いから生命保険業界のインターンシップに応募した。インターンシップのクオリティーが低かったため、明治安田生命の志望度は上がらなかったが、海外事業を行っていることに少し興味を持ったため、別の生命保険会社のインターンシップに参加してもう少し勉強しようと思い複数社エントリーした。

生命保険業界の会社といえば個人宅に飛び込み営業を行うイメージが非常に強く、あまり良い印象を持っていなかったが、実際は法人営業として企業の福利厚生のための提案をしたり、資産運用、海外事業等の幅広い業務を行なっていることを学び、必ずしも個人営業だけではないというイメージに変わった。また、一般的に総合職は営業体験はするものの一定期間後は営業以外の業務に携わる場合も多いことがわかった。