【新たビジネスを創造】【22卒】第一生命ホールディングスの冬インターン体験記（文系/基幹職）No.15618（上智大学/女性）（2021/6/18公開）

生命保険業界に興味を持っていたため、四大生保の一角である第一生命のインターンシップに参加して、企業理解に役立てたいと感じたから。また、他社は相互会社の形態を多く取っている一方で、第一生命は四大生保唯一の株式会社である点にも興味を持ったため。

生命保険業界に興味を持っている理由を明確にするように意識した。また、企業のホームページを見て、理念に一致するエピソードを自分なりに考えて書いた。

他の四大生保はESとWEBテストのみで合否が決まることもあった一方で、第一生命は面接があったため、人柄を重視しているのではないかと感じた。

些細なグループワークがたくさんあり、大半の時間をグループのメンバーと過ごした。
一番大きなグループワークは「企業とコラボレーションをして新たビジネスを考案せよ」というお題である。

1日目は第一生命に関する講義。２〜４日目は講義とグループワークを繰り返す。また、座談会も用意されていた。

株式会社であることのメリット、関連会社の事業内容

企業とコラボレーションをして新たビジネスを考案せよ

前半にやったこと

1日目は人事の方が第一生命や業界についてのレクチャーをしてくださり、理解を深める場となっている。また、2日目以降のスケジュールの説明等を受ける。時間は半日程度である。

後半にやったこと

2日目以降は、最初にグループワークの説明がされ、「若者の加入者を増やすための施策を考える」等のグループワークが何度も行われた。グループワーク終了後には担当者から解説やフィードバックがされる。

人事部社員

ディズニーグッズ

インターンシップ中はあまり社員と関わる機会は多くなかったが、たまにブレイクアウトルームに顔を出し、アドバイスをくださることもあった。また、座談会の時間にはお話をする機会もあった。

どのワークも時間が比較的短めに設定されているため、時間内に終わらせるために苦労した記憶がある。また、業界についての知識が乏しい学生が多かったため、前提条件をすり合わせるために苦労した。学生の中にはあまり論理的ではない意見を述べる人もいたため、論理の飛躍を防ぐように促すことに苦労した。

グループワークの時間が非常に長かったため、同じグループの学生とは話す時間が多かった。どのような業界を志望しているのか等の情報共有をすることができた。

株式会社形態を取っている第一生命にはどのようなメリットがあるのかを知ることができ、その後の面接で志望動機を話す際に差別化を図ることができた。また、テレワークが盛んに行われている点や私服勤務が導入されている点などは実際にインターンシップに参加して社員の肩の様子を見たからこそわかる部分であると感じた。

相互会社形態であることのメリットデメリットをしっかりと理解した上でインターンシップに参加した方が、株式会社形態をとっている第一生命の特徴がより理解できると感じた。

社員の方がテレワークや私服出勤をしているなどの自由な社風が自分には向いているように感じたためである。まあ、座談会を通じて良い面だけではなく、残業時間の不満等のネガティブな面も聞くことができ、より入社後の働き方についてのイメージを持つことができた。

インターンシップに参加してもこれと言った優遇は存在しないため、内定がでるかどうかは本選考でいかに自分らしさを伝えることができるかにかかっていると感じた。しかし、インターンシップで業界についての知識をつけることができたため、インターンシップに参加していない学生よりは有利になるのではないかと感じた。

インターンシップに参加する前は正直大手生命保険会社の違いは良くわからなかったが、インターンシップに参加することによって、株式会社であるメリットを学べたり、比較的新たなことに挑戦する姿勢の強い社風であることなどを感じ取ることができたため志望度が上がった。

インターンシップに参加しても選考に直結するような優遇はないため、特に有利になることはないと感じた。しかし、企業の理解が深まるといった点では有利になるのかもしれない。

インターンシップに参加する前から金融業界全般を中心に興味を持っていたが、生命保険業界のインターンシップに参加して以降は、証券会社等のあまり興味のなかった業界は見るのをやめて、生命保険業界を中心に見るようになった。その後の就職活動は大手生命保険会社だけではなく、中堅生保とよばれる企業や外資系生保も見るようになった。

インターンシップに参加する前は金融業界の企業の一つということもあり、古い文化の残る堅い企業のイメージを持っていたが、インターンシップに参加してみて、テレワークや私服勤務等の新たなことに挑戦する文化が強い企業であることがわかり、いい意味で金融らしくない企業だと感じた。また、海外事業にもかなり力の入れている企業であることがわかった。