1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事、人事課長【面接の雰囲気】とても和やかで、人事の方や会社の温かい雰囲気が伝わってきた。私の回答に対して同調するようなコメントをしてくださり終始笑いがあった。【自分が大切にしている考え方について3分間プレゼンテーション】大切にしている考え方について発表します。私が大切にしているのは「見逃し三振より空振り三振」という言葉です。意味は何もやらずに後悔するより、まずは挑戦してみてから反省すればいいということです。私は何か判断に迷ったときは、この言葉に従ってチャレンジする道を選ぶようにしています。このことが具体的に顕れたエピソードを一つご紹介します。それは研究室に配属され、卒業研究のテーマを選ぶ際のことです。所属研究室では、お2人の先生がそれぞれ「がん」と「薬物動態」について研究をしていらっしゃいます。一般的にはそのどちらかを選んで取り組むことになるのですが、私はどちらにも興味があり、迷っていました。多くを学びたいという好奇心や、チャレンジできる環境があるならチャレンジしたいという思いと同時に、学科の時間割は非常にタイトで忙しく、両方に手を出してもどちらも中途半端になってしまうのではないかという不安がありました。そこで私は大切にしているモットーに従い、両方を選ぶことに決めました。主テーマとしているがんの研究は、ヒト医療に応用できる内容であり、ミクロな世界を追求する楽しさがあります。副テーマの薬物動態は、動物園に協力してもらって実験を行っているので、結果を臨床に活かせる喜びがあります。全く異なる内容ですので、技術の修得に苦労しました。しかし、薬物動態で培った技術をがんの研究に応用できた出来事があり、大きな達成感を得ることができました。【薬物動態とはなんですか】薬物が体に入った後、どのように吸収されて代謝されて体から出ていくのかを研究する学問です。それがわかると安全に服薬するために必要な、薬を飲む量や回数を決めることに役立ちます。動物では人ほど研究が進んでいないことが多く、今後解明していくことが重要です。医療機器のメーカーだからか、薬学(薬物動態、薬力学、毒性学)についてはあまりお詳しくないようだった。そうとは知らなかったので、私はプレゼンテーションの中で薬物動態について特に説明しなかったが、もっと相手の立場を考えて説明を構成するべきだったかもしれない。人事の方は元々研究部門にいらっしゃった方なので、理系の基本的な知識は備えていらっしゃるのだと思う。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】性格的な明るさを出せたこと。研究については二次面接で尋ねられるということもあり、一次面接では人間性を重視している感じがした。
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