【21卒】ソルクシーズのシステムエンジニアの最終面接詳細 体験記No.10472（大阪大学大学院/女性）（2020/7/21公開）

web面接だったのですが通信状況が悪く音声が聞き取りづらい状況でした。それでも冷静に対応した態度が評価されたそうです。

役員の方が2人いて、一次面接の人事の方が司会をしていました。硬い雰囲気はありますが決して圧迫感はなかったです。

研究内容について教えてください。

私はアミノ酸と金属錯体を組み合わせた新規機能性高分子の合成を行っています。らせん構造をもつポリアミノ酸において、アミノ酸間に剛直なスペーサー分子として金属錯体を組み込むと、そのらせん径・ピッチ長が大きくなります。これを「拡張型ポリアミノ酸」と呼んでおり、アミノ酸と金属錯体の多種多様な組み合わせによる新たな物質群の創成と合成手法の確立を目指しています。これによりらせん構造の自在な設計が可能となれば、タンパク質である酵素において、その反応空間を模倣することで酵素反応の解明が期待できると考えられます。当研究室では過去に白金錯体を組み込んだ拡張型ポリロイシンの合成を試みましたが、モノマーの溶解度が低く高分子化が困難でした。そこで金属錯体骨格に嵩高い置換基を導入することで、溶解度の向上およびその高分子化を達成しました。現在は得られたポリマーについて、重合度の決定など詳細な解析を行っています。

あなたがこれまでに直面した課題の中で、問題の本質を捉え対策を立案したことについて理由も合わせて教えてください。

私が直面した課題は、部活動におけるプレイヤーとマネージャー間の閉鎖的な人間関係の改善です。私が上級生になった当初は、お互いの意見や要望が共有できておらず、信頼関係が築けているとは言い難い状態でした。私は、自分を含む上級生が意見の衝突を恐れていること、またそもそも意見を交換する場が少ないことが問題であると気付き、チームスポーツにおいて強くなるためには部員全体の信頼関係が必要不可欠だと考えました。そしてマネージャーの代表として、月に一度下級生を含めた全体ミーティングを行いお互い直接意見を交換することを主将に提案し、その企画・運営を主導しました。その結果、上級生が積極的に発言することで徐々に下級生からの意見も増え、学年や役職関係なく意見を言い合える関係性を築くことができました。この経験から、課題に直面した際には問題点を明らかにし、自分なりに解決策を考え発信することを心がけています。